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協同組合の国際デー (記念日 毎月第1土曜日、7月第1土曜日)

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協同組合の国際デー、あなたはご存知ですか?この記念日は、協同組合が果たす役割と貢献に光を当て、世界中で祝われています。では、この特別な日について、もう少し詳しく見ていきましょう。

協同組合の国際デーの起源と意義

国連による制定の背景

1922年(大正11年)に国際協同組合同盟(ICA)によって始められた「国際協同組合デー」は、1995年(平成7年)に国連総会で「協同組合の国際デー」として正式に認められました。この日は、協同組合の社会経済への貢献を称え、その重要性を世界に広めるために設けられています。

1992年(平成4年)には、国際協同組合同盟の設立100周年を記念して、国連がこの日を国際デーとして宣言したのです。協同組合の理念を世界に広め、その価値を高めるための一歩とも言えるでしょう。

国際協同組合同盟(ICA)の役割

国際協同組合同盟(ICA)は、協同組合運動を世界規模で推進する組織です。スイスのジュネーヴに本部を置き、世界105ヵ国から301の協同組合が加盟しています。その活動は多岐にわたり、情報発信や国際会議の開催などを通じて、協同組合の理念を世界に広めています。

日本からも、全国農業協同組合中央会(JA全中)や日本生活協同組合連合会(日本生協連)など14団体が加盟しており、国内外での協同組合の発展に貢献していますね。

協同組合の国際デーの祝祭とイベント

世界各国での祝典

協同組合の国際デーは、世界中の協同組合に携わる人々が一堂に会し、協同組合のさらなる発展を誓い合う日です。各地で開催される祝典や講演会、音楽会などのイベントは、協同組合への理解を深め、その重要性を再認識する機会を提供しています。

例えば、講演会では協同組合の歴史や現代社会での役割について学ぶことができますし、音楽会や文化祭などでは、協同組合のコミュニティが一体となって楽しむ姿が見られます。これらのイベントを通じて、協同組合の精神がより多くの人々に伝わっていくのです。

協同組合の国際デーを通じて見る未来の展望

協同組合の社会的貢献

協同組合は、貧困削減や雇用創出、社会的統合など、様々な社会問題の解決に貢献しています。2012年(平成24年)の「国際協同組合年」では、これらの貢献が特に強調され、協同組合の重要性が世界中で認識されました。

経済的な安定だけでなく、地域社会の結束を強化し、持続可能な社会を築くための基盤となる協同組合。その役割は今後もますます大きくなるでしょう。協同組合の国際デーを通じて、私たちは協同組合の未来に向けた一歩を踏み出すことができます。

私たち一人一人が協同組合について理解を深め、支援することで、より良い社会を作り上げることができるのではないでしょうか。協同組合の国際デーは、そのきっかけとなる特別な日なのです。

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