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来場者投票で選ばれたTWSC2025デザイン賞受賞作一覧

TWSC2025デザイン賞結果

開催日:12月22日

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TWSC2025デザイン賞結果
デザイン賞って何を基準に選ばれたの?
来場者が審査員となり、運営がノミネートした72本のボトル画像を専用フォームで投票。評価はボトル形状、ラベルの色使い、フォントの斬新さの三点に基づき、洋酒部門と焼酎・泡盛部門で受賞が決まりました。
なんで一般来場者の投票を導入したの?
消費者視点を直接反映して購買に近い評価を得るため。視覚の第一印象が重視されるため、パッケージの市場受容性や陳列時の見栄えを測る狙いがある試みです。

来場者が審査員となった初の試み ─ TWSC2025 デザイン賞の概要

2025年12月に都内で開催されたウイスキーフェスティバル 2025 in 東京の来場者を対象に実施された、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2025の特別企画、デザイン賞の結果が発表された。本発表は株式会社ウイスキー文化研究所より、2025年12月22日12時00分に公表された。

デザイン賞はTWSCの特別賞の一つで、優れたラベルデザインやボトルデザインに対して贈られるものである。これまでは実行委員会が選出する形式で2022年と2023年に設けられていたが、今回のTWSC2025デザイン賞では、運営事務局が選出したノミネートアイテムに対して、初めて一般消費者の来場者による投票が導入された点が最大の特徴である。

【結果発表】東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC) 2025 特別企画 デザイン賞 画像 2

実施の背景と位置づけ

TWSCは国内外のウイスキー・スピリッツを対象とする品評会であり、デザイン賞は審査対象を外観に限定する特別賞として、製品の視覚的魅力と市場での受容性を測る指標として位置づけられている。来場者投票という形式は、消費者視点でのデザイン評価を直接的に反映させる試みだ。

評価の導入により、ボトル形状やラベルの色使い、フォントの斬新さなど、実際の購買行動に近い観点からデザインが捉えられたことが想定される。主催側は、来場者に「1日審査員」になってもらうことで、より多様な評価軸を取り込む狙いを示している。

【結果発表】東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC) 2025 特別企画 デザイン賞 画像 3

投票ルールと選考プロセスの詳細

TWSC2025 デザイン賞では、運営事務局があらかじめノミネートした計72本のボトルデザイン画像を来場者に提示し、来場者は専用フォームを通じて投票を行った。投票方式は、魅力的だと感じたデザインをすべて選択する形式である。

投票における評価ポイントは以下の三点が示された。これらの観点に基づき多数の来場者票を集めたアイテムが受賞対象となった。

  • ボトルの形状
  • ラベルの色使い
  • フォントの斬新さ

選考は来場者の投票結果に基づき集計され、洋酒部門および焼酎・泡盛部門に分かれて受賞ボトルが決定された。ノミネート総数は72本で、来場者による直接投票を経て各カテゴリの受賞アイテムが確定した。

【結果発表】東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC) 2025 特別企画 デザイン賞 画像 4

受賞アイテム一覧と各商品の出品者

以下はTWSC2025 デザイン賞の受賞アイテムをカテゴリー別に整理した一覧である。表はカテゴリ、商品名、出品者名の三列構成で、該当の受賞アイテムを漏れなく掲載している。

洋酒部門と焼酎・泡盛部門の両方から選出された受賞アイテムは、国産および海外ブランドを含んだ多彩なラインナップとなっている。

カテゴリー 商品名 出品者名
スコッチウイスキー デュワーズダブルダブル 21年 バカルディジャパン
スコッチウイスキー ノックニーアンハントレスオーチャードコブラー サイズ
スコッチウイスキー アイル・オブ・ラッセイヘブリディアン シングルモルト 都光
ジャパニーズウイスキー 響 21年 サントリー
ジャパニーズウイスキー 三郎丸ⅣTHE EMPEROR 若鶴酒造
ジャパニーズウイスキー 井川蒸溜所 デッサンシリーズフローラ2024 十山
イングリッシュウイスキー レイクス ザ ウイスキーメーカーズエディションノスタルジア 雄山
ヨーロピアンウイスキー フォンタガールシングルモルト PNDC 9918-9 リードオフジャパン
アメリカンウイスキー ファクトリー THE FACTORY SPIRITS
ワールドブレンデッドウイスキー 厚岸 ブレンデッドウイスキー 小雪 堅展実業 厚岸蒸溜所
アジアンウイスキー インドリ ディワリ コレクターズエディション 2024 エス・シー・ティー
オセアニアンウイスキー スプリングベイ バーボンカスク Spring Bay Distillery
ニューボーンスピリッツ 吉田電材蒸留所 1年熟成NIIGATA越品限定2025年エディション 吉田電材工業
ニューボーンスピリッツ 日光街道 小山蒸溜所ニューボーン 2024 西堀酒造
ニューメイクスピリッツ HINOKAMI STANDBYPEATED MALT 薩摩酒造
ジン ヒルズ&ハーバー Hills & Harbour
ジン OGIGIN SOW DARK 小城観光まちづくり/小城蒸溜所
ジン 東京ドライジン Blue Rabbit Distillery
ラム ティーダ 21年 ヘリオス酒造
ラム アプルトン エステート21年 CAMPARI JAPAN
ブランデー ラブヴァドス アップルブランデーアーリーバード 2024 サンアップル醸造ジャパン
アガベスピリッツ グランコラレホアニェホ De Agave
その他のスピリッツ アッ ルバーン FAR EAST
その他のスピリッツ TOCA透香 オレンジ 富士正酒造
芋焼酎 屋久杉 YakushimaJisugi Cask Aging 本坊酒造
芋焼酎 蔵内極秘稟議書 酒蔵王手門
芋焼酎 サニークリーム 国分酒造
芋焼酎 紫芋焼酎古都の煌 長期貯蔵 亀岡蒸留所
麦焼酎 綾セレクション 雲海酒造
麦焼酎 久遠の雫 薩摩酒造
米焼酎 八海山本格米焼酎オーク樽貯蔵 風媒花 八海醸造
泡盛 海乃邦 15年貯蔵古酒 沖縄県酒造協同組合
泡盛 月の蒸溜所 忠孝酒造
泡盛 星の灯 米島酒造
【結果発表】東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC) 2025 特別企画 デザイン賞 画像 5

受賞アイテムの共通点と示す傾向

今回の受賞作には、伝統的な蒸留所の系譜を意識したラベルから、現代的で強い視認性を持たせたデザインまで幅広い傾向が見られる。ボトル形状やラベルの色調、書体の選定において、各社がブランドストーリーを視覚化する意図を明確に打ち出している点が共通している。

来場者投票は視覚的な第一印象を重視する傾向が強いため、手に取りたくなるようなパッケージングや陳列時の見栄えが重要な評価要素として作用したと考えられる。

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TWSCの位置づけとウイスキー文化研究所の役割

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本の繊細な味覚を活かして世界中のウイスキーおよびスピリッツを審査する国内唯一の品評会として位置づけられている。実行委員長はウイスキー評論家の土屋守が務めるTWSC実行委員会が主催し、品評会を通じて高品質な蒸留酒の発信や飲み手の育成を目指している。

2019年の開始以降、2020年からは焼酎部門を新設し、蒸留酒全般の評価対象を拡大した。これまでの累計エントリー数は、洋酒部門が3,817本、焼酎・泡盛部門が1,473本、合計5,290本に達している。

株式会社ウイスキー文化研究所 概要
社名:株式会社ウイスキー文化研究所
本社所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F
代表取締役:土屋 守
事業内容:ウイスキー専門誌『Whisky Galore』編集・発行、資格認定試験運営、イベント企画・運営、TWSC運営など
設立:2001年3月
HP: https://scotchclub.org/

同研究所はウイスキー文化の普及と飲み手の育成を目的として、出版、資格認定、イベント運営など多面的な活動を継続している。TWSCはその一環として運営され、国内外の蒸留酒評価を一貫して行っている。

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代表 土屋守のプロフィール

土屋守は1954年新潟県佐渡市生まれ。学習院大学文学部卒業後、週刊誌記者を経て1987年に渡英し、スコットランドでスコッチのシングルモルトと出会った。帰国後はウイスキー評論家として活動を続け、国内では唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集長を務めるなど、執筆・監修にも多数名を連ねる。

1998年にはハイランド・ディスティラーズ社より『世界のウイスキーライター5人』の一人に選出され、2014年から2015年のNHK連続テレビ小説『マッサン』ではウイスキー考証を担当した。2024年に設立された一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会の代表理事も務める。

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要点の整理

記事末尾では、本稿で取り上げた主要な情報を表形式で整理する。以下の表は発表の基本情報、投票方式、ノミネート数、選出手法、および受賞アイテムの概要を一目で確認できるようにまとめている。

項目 内容
発表日時 2025年12月22日 12時00分
実施会場 ウイスキーフェスティバル 2025 in 東京(都内開催)
主催 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)運営事務局/株式会社ウイスキー文化研究所
投票対象 TWSC運営事務局が選出したノミネート72本のボトルデザイン画像
投票方式 来場者が専用フォームで魅力的だと感じたデザインをすべて選択する形式
評価ポイント ボトルの形状、ラベルの色使い、フォントの斬新さ
ノミネート総数 72本(洋酒部門・焼酎・泡盛部門を含む)
受賞アイテム数 各カテゴリの受賞アイテムを掲載(本記事中の一覧を参照)
関連リンク プレスリリース素材として画像ダウンロードが可能と記載

以上がTWSC2025 デザイン賞の概要と受賞結果、運営主体に関する整理である。来場者投票を経て選ばれた受賞作は、視覚面における魅力とブランド表現の両面を反映しており、今後のパッケージデザインの参考となる示唆を含んでいる。