わくわくトイの日 (記念日 10月1日)

玩具というと、子どものものというイメージが強いですが、大人にとっても懐かしさや癒しを与える存在ですよね。そんな玩具に焦点を当てた「わくわくトイの日」があることをご存じでしょうか？

「わくわくトイの日」とは？

記念日の制定背景

「わくわくトイの日」は、玩具の輸入・販売を手がけるマテル・インターナショナル株式会社によって制定されました。東京都千代田区神田鍛冶町に本社を置く同社は、着せ替え人形の「バービー」やカードゲームの「ウノ」など、多くの人々に愛される玩具を提供しています。

日付は、おもちゃを意味する「ト（10）イ（1）」の語呂合わせから選ばれました。この日は、ただ単に玩具を楽しむだけでなく、それが子どもたちの成長にどのように寄与しているかを考える機会としています。

玩具の役割と社会的意義

玩具は単なる遊び道具ではありません。子どもたちのからだ・あたま・こころをバランス良く育み、五感をフルに活用した遊びは、学習意欲や豊かな感性を育む土台となります。特に「わくわく」という感情は、子どもたちの好奇心や創造力を刺激し、無限の可能性を広げる鍵となるのです。

2021年（令和3年）には、この記念日が一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。このことからも、玩具が持つ文化的・教育的価値が社会に認められていることが伺えます。

マテル社の歴史と影響力

マテル社は1945年（昭和20年）にアメリカで創業された世界最大規模の玩具メーカーです。創業者の一人であるルース・ハンドラーは、娘が切り抜き紙人形で遊ぶ姿を見て、立体人形のバービーを製作するアイデアを思いつきました。その後、バービーは世界で最も有名な人形の一つとなり、多くの人々の心に残るアイコンとなりました。

また、カードゲームのウノは、1971年にアメリカで考案され、スペイン語またはイタリア語で「1」という意味の名前が付けられました。このシンプルながら奥深いゲームは、世界中で愛され続けています。