暦データの出典と精度

ベストカレンダーが掲載する暦の値は、国立天文台と内閣府が公表する数値と、暦の業界で受け継がれてきた計算規則にもとづいています。対応する1926年から2080年まで、すべての年を同じ基準で計算しています。

  • 二十四節気・月の満ち欠け・日の出入などは、国立天文台の公表値と照合しています(照合の件数と結果は下の表)。
  • 国民の祝日は、内閣府の公表値(1955〜2027年の1,067件)とすべて一致しています。
  • 六曜・吉日・旧暦には公的な定めがなく、暦本の規則にしたがっています(入り口の新月・節気は国立天文台の値)。

何を、どこから取っているか

掲載している値と根拠
掲載している値根拠補足
二十四節気・雑節国立天文台「暦要項」毎年2月に翌年分が官報で公表されます
新月・上弦・満月・下弦、月齢国立天文台「暦要項」時刻は日本標準時。月齢は新月の時刻から数えます
日の出・日の入/月の出・月の入(47都道府県)国立天文台の定義で計算日の出入は太陽の上辺、月の出入は月の中心が地平線に一致する時刻。大気差35′8″、標高0メートル、地点は「各地のこよみ」の経緯度
月食・スーパームーン国立天文台「暦象年表」種類・時刻・日本での見え方
国民の祝日・振替休日内閣府「国民の祝日について」春分の日・秋分の日は暦要項の公表で確定します
旧暦(月日・閏月)国立天文台の朔・中気に天保暦の規則を適用旧暦は現在の日本の公的な暦ではありません(下記)
六曜旧暦の月日から算出
吉日(一粒万倍日・天赦日・寅の日など)・不成就日暦本に伝わる規則節切りの月(節入りの時刻は国立天文台)と十干十二支の組み合わせで決まります
十干十二支連続する日数から算出
月の星座黄道十二宮(黄経30度ごと)その日の春分点を基準とした月の位置

計算の方法: 太陽と月の位置は、NASA ジェット推進研究所の天体暦(JPL DE440s)を Skyfield で計算し、国立天文台と同じ定義(日の出入の基準・大気差・その日の春分点)に揃えています。そのうえで、国立天文台の公表値と下の表のとおり照合しています。

公的に定められているもの、いないもの

二十四節気や日の出入りのような天文の値は、国立天文台の計算値が唯一の公的な数値です。国民の祝日は法律で定められ、日付は内閣府が公表しています。

いっぽう旧暦・六曜・吉日は、法律や官報で定められたものではありません。旧暦は明治6年(1873年)の改暦以降、日本の公的な暦ではなく、現在使われている旧暦は、暦の業界が天保暦の規則にしたがって計算し続けているものです。六曜や吉日も同じく、暦本と市販のカレンダーに受け継がれてきた規則によります。

ベストカレンダーは、こうした値についても計算の入り口には国立天文台の数値(朔・中気・節入り)を使い、そこから先の規則は暦本の慣行に合わせています。天文の値と、慣行にもとづく値を、同じ根拠で並べているわけではないことを明示しておきます。

2033年から2034年の旧暦

この期間は、天保暦の規則だけでは閏月の置き方が一つに決まりません。ベストカレンダーは日本カレンダー暦文化振興協会の勧告にしたがい、閏11月としています。市販のカレンダーや暦の多くもこの扱いです。

公表値との照合

照合した値と結果(公表値の取得日: 最終 2026年9月5日)
照合した値出典範囲件数結果
二十四節気 暦要項 2005・2010・2017・2020・2023・2025・2026・2027年 192件 日付がすべて一致
雑節(節分・彼岸・土用・八十八夜・入梅・半夏生・二百十日) 暦要項 2005・2010・2017・2020・2023・2025・2026・2027年 88件 日付がすべて一致(社日・二百二十日は暦要項に載らないため照合していません)
新月・上弦・満月・下弦 暦要項 2005・2010・2017・2020・2023・2025・2026・2027年 396件 日付と月相がすべて一致。時刻は1分以内(当サイトは秒を切り捨てて分で表示するため、公表値より1分早く見えることがあります)
東京の日の出・南中・日の入 各地のこよみ 2025〜2027年の一部の月(489日) 1,467値 1,465値が分単位で一致。2値は秒の丸めが分の境界をまたぐ1分差
東京の月の出・南中・月の入 各地のこよみ 2025〜2027年の一部の月(458日) 1,327値 1,326値が分単位で一致。1値は秒の丸めが分の境界をまたぐ1分差
札幌・大阪・福岡・那覇の日の出入・月の出入 各地のこよみ 2026年の1か月ずつ(122日) 719値 すべて分単位で一致
月食 暦象年表 2009〜2027年 45件 日付と種類(皆既・部分・半影)がすべて一致。日本で見える月食の欠け始め・最大などの時刻89値のうち88値が分単位で一致、1値は丸めの境界の1分差
満月の時刻と地球からの距離(スーパームーン) 暦象年表 2009〜2027年 73件 満月の時刻が分単位ですべて一致、距離は1km以内。国立天文台が「その年で地球に最も近い満月」を発表している年は、その日も一致
月の位置(月の星座) 暦象年表 2021〜2027年の毎日0時 2,556日 月の黄経の差は0.02分角未満、月の星座の食い違いはなし
国民の祝日・振替休日・国民の休日 内閣府「国民の祝日について」 1955〜2027年 1,067件 日付がすべて一致

照合していない範囲

  • 国立天文台が公表しているのは翌年分までです。それより先の年(2080年まで)は、照合した年と同じ定義で計算した値です。
  • 二十四節気・新月などを照合したのは上の表の年だけです。1926年から2004年を含む、表にない年は同じ計算で求めた値です。
  • 日の出入・月の出入の照合は、東京と札幌・大阪・福岡・那覇の一部の月です。そのほかの地点は同じ定義で計算しています。
  • 月齢と、社日・二百二十日は、公表値との照合をしていません。

訂正の方針

公表値と違う値のご指摘は、日付と項目を添えて下のお問い合わせ先へお知らせください。公表値と照合し、誤りであれば、その値だけを書き換えるのではなく、計算の入り口(新月・節気・定義)を直して全期間を計算し直します。サイト・PDF・Excel・カレンダー購読は同じデータから作っているので、まとめて差し替えます。値が変わったものは、下の訂正履歴に載せます。

訂正履歴

これまでに直した値(新しい順)
日付対象範囲何が変わったか
2026-09-23 吉日のカレンダー購読(年ごと)の説明文 17種 説明文の種類の表記とリンク先を直しました(日付・予定の名前は変わりません)
2026-09-23 暦のページの題名(年に何回もある日) 公開中の2ページ 次の1日だけのように読める題名を、その年の回数と日付がわかる題名に直しました(日付の値は変わりません)
2026-09-07 月食・満月(スーパームーン) 2020〜2027年 月食の日付を日本時間に直し、時刻・日本での見え方・種類を国立天文台に合わせました。満月の時刻と地球からの距離も国立天文台の値に揃えました
2026-09-07 振替休日・国民の休日 1949〜1985年の62日 法律の施行より前の年に出ていた振替休日・国民の休日を削除しました(1986年以降は変わりません)
2026-09-07 日の出・日の入/月の出・月の入 47都道府県・全期間 国立天文台と同じ定義(日の出入は太陽の上辺、大気差35′8″、地点の経緯度)に揃えました。最大2分の差が解消しました
2026-09-07 新月・上弦・満月・下弦 4件(1970年・1995年・2010年・2035年の1月1日) 抜けていた月相を補いました(月齢は変わりません)
2026-09-07 月の星座・天体の位置 2021〜2029年(月の星座28日) 基準とする春分点をその日のものに揃えました
2026-09-05 旧暦・不成就日 2033年 同じ旧暦の年に閏月が2つ出ていたのを、閏11月の1つに直しました
2026-09-05 旧暦・六曜・不成就日 2017年・2033年・2051年 旧暦の月の始まり(朔)を国立天文台の値に合わせました
2026-08-27 社日 2020〜2029年の20件のうち15件 春分・秋分に最も近い戊(つちのえ)の日になるよう直しました
2026-08-27 吉日 1920〜2079年の2,010件 存在しない日付(9月31日など)に付いていた吉日を削除しました
2026-08-27 一粒万倍日・天赦日・母倉日・月徳日 1920〜2079年の941件 節入りの時刻を国立天文台と同じ定義(その日の春分点)で計算し直しました

対応する年

1926年(大正15年・昭和元年)から2080年まで、すべての年で六曜・旧暦・吉日・月齢・二十四節気・十干十二支をご覧いただけます。日の出入りは47都道府県すべてについて同じ期間に対応しています。月の星座のみ、2021年から2029年までの掲載です。

お問い合わせ

掲載値についてお気づきの点がありましたら、運営会社 株式会社SATY(contact@satyinc.co.jp)までご連絡ください。公表されている数値との違いをご指摘いただける場合は、該当する日付をお知らせいただけると助かります。

暦データのよくある質問

六曜や吉日は国が決めているのですか?

いいえ。六曜・吉日・旧暦は法律や官報で定められたものではなく、暦本と市販のカレンダーに受け継がれてきた規則です。当サイトは、計算の入り口(新月の日時・二十四節気の日時)に国立天文台の値を使い、そこから先は暦本の規則に合わせています。

公表値と違う値を見つけたらどうすればよいですか?

下のお問い合わせ先に、日付と項目を書いてお知らせください。公表値と照合し、誤りであれば計算の入り口(新月・節気・定義)を直して、サイト・PDF・Excel・カレンダー購読をまとめて差し替え、このページの訂正履歴に載せます。

何年から何年まで対応していますか?

1926年から2080年までです。国立天文台が公表しているのは翌年分までなので、それより先の年は同じ定義で計算した値です。

2026年9月24日現在の情報です(データ最終更新: 2026年9月24日)。出典: 国立天文台 暦計算室 / 内閣府「国民の祝日について」