Netflixの広告付きプランとは?料金やメリット・デメリットを解説

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Netflixの広告付きプランって何?
Netflixの広告付きプランは、月額790円で利用できるプランで、動画の視聴前や視聴中に広告が表示されるのが特徴です。料金を抑えつつサービスを利用できる点が魅力です。
広告付きプランのデメリットは?
広告付きプランのデメリットは、一部の作品に視聴制限があり、広告が1時間あたり約4分間表示されることです。また、ダウンロードできる作品数も1デバイスにつき15本までに制限されています。

Netflix 広告付きプランとは?

Netflixは、世界中で人気の動画配信サービスで、多くの映画やドラマ、ドキュメンタリーなどを提供しています。2022年11月から、Netflixは新たに「広告付きプラン」を導入しました。このプランは、月額利用料を抑えつつ、広告を挿入することで、より多くのユーザーに手軽にサービスを利用してもらうことを目的としています。

Netflix広告付きプランの基本情報

広告付きプランは「広告つきスタンダードプラン」という名称で提供されており、月額790円(税込)で利用できます。このプランでは、動画の視聴前や視聴中に広告が表示されることが特徴です。以下は、広告付きプランの基本情報をまとめた表です。

プラン名 月額料金(税込) 画質 同時視聴台数 ダウンロード機能 視聴制限
広告つきスタンダードプラン 790円 フルHD 2台 1デバイス15本まで 一部作品に制限あり

メリットとデメリット

広告付きプランには、いくつかのメリットとデメリットがあります。これらを理解することで、自分に合ったプランを選ぶことができます。

  • メリット
    • 月額料金が安い:広告なしのスタンダードプランが1,490円(税込)に対し、広告付きプランは790円(税込)とお得です。
    • 同時視聴が2台まで可能:広告なしのベーシックプランでは同時視聴ができませんが、広告付きプランでは2台まで同時視聴が可能です。
    • フルHD画質:広告なしのベーシックプランがHD画質に対し、広告付きプランはフルHD画質で視聴できます。
  • デメリット
    • 視聴制限がある:一部のドラマや映画に視聴制限があり、見れない作品には鍵マークが表示されます。
    • 広告の表示:動画の視聴前や視聴中に1時間あたり約4分間の広告が表示されます。広告をスキップしたり消すことはできません。
    • ダウンロード数の制限:広告なしのプランでは最大100作品をダウンロードできますが、広告付きプランでは1デバイスにつき15作品までとなります。

他のプランとの比較

Netflixには他にも複数のプランがあり、それぞれの特徴を理解することが重要です。以下の表は、広告付きプランと他のプランを比較したものです。

プラン名 月額料金(税込) 画質 同時視聴台数 ダウンロード機能 視聴制限・その他
広告つきスタンダードプラン 790円 フルHD 2台 1デバイス15本まで 一部作品に制限あり、広告あり
スタンダードプラン 1,490円 フルHD 2台 1デバイス100本まで 完全見放題
プレミアムプラン 1,980円 UHD 4K 4台 1デバイス100本まで 完全見放題

プラン変更方法

Netflixのプランはいつでも変更可能です。ただし、アプリからは変更できないため、ウェブサイトから手続きを行う必要があります。以下に変更手順を紹介します。

  1. 自身のアカウントにログインする
  2. 「マイNetflix」より、「アカウント」を選択
  3. 「プランの詳細情報」の欄に「プランの変更」があるのでクリック
  4. 視聴プランの変更画面になるので、希望のプランを選択し「続ける」をクリック
  5. 「変更の確定」をクリック
  6. 完了

プラン変更はいつでも可能ですが、プランの切り替えタイミングは変更内容により異なるため注意が必要です。

  • プランをアップグレードした場合
  • プランの変更後にすぐに変更後のプランで視聴可能です。Netflixは前払い式のサービスのため、請求日は前回のお支払いの残高に応じて変更されます。

  • プランをダウングレードした場合
  • プラン変更後も変更前のプランで視聴が可能。次回の請求日に変更が適用され、プランも切り替わります。料金に関しても、次回請求時の切り替えです。

広告の種類や頻度

広告付きプランでは、どのくらいの頻度で広告が流れるのか気になるところです。Netflixの公式サイトによると、1時間あたり平均して約4分間の広告が表示されるとされています。広告の長さや内容はさまざまで、視聴するコンテンツによって異なります。

例えば、Netflixオリジナルの新作映画「エノーラ・ホームズの事件簿2」では、本編前に30秒の広告が流れましたが、本編中には広告が表示されませんでした。一方で、人気ドラマ「ザ・クラウン」のシーズン5では、本編前を含めて5回の広告が表示されました。

視聴制限のある作品

広告付きプランでは、一部のドラマや映画に視聴制限があります。視聴できない作品には鍵マークのロックアイコンが表示され、「広告付きプランではライセンスの関係でご覧いただけません。」と注意書きが添えられています。以下は、視聴制限のある作品の一例です。

  • ウォンテッド!ローラ&チェルシー
  • カンフーパンダ 龍の戦士たち
  • グレコ家の秘密
  • KING JULIEN EXILED
  • グレート・ニュース
  • ボス・ベイビー(3作品)
  • ジュラシックワールド サバイバルキャンプ
  • ミッシングスリー

これらの作品は一部ですが、量としてはそれほど多くないように感じます。広告付きスタンダードプランを試してみて、もしも見たい作品が視聴制限になっている場合に、プランの変更を検討するとよいでしょう。

まとめ

Netflixの広告付きプランは、月額料金を抑えて利用できる点が大きな魅力です。一方で、広告が表示されることや一部の作品に視聴制限がある点はデメリットとなります。自分の視聴スタイルや予算に合わせて、最適なプランを選ぶことが重要です。

参考にした情報元:NETOFFの記事CNET Japanの記事