パリ2024オリンピックサーフィンの日程と注目選手について
ベストカレンダー編集部
2024年07月30日 16時33分
オリンピック サーフィン 日程と概要
2024年のパリオリンピックでは、サーフィン競技が再び開催されます。初めてサーフィンがオリンピック競技として登場したのは、2020年の東京オリンピックでした。サーフィンは、ハワイのサーファーたちがオリンピック競技に採用するよう求めてから100年を経て、ようやく正式競技として認められました。パリ2024では、タヒチ島のチョープーという世界的に有名なサーフスポットが会場となります。
競技は、男女各24名のトップサーファーが参加し、7月27日から30日までの4日間にわたって行われます。日本からは、五十嵐カノア、稲葉玲王、コナー・オレアリー、松田詩野の4名が出場予定です。
パリ2024サーフィン競技の日程
以下は、パリ2024サーフィン競技の日程です。すべて現地時間で記載されています。日本はタヒチより19時間進んでいるため、注意が必要です。
日付 | 時間 | 競技内容 |
---|---|---|
7月27日 | 7:00 | 男子第1ラウンド |
11:48 | 女子第1ラウンド | |
7月28日 | 7:00 | 女子第2ラウンド |
11:48 | 男子第2ラウンド | |
7月29日 | 7:00 | 男子第3ラウンド |
11:48 | 女子第3ラウンド | |
7月30日 | 7:00 | 男子準々決勝 |
9:24 | 女子準々決勝 | |
11:48 | 男子準決勝 | |
13:00 | 女子準決勝 | |
14:12 | 男子3位決定戦 | |
14:53 | 女子3位決定戦 | |
15:34 | 男子決勝戦 | |
16:15 | 女子決勝戦 |
予備日は7月31日から8月4日まで設定されていますが、天候や海況等の影響により日程が変更される可能性があります。
競技形式と選手のパフォーマンス
サーフィン競技では、選手たちは波に乗りながら様々なトリックやマニューバーを行い、5人のジャッジによって採点されます。採点基準は、技の多様さ、難度、スピード、パワー、フローなど多岐にわたります。パリ2024ではショートボードが使用され、選手は15~45分間のヒートで競い合います。
各ヒートでは、選手は何度も波に乗ることができ、最も良い2つのスコアの合計で勝敗が決まります。競技はラウンド1、2、3、準々決勝、準決勝、決勝の6つのラウンドで行われ、トーナメント形式で進行します。
注目の日本選手
パリ2024に出場する日本の選手たちは、以下の通りです。
- 五十嵐カノア(26歳):東京2020銀メダリスト。アメリカの名門ハーバード・ビジネス・スクールで学業にも励んでいる。
- 稲葉玲王(27歳):2023年WSGエルサルバドル大会でオリンピック出場枠を獲得。
- コナー・オレアリー(30歳):日本の母を持つオーストラリア出身のサーファー。
- 松田詩野(21歳):東京2020出場を逃した悔しさをバネに、オリンピックにかける思いが強い。
これらの選手たちは、オリンピックでの活躍を目指し、日々トレーニングに励んでいます。
チョープーの魅力と競技の見どころ
チョープーは、南太平洋のフランス領ポリネシアに位置する美しいサーフスポットです。ここでは、世界で最も壮観な波がブレイクし、サーフィンファンや観客を魅了します。チョープーの波は、通常2~3mの高さですが、7mに達することもあります。
サーフィン競技の最大の見どころは、選手たちが自然の波と向き合い、果敢に挑む姿です。選手たちは、波の崩れる方向に従ってサーフボードを進め、最高のパフォーマンスを引き出そうとします。特に、グーフィーフッターの選手たちにとって、チョープーの波は好都合です。
果たして、チョープーの波は、パリ2024に出場する男女48人のサーファーたちにどのような試練を与えるのでしょうか。選手たちの挑戦とその結果に、世界中のサーフィンファンが注目しています。
パリ2024のサーフィン競技についての詳細は、こちらから確認できます。