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データセクション、バンコク近郊に10MW級AIセンターを2026年1月稼働へ

タイ10MW AIセンター

開催日:1月1日

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タイ10MW AIセンター
いつ稼働するの?
電力供給の準備は2026年1月に完了する予定で、2026年早期に本番稼働を見込んでいます。契約は2025年12月22日締結で、初期は10MW規模で高密度GPUやLLM、生成AI向けの演算環境を提供する計画です。
日本の企業はどう関われるの?
自社でLLMを運用したい企業は、同施設の高密度GPU環境を利用してホスティングやクラウド運用が可能です。データ主権を意識したソブリンAI支援や段階的なキャパ拡大で協業・利用契約を結べます。

バンコク近郊に10MWのAIデータセンター、2026年早期稼働へ

データセクション株式会社は、タイ王国パトゥムターニー県においてAIデータセンター向け施設利用契約を同国のデータセンター企業と締結したことを2025年12月22日付で発表しました。契約に基づく本施設は、2026年1月に電力供給の準備が完了し、2026年早期に本番稼働を予定しています。

本発表は、当社が日本、オーストラリアに続く3カ国目の拠点としてタイ進出を正式に示すもので、東南アジアにおけるAIインフラ構築の戦略的展開を具体化する一歩となります。写真はイメージとしての記載があり、実際の施設の外観や設備は今後の進捗により確定します。

タイ・バンコク近郊でのAIデータセンター設立について 画像 2

契約とスケジュールの要点

契約締結日は2025年12月22日、当該施設は10MWの電力供給を前提とする利用契約です。10MWは高密度演算を必要とするAIモデルやGPUクラスタの運用に適した規模であり、当初フェーズのキャパシティとして明示されています。

具体的なスケジュールは以下の通りです。電力供給の準備が2026年1月に完了し、2026年早期に本番稼働を開始する計画です。契約を皮切りに、同社は段階的にキャパシティの拡大を図る方針を示しています。

  • 契約締結日:2025年12月22日
  • 電力供給準備完了:2026年1月(10MW)
  • 本番稼働予定:2026年早期

戦略的背景:Thailand 4.0と東南アジアのデジタル経済

今回の進出は、タイ政府が推進する国家戦略「Thailand 4.0」と、AI国家戦略の第2段階(2024年〜2027年)という政策的な追い風を踏まえたものです。タイではAI専門人材育成や産業界での実用化が加速しており、高度な計算資源を備えたAIデータセンターの整備が強く求められています。

東南アジアにおけるデジタル経済のハブ化を目指す動きのなか、グローバルIT企業による投資が継続する地域に位置する点が戦略上の利点です。データセクションはバンコク近郊という立地を活用し、2026年以降に本格化する高密度な演算需要、特にLLM(大規模言語モデル)や生成AIのためのインフラ供給を見据えています。

Thailand 4.0
タイの産業構造転換と高付加価値化を目指す国家戦略で、デジタル化やAI活用は重要な柱となっている。
AI国家戦略(第2段階:2024〜2027年)
AI専門人材育成、企業での実用化促進、関連インフラ拡充が重点項目として掲げられている。

技術面と提供インフラの狙い

当社が設立を進めるAIデータセンターは、特に高密度なGPU演算を前提としたAI特化型の需要に対応することを狙いとしています。ニュースリリースではキーワードとしてGPU、NVIDIA、B300、200 ExaFLOPS、生成AIなどが挙げられており、大規模演算能力と最新世代のハードウェアを活用した環境整備が想定されます。

このような構成により、企業が自社でLLMを運用するために必要な計算資源やデータ処理能力、低遅延なネットワーク環境の提供を目指します。さらに、ソブリンAI(自国独自のAI基盤)の構築支援という観点から、データの主権や安全保障に配慮した運用モデルを提供する方針が示されています。

  1. 高密度GPUクラスタの設置・運用支援(NVIDIA等のGPU利用を想定)
  2. LLM等の大規模モデルを運用するための電力・冷却・ネットワークの最適化
  3. ソブリンAIの概念に基づくデータ主権とセキュリティ対応
ソブリンAI(Sovereign AI)
国家が自国のデータ、計算資源(データセンター等)、人材を活用して独自のAIインフラを構築・運用する概念。他国の技術やインフラへの過度な依存を避け、自国の文化、言語、安全保障に最適化されたAIを保有することでデジタル主権の確立を目指す動きを指す。

関連キーワードと想定される性能指標

報道資料に挙げられたキーワードは、今回の施設の想定用途や期待される性能を示唆します。これらは将来的な設備拡張やソリューション展開の方向性を理解するうえで有用です。

  • GPU:高密度演算を支える基盤
  • NVIDIA、B300:主要なGPUアーキテクチャやモデル名の可能性
  • 200 ExaFLOPS:将来的な超大規模演算性能に関する示唆(実装段階により変動)
  • 生成AI、LLM:本施設が支援する主要なAIアプリケーション領域

今後の展開と問合せ先、会社概要

データセクションは今回の10MW施設利用契約を出発点として、タイ国内でのAIデータセンターのキャパシティ拡大を段階的に進める方針です。企業メッセージとしては「アジアパシフィックで最も信頼されるAIインフラストラクチャーを構築する」というミッションのもと、東南アジアにおける次世代イノベーションを支えるインフラ構築を加速させ、企業価値の向上につなげるとしています。

プレスリリースは発表時点の情報に基づいており、今後の進捗に応じて具体的な設備仕様や運用形態、拡張計画などが公表されることが想定されます。問い合わせ先や会社概要は以下の通りです。

問い合わせ窓口 データセクション株式会社 グループ経営企画部
電話 050-3649-4858
Email bm-cp@datasection.co.jp
関連リンク https://www.datasection.co.jp/news/pressrelease-20251222001

会社概要の主要情報は次のとおりです。社名、住所、設立日、代表者、事業内容などがプレスリリースに記載されています。

  • 社名:データセクション株式会社
  • 本社所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目3番8号 五反田PLACE 8階
  • 設立:2000年7月11日
  • 代表者:代表取締役社長 石原 紀彦
  • 事業内容:AIデータセンター/AIクラウド、データサイエンス、マーケティングソリューション、システムインテグレーション

まとめ表

以下の表は本記事で紹介したプレスリリースの主要事項を整理したものです。発表日、施設規模、スケジュール、目的、問い合わせ先などを一覧で確認できます。

項目 内容
発表日 2025年12月22日
発表者 データセクション株式会社(東証グロース:3905、代表取締役社長 石原 紀彦)
施設設置場所 タイ王国 パトゥムターニー県(バンコク近郊)
契約締結日 2025年12月22日(同国データセンター企業との施設利用契約)
電力供給 10MW(2026年1月に供給準備完了予定)
稼働予定 2026年早期 本番稼働予定
狙い 高密度演算を必要とするAI特化型需要への対応、LLMや生成AI支援、ソブリンAI構築支援
キーワード GPU、NVIDIA、B300、200 ExaFLOPS、生成AI、Thailand 4.0
問い合わせ先 データセクション株式会社 グループ経営企画部 電話 050-3649-4858 Email bm-cp@datasection.co.jp
関連リンク https://www.datasection.co.jp/news/pressrelease-20251222001

本記事は、データセクション株式会社が公表したプレスリリースの内容を基に、契約・スケジュール・戦略的背景・技術的な狙い・問い合わせ先まで網羅的に整理したものです。発表時点での情報に基づいており、今後の追加情報や具体的な設備仕様の公表により内容が更新される可能性があります。