自宅で簡単！クロテッドクリームの作り方と活用法
クロテッドクリームって何？
クロテッドクリームは、スコーンと一緒に楽しむための濃厚でミルキーなクリームです。イギリスの伝統的な食品で、特にアフタヌーンティーに欠かせない存在です。
クロテッドクリームの作り方は？
生クリームを耐熱ボウルに入れ、90℃で1時間加熱し、冷蔵庫で一晩冷やすだけです。分離したクリームの上部分をすくい取れば完成します。
クロテッドクリームの作り方
クロテッドクリームは、スコーンのお供として有名な濃厚でミルキーなクリームです。イギリスの伝統的なお菓子で、特にアフタヌーンティーには欠かせない存在です。しかし、スーパーではなかなか手に入りにくいため、自宅で簡単に作る方法をご紹介します。
主な材料は生クリーム一つだけ。以下に、クロテッドクリームの作り方を詳しく説明します。
材料
- 生クリーム（乳脂肪分45%以上推奨）…200ml
作り方
- 清潔な耐熱ボウルに生クリームを全量入れます。
- ボウルの底がじゅうぶん浸るくらいに水を張った鍋を用意し、ボウルを浮かべます。
- 中火にかけ、生クリームの温度が90℃になるまで加熱します。
- 90℃になったらごく弱火にし、温度を保ったまま1時間程度加熱します。
- 1時間経ったら火を止め、冷めるまで室温に置き、ラップをかけて冷蔵庫で一晩冷やします。
- 生クリームが分離しているので、上部分の塊を網ですくい取ります。
これで、スコーンに合わせると最高のクロテッドクリームが完成です！
クロテッドクリームの活用法
クロテッドクリームはスコーンだけでなく、他の食材とも相性抜群です。以下にいくつかの活用法を紹介します。
- パンに添える: スコーンだけでなく、普段のパンにバター代わりとして使うのもおすすめです。
- クラッカーにのせる: 塩気のあるクラッカーに、生ハムと一緒にのせてみました。程よい塩味とクリーミーなクロテッドクリームは相性抜群です。
- 和風アレンジ: あんこなどの和の食材とも◎クロテッドクリームのミルキー感があんこの甘さをより引き立ててくれます。
クロテッドクリーム作りのポイント
加熱して冷やすだけで簡単にできるクロテッドクリームですが、より効率よく作るためのポイントをお教えします。
- たまに黄色い膜を寄せる: 加熱を続けていると生クリームに黄色い膜（クラスト）が張ってくるので、これをときどき1か所に寄せてください。分離を手助けしてあげると◎です。
- 同じクリームでもう一度作れる: 一度クロテッドクリームを作った生クリームでも同じ工程を繰り返せば、再びクロテッドクリームを作ることができます。一度目より取れる量は減りますが、量を増やしたい方におすすめです。
クロテッドクリームの保存方法・日持ち
クロテッドクリームは乾燥しないように、しっかりラップまたは密閉性のある清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。冷凍保存はクリームが離水するためおすすめしません。冷蔵保存し、なるべく当日中か遅くても2～3日中に使い切ってくださいね。
余った生クリームの活用方法
余った生クリームは、料理やお菓子作りに再利用可能です。カルボナーラやキッシュなどに使用したり、チョコレートガナッシュの材料にしたりと活用できます。ただし、加熱した生クリームは上手く泡立たない可能性もあるので、ムースのようにホイップクリームを使用するレシピに再利用するのはやめましょう。
クロテッドクリームの作り方や活用法について、さらに詳しい情報はこちらやこちらをご覧ください。
自宅で簡単に作れるクロテッドクリームで、リッチなティータイムを楽しんでみてくださいね。
