6月の魅力を再発見:梅雨からジューンブライドまでの行事とイベント

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6月といえば何があるの?
6月は梅雨の季節として知られていますが、紫陽花やジューンブライド、父の日など多くの行事やイベントが盛りだくさんです。
ジューンブライドって何?
ジューンブライドとは、6月に結婚式を挙げると一生幸せな結婚生活が送れるという西洋の風習です。多くの花が咲き誇るこの時期は結婚式にぴったりです。

6月といえば?

6月は、梅雨の季節として知られていますが、それだけではありません。さまざまな行事やイベントが盛りだくさんの月です。この記事では、6月に関連する行事やイベントについて、詳しく解説していきます。

1. 梅雨 (平年6月7日~7月19日)

6月といえば、まず思い浮かぶのが「梅雨」です。梅雨は、日本の気候における「雨季」の一種で、5月の終わりから6月の始めにかけて始まります。この時期は雨の日が多く、湿度も高くなります。そのため、6月は屋外でのイベントには不向きな時期とされています。

しかし、梅雨の時期には、紫陽花や傘、かたつむり、蛙などをモチーフにした室内向けの行事が開催されることが多いです。また、「五月晴れ」と呼ばれる梅雨の晴れ間を利用したイベントも考えられます。

2. 紫陽花

6月を代表する花として、紫陽花(あじさい)が挙げられます。紫陽花は、日本の文化や風習と深く結びついており、明治期の俳人・正岡子規の句「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」でもその美しさが詠まれています。京都の知恩院や鎌倉の長谷寺など、紫陽花の名所として知られる場所も多くあります。

3. ジューンブライド

6月の華やかな行事の一つに「ジューンブライド」があります。この風習は西洋から伝わったもので、6月に結婚式を挙げると一生幸せな結婚生活が送れるとされています。西洋では6月は天候が安定しており、多くの花が咲き誇る季節であるため、結婚式にぴったりの時期とされています。また、ローマ神話の女神ユノが6月を守る女神とされていることから、6月に結婚することが幸運とされています。

4. 貴船祭(京都府 6月1日)

「貴船祭」は毎年6月1日に京都の貴船神社で開催される例祭です。貴船神社は水を司る神「高龗神」を祀っており、1300年以上の歴史があります。この祭りでは、町中を巡幸する行列があり、にぎやかで町の人々に愛される伝統行事です。

5. 衣替え(6月1日)

6月1日は「衣替え」の日です。冬から春にかけて着ていた服を片付け、夏服を準備する時期です。特に学生や企業の制服が夏服に変更される日でもあります。衣替えの時期には、子供服のサイズ変更や新しい服の購入が必要になることが多いです。

6. 梅の日(6月6日)

6月6日は「梅の日」です。この日は、約460年前に天皇が京都の賀茂神社で梅を奉納し、雨を祈った結果、雨が降り始めたという歴史的な出来事に由来しています。この日には、梅を味わうイベントや梅をモチーフにした行事が行われます。

7. 時の記念日(6月10日)

6月10日は「時の記念日」とされています。671年のこの日に、日本で初めて時計を使った時の知らせが行われたことに由来しています。この時に使用された時計は「漏刻(るこく)」と呼ばれる水時計で、水が流れ出す時間を測る仕組みでした。

8. 父の日(6月の第三日曜)

「父の日」は毎年6月の第三日曜日に設定されています。この日は、お父さんに日頃の感謝を伝える日で、ネクタイや財布、シャツなどのプレゼントが一般的です。また、子供と一緒に手作りのプレゼントを作ることも喜ばれます。

9. 夏至(2024年は6月21日)

「夏至」は北半球で1年の中で最も昼の時間が長く、夜が短い日です。2024年の夏至は6月21日です。この日は本格的な夏の始まりを告げる日でもあり、夏休み期間中のイベントの準備を進める時期とされています。

10. 夏越の祓(京都府 6月30日)

「夏越の祓(なつごえのはらえ)」は、1月から6月の間に体に溜まった「けがれ」を落とし、7月から12月の半年間の健康と無事を祈願する神事です。この行事では、神社に大きな「茅の輪(ちのわ)」が設置され、参拝者がこれをくぐり厄除けを行います。

6月は、梅雨の季節であるため、天候に左右されることが多いですが、室内で楽しめるイベントや、梅雨の晴れ間を利用した行事など、工夫次第で楽しみ方はたくさんあります。ぜひ、6月を楽しむためのアイデアを参考にしてみてください。

参考サイト: