博多どんたく港まつり (年中行事 5月3日)
- 開催日
- 毎年5月3日・4日
- 起源
- 博多松囃子(治承3年・1179年)
- 観客動員数
- 2日間で200万人以上
- 名称の由来
- オランダ語「Zondag(休日)」
- 現名称制定
- 1962年(昭和37年)
- 主催
- 福岡市民の祭り振興会・福岡商工会議所
日本最大規模の参加型市民祭りとして知られる「博多どんたく港まつり」は、毎年5月3日・4日の2日間、福岡市の街なかを舞台に繰り広げられます。2日間の観客動員数は200万人を超え、この数字は国内の祭りのなかでも際立った規模です。
その起源は平安時代末期にさかのぼります。治承3年(1179年)を始まりとする「博多松囃子(はかたまつばやし)」が直接の源流で、江戸時代には福岡藩主・黒田氏のもとへ正月15日に年賀の表敬訪問を行う行事として定着していました。福禄寿・恵比須・大黒天の三福神に扮した行列が城へと向かう光景は、博多の正月の風物詩でした。
「どんたく」という名前の由来はオランダ語の「Zondag(ゾンターク)」、つまり「日曜日・休日」を意味する言葉です。江戸時代に長崎経由で入ってきたオランダ語が博多の言葉として根付き、祭りの名前になりました。
明治5年(1872年)、松囃子は「文明開化にそぐわない」として福岡県から禁止令を受けます。以後75年間にわたって途絶えていましたが、戦後の1947年(昭和22年)に市民の手で復活を遂げました。当初は5月24日・25日の開催でしたが、1949年(昭和24年)から憲法記念日(5月3日)に合わせて現在の日程に変更されています。
1962年(昭和37年)には「福岡市民の祭り振興会」が結成され、「博多どんたく港まつり」と正式に改称。一般市民が参加できる形式が確立され、現在では数千人規模の市民パレードが那珂川沿いや商店街を練り歩きます。三味線・笛・鉦のどんたく囃子に合わせ、しゃもじを打ち鳴らしながら踊るのがこの祭り特有のスタイルです。しゃもじを叩くリズムとどんたく囃子は、博多の街に春の訪れを告げる音です。840年以上の歴史を持ちながら、市民が主役であり続けている点が博多どんたくの核心にあります。
5月3日の他の記念日
5月3日のカレンダー情報
5月の二十四節気・雑節
- 立夏(りっか) 5月5日(火)
- 小満(しょうまん) 5月21日(木)
- 八十八夜(はちじゅうはちや) 5月2日(土)