那須塩原市牛乳の日 (記念日 9月2日)

那須塩原市牛乳の日

栃木県那須塩原市は、本州で最も多くの生乳を生産するまちです。乳牛の頭数は約2万6千頭、酪農農家が市内に約240戸ひしめき、農業産出額の実に70%を畜産が占めています。そんな「ミルクタウン」が、自らの誇りを語呂合わせで記念日にしたのが9月2日の「那須塩原市牛乳の日」です。日付は「ぎゅう(9)にゅう(2)」と読む語呂合わせで、那須塩原市畜産振興会が2007年(平成19年)に制定。2017年(平成29年)には一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。牛乳や乳製品をより身近に感じてもらい、酪農のまちとしての知名度向上を目的としています。

那須塩原市が酪農に適している理由は、その地形と気候にあります。市内は標高200〜600メートルの丘陵地帯が広がり、夏でも平均気温は25℃前後とすずしく、牛にとってストレスが少ない環境です。首都圏から約150キロという近さも、生乳を新鮮なまま届けられる強みになっています。那須地域での酪農は戦後の開拓期から本格化し、旧黒磯市・西那須野町・塩原町が2005年に合併して那須塩原市が誕生してからも、酪農は地域の基幹産業として発展を続けてきました。生産された生乳は各地の乳業メーカーへ出荷されるほか、市内の道の駅「明治の森・黒磯」のミルク工房など、地元でのチーズ・バター・アイスクリームへの加工(6次産業化)も盛んです。市は「牛乳等による地域活性化推進条例」を制定し、「ミルクタウン戦略」として官民一体でブランド発信を進めています。9月2日は、そんな那須塩原の酪農文化を一杯の牛乳とともに味わってみる日にしてみてはいかがでしょうか。