日比谷サローの日 (記念日 3月6日)
終戦からわずか4年、復興途上の東京で、日比谷公園の緑の中にひとつのレストランが産声を上げました。1949年(昭和24年)創業の「日比谷サロー」です。日本で初めて屋外テラスを設けたとも言われるオープンカフェの先駆けであり、70年以上にわたって公園の四季とともに歩み続けてきた老舗ガーデンレストランです。その長い歴史と誕生を記念し、山口商事株式会社が「日比谷サローの日」を3月6日に制定しました。
3月6日という日付は「サ(3)ロー(6)」の語呂合わせ。ちょうど冬の凍てつきが解け、公園の木々が芽吹きはじめるこの季節に、テラスで春の風を感じながらビールを傾けるのにこれ以上ない日どりとも言えます。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
日比谷公園は1903年(明治36年)の開園以来、東京の都市の喧騒の中で市民に緑をもたらしてきた空間です。大名屋敷の跡地に設けられたこの公園に、戦後の息吹とともに登場したのが日比谷サローでした。当時としては珍しかったオープンテラス形式を取り入れたことで、公園の風景をそのままテーブルに取り込む食の体験を提供し、多くの人を引きつけてきました。
現在の店名は「Beer Terrace 1949 HIBIYA SAROH」。1階には約135席(うちテラス95席、冬季は16席)が広がり、電動スカイカバーを備えているため、急な雨にも慌てる必要がありません。2階は40席の貸切専用サロンルームになっています。所在地は東京都千代田区日比谷公園1-1で、東京メトロ日比谷駅A-10出口からわずか徒歩2分です。
看板メニューはドイツビール、ベルギービールをはじめとする世界各国の生ビール。そしてフードの一番人気が「東京ガパオ」です。タイ料理のガパオをサロー流にアレンジした一皿で、ビールとの相性は抜群。創業当時から愛され続けているオムライスやハヤシライスといった洋食の定番も健在で、世代を問わず楽しめる品揃えになっています。
公園の緑をながめながら世界のビールを片手に洋食を味わう。70年以上変わらず人を惹きつける、日比谷サローならではの時間です。