青山美智子×田中達也のコラボ小説『遊園地ぐるぐるめ』2025年3月5日発売
ベストカレンダー編集部
2024年12月3日 18:44
コラボ小説発売
開催日:3月5日
人気作家とミニチュア写真家のコラボレーション
2024年12月3日、株式会社ポプラ社は、人気作家・青山美智子さんとミニチュア写真家・田中達也さんによる豪華コラボ小説の刊行を発表しました。この作品は2025年3月5日に発売される予定で、両者の創造力が融合した新しい物語が展開されることが期待されています。
青山美智子さんは、デビュー作『木曜日にはココアを』で宮崎本大賞を受賞し、その後も『お探し物は図書室まで』や『赤と青とエスキース』で本屋大賞にノミネートされるなど、多くの文芸ファンから支持を受けている著名な作家です。一方、田中達也さんは、ミニチュアの視点で日常の物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を発表し続けており、Instagramのフォロワーは390万人を超えるなど、幅広い人気を誇っています。
コラボ小説『遊園地ぐるぐるめ』の魅力
今回のコラボ小説のタイトルは『遊園地ぐるぐるめ』です。この作品は、青山さんが田中さんの作品を見てインスパイアされて物語を執筆し、その物語を読んだ田中さんが新たなアート作品を創作するという、前代未聞の創作プロセスを経ています。
本作には、WEBアスタでの連載に加筆された内容のほか、書き下ろしの短編小説2話とアート作品4点が収録されています。物語は、日常から少し離れたワンダーランドを舞台に、訪れた6人のお客さんがアトラクションを全力で楽しむ様子を描いています。忙しい日常や悩みを忘れ、自分の中にある「楽しむ」心を取り戻すことができる喜びに満ちた作品です。
あらすじの詳細
『遊園地ぐるぐるめ』では、訪れたお客さんたちが遊園地での楽しいひとときを通じて、各々の悩みや不安に新たな心持ちで向き合う姿が描かれています。日常生活のストレスから解放され、心が満たされる瞬間を体験することができる連作短編小説です。
この物語は、読む人にとって心温まる体験を提供し、日常の中に潜む小さな幸せを見つける手助けとなることでしょう。
著者プロフィール
青山美智子さんは1970年生まれで愛知県出身、現在は横浜市に在住しています。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務し、その後日本に帰国して出版社で雑誌編集者としての経験を経て作家活動を開始しました。彼女の作品は多くの賞を受賞しており、特に『お探し物は図書室まで』は、2023年の「TIME」誌が選ぶ必読書100冊に唯一の日本人作家の作品として選ばれました。
田中達也さんは1981年熊本生まれで、2011年からミニチュアの視点で日常の物を見立てたアートに取り組んでいます。彼の作品は国内外で展覧会が開催され、累計270万人以上の来場者を記録しています。また、絵本『おすしが ふくを かいにきた』は静岡書店大賞の児童書部門で大賞を受賞し、他にも数々の賞を受賞しています。
著者の主な業績
著者名 | 主な業績 |
---|---|
青山美智子 | 『木曜日にはココアを』宮崎本大賞受賞 『お探し物は図書室まで』本屋大賞第2位 |
田中達也 | 『おすしが ふくを かいにきた』静岡書店大賞大賞受賞 MINIATURE LIFE展来場者数270万人突破 |
書籍情報と発売日
『遊園地ぐるぐるめ』は、青山美智子さんと田中達也さんの共著として、2025年3月に発売される予定です。仕様は単行本で四六判、224ページの内容となっています。この書籍は、両者のファンのみならず、新しい読書体験を求める方にも楽しんでいただける作品となるでしょう。
このコラボ小説は、青山さんと田中さんの独自の視点と創造力が交差することで生まれた、今までにない新しいストーリーを提供します。読者にとって、日常の中に潜む楽しさや幸せを再発見するきっかけとなることが期待されます。
まとめ
人気作家・青山美智子さんとミニチュア写真家・田中達也さんによるコラボ小説『遊園地ぐるぐるめ』は、2025年3月に刊行予定です。両者の独自の視点が融合したこの作品は、日常からの一時的な逃避を提供し、心温まる体験をもたらすことでしょう。
以下に、本記事で紹介した内容をまとめます。
内容 | 詳細 |
---|---|
作品名 | 遊園地ぐるぐるめ |
著者 | 青山美智子、田中達也 |
発売日 | 2025年3月5日 |
ページ数 | 224ページ(予) |
特徴 | 連作短編小説、アート作品を収録 |
この作品は、読者に新たな視点を提供し、心に残る体験をもたらすことが期待されています。