Z世代が選ぶ2024年下半期トレンドランキング発表！12月3日公開

『Z世代が選ぶ2024年下半期トレンドランキング』の発表

株式会社N.D.Promotion、株式会社ALL BLUE、株式会社Materialの3社で構成されたZ世代を対象としたシンクタンク組織「Z総研」は、2024年下半期のトレンド調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、Nom de plume（ノンデプルーム）の読者であり、トレンドに敏感なZ世代女子を中心としたリアルZ世代コミュニティのメンバーを対象に行われました。

調査結果は、Z世代の生活や価値観を反映したトレンドが浮き彫りになり、特にヘルシー志向の食べ物や、共通の趣味を持つコミュニティの重要性が強調されています。また、2025年上半期のネクストトレンド予想も公開され、今後の流行を先取りする内容となっています。

2024年下半期トレンドの傾向

調査結果から見えてきたトレンド傾向は以下の通りです。

• トレンド傾向①：自分流にアレンジができてヘルシーな食べ物が上位にランクイン
• トレンド傾向②：共通の趣味やエリアを軸にした緩いコミュニティでの楽しみ
• トレンド傾向③：ショート動画がトレンドのきっかけに
• トレンド傾向④：“ありのままの自分”をポジティブに肯定する傾向

トレンド傾向①：ヘルシーな食べ物が人気

2024年下半期の流行った食べ物・飲み物では、『アサイーボウル』『グリークヨーグルト』『麻辣湯』がトップ3に選ばれました。特に、アサイーボウルは、美味しさとダイエット効果が評価され、Z世代の間で人気を博しています。

自分で作ったものをSNSにシェアすることが増えたため、アレンジの幅が広い食べ物が注目されています。健康志向の高まりとともに、自分流の食生活を楽しむ傾向が見られます。

トレンド傾向②：緩いコミュニティの重要性

最近では、特定の趣味やエリアを共有する「界隈」が重視されています。流行った言葉には『風呂キャンセル界隈』や『〇〇界隈』があり、自らが所属するコミュニティ内での共感や楽しみを大切にする価値観が定着しています。

このような傾向は、一般受けを狙うのではなく、特定の仲間内での楽しさを求めるZ世代の姿勢を反映しています。

トレンド傾向③：ショート動画がトレンドの起点に

ショート動画が流行に与える影響は増大しています。流行った言葉の中には、TikTokなどのショート動画をきっかけに広まったものが多く、例えば『うますぎやろがい』や『さつまいもタイム』がその一例です。

これらのフレーズは、Z世代の間で気軽に真似しやすく、瞬時に広がる特徴があります。流行ったアイドルやアーティストも、ショート動画の振付を取り入れたものが多く、親しみやすいコンテンツが支持を集めています。

トレンド傾向④：自己肯定感の重要性

流行った曲やYouTubeチャンネルには、“ありのままの自分”をポジティブに受け入れるコンテンツが多く見られます。例えば、『かわいいだけじゃだめですか？/CUTIE STREET』や、YouTubeチャンネル『コノリリ』などが上位にランクインしています。

これにより、Z世代は自己肯定感を高めることが重要視されており、他者との比較ではなく、自分自身を大切にする価値観が広がっています。

流行った言葉や食べ物、コスメのランキング

調査における具体的なランキングは以下の通りです。

流行った言葉

流行った食べ物・飲み物

流行ったコスメ・美容グッズ

2025年上半期のネクストトレンド予測

Z世代の約12万人を対象に行った「2025年上半期ネクストトレンド予想」も注目されています。以下にその一部を紹介します。

• ファッション・メイク：Y3K – K-POPアイドルの近未来的なファッションとメイクが可愛い。
• 食べ物：チャンククッキー – ボリューム感があり、見た目も可愛い。
• インフルエンサー：アレン様 – 運が良くなるホーム画面が話題。
• ファッション：ノームコア – ラフなスタイルが人気。

Z総研について

Z総研は、国内初となる「Z世代」を研究対象としたシンクタンク組織です。Z世代に特化したマーケティングパートナーとして、企業やメディアに対して調査結果や専門知識を提供し、クリエイティブプランの提案を行っています。

Z総研の公式サイトやSNSも活用し、リアルZ世代コミュニティとの連携を強化しています。Z世代にヒアリングしたい企業や、コミュニティに参加したい方は、公式サイトを訪れることをお勧めします。

以上の情報から、Z世代のトレンドや価値観の変化が明らかになりました。ヘルシー志向や自己肯定感の重要性が高まる中で、今後の流行にも注目が集まります。