シンデレラの日 (記念日 1月5日)

シンデレラの日
婚約発表日
1956年(昭和31年)1月5日
結婚式
1956年4月19日、モナコ大公宮殿
受賞歴
アカデミー賞主演女優賞(1954年・喝采)
ケリーバッグ
エルメス「サック・ア・クロワ」を改名
生没年
1929〜1982年(享年52歳)

ハリウッドの大女優が、ある日突然ヨーロッパの小国の公妃となった——1956年(昭和31年)1月5日、アメリカの女優グレース・ケリーとモナコ公国のレーニエ3世が婚約を発表したこの日は、「シンデレラの日」と呼ばれています。

グレース・ケリーは1929年にアメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ、ニューヨークのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演技を学びました。映画界でのキャリアは短期間ながら輝かしく、アルフレッド・ヒッチコック監督作品への出演で一躍スターの座を確立し、1954年には映画『喝采』でアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。

当時の女優の代名詞であったマリリン・モンローの開放的でセクシーな魅力とは一線を画し、グレース・ケリーは知性と気品を漂わせた「クール・ビューティー」と称えられていました。そのような人気絶頂の最中、同年4月19日にレーニエ3世との世紀の結婚式をモナコで挙げ、公妃グレースとして女優業から完全に引退します。庶民の娘がおとぎ話のように公妃の座につくという展開は、世界中のメディアで大きく報じられ、人々の心を掴みました。

グレース・ケリーにまつわる逸話として広く知られているのが、「ケリーバッグ」の誕生秘話です。翌1957年(昭和32年)、長女キャロラインを妊娠中だった彼女は、カメラを向けてくるパパラッチからお腹の膨らみを隠すために、エルメスの鞄「サック・ア・クロワ」を使ったといわれています。この場面が世界中で報じられたことでバッグの知名度が急上昇し、エルメスは商品名を「ケリーバッグ(Kelly bag)」と改名しました。現在も高い人気を誇るこのバッグは、一人の女性のシンデレラ・ストーリーが生んだ副産物ともいえます。

モナコ公妃となってからのグレース・ケリーは、芸術や文化活動の支援に力を入れ、小さな国の外交にも貢献しました。しかし1982年、自動車事故により52歳という若さでその生涯を閉じています。スクリーンを彩った輝きと、おとぎ話のような結婚、そして今も残るケリーバッグという遺産——彼女の名はファッションと映画史の両方に刻まれています。

1月5日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 16.1

1月の二十四節気・雑節

  • 小寒(しょうかん) 1月5日(月)
  • 大寒(だいかん) 1月20日(火)
  • 冬の土用(どよう) 1月17日(土)