名古屋に西日本最大のアマゾンFC開設 当日便と配送網を拡充
ベストカレンダー編集部
2025年12月23日 16:43
ドライバー感謝キャンペーン
開催期間:11月24日〜12月31日
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名古屋みなとフルフィルメントセンター:西日本最大級の拠点と持続可能性への投資
アマゾンジャパン合同会社は、2025年8月に愛知県名古屋市で西日本エリア最大の物流拠点として「Amazon名古屋みなとフルフィルメントセンター」を開設しました。今回の拠点は単なる保管・出荷施設にとどまらず、環境配慮と先端技術の両立を目指した取り組みが多面的に導入されています。
施設運営ではカーボンフリーエネルギーの積極活用を掲げ、建屋や壁面に太陽光発電設備を配置しました。とくに壁面太陽光発電は日本のAmazon拠点として同FCが初の試みであり、建物全体のエネルギー効率改善に寄与します。
導入された環境技術と設備
名古屋みなとFCで導入された主な環境・設備技術は以下の通りです。これらは施設の稼働効率と従業員の働きやすさ、そして周辺地域への環境負荷低減を同時に狙ったものです。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 壁面太陽光発電 | 物流拠点での初導入。建屋の壁面を活用し発電を実施。 |
| 地中熱空調システム | 日本最大規模の地中熱空調を導入し空調効率を改善。 |
| 低炭素型コンクリート | 基礎やオフィス部分に採用し建設時のCO2削減を図る。 |
| 雨水利用 | 貯留槽に貯めた雨水を植栽への散水やトイレ排水に利用。 |
また、業務効率化のために「デパレタイザー(荷下ろし支援機器)」やAmazon Robotics(アマゾン・ロボティクス)を導入し、ロボットが棚を移動してオペレーションを支援するなど、出荷までの作業時間短縮を図っています。
従業員の多様なニーズに応える設備も充実しています。搾乳室や礼拝室、カフェテリア、バリアフリー対応トイレなどが設けられており、職場の安全性と快適性を高める設計が採用されています。
配送ネットワークの拡張と当日配送専用拠点の展開
2025年にAmazonは、日本全国で物流と配送のネットワークを大幅に強化しました。配送拠点であるデリバリーステーション(DS)は新たに6拠点を開設し、全国に65拠点以上を保有する体制をさらに整備しました。
新設されたDSは以下の6か所です。これにより、石川県では初めてのDS開設が実現しました。
- 岡山南(岡山県)
- 千葉柏(千葉県)
- 福岡北九州(福岡県)
- 北海道北広島(北海道)
- 東京江東(東京都)
- 石川野々市(石川県)
当日配送専用拠点と「エクスプレスマート」
さらに、FCとDSの両機能を兼ね備えた当日配送専用拠点を全国16か所に展開し、入荷から出荷までのオペレーションを簡略化することで当日配送の対象商品を拡大しました。これにより数万点の商品について、最短6時間で配送するエリア限定サービス「エクスプレスマート」を実現しています。
「エクスプレスマート」は生活必需品である食品・飲料・日用品などを含む幅広いカテゴリーを対象に、対象エリア内の登録済み配送先へ迅速に届ける仕組みです。ただし、注文集中や交通・天候状況による遅延、当日の受付終了の可能性がある旨の注意書き(※1)も明記されています。
加えて、午後11時59分までの注文を翌日に届ける配送オプションを全国に順次拡大しており、スピード配送の利用可能地域を拡大する取り組みが進められています。
受け取りの多様化と配送プログラムの拡大
商品の受け取り方法や配送プログラムも2025年に大きく広がりました。自宅以外で受け取るオプションは利便性を重視して拡充されており、全国での受け取り拠点数や機能拡張が進んでいます。
主な拡張点は次の通りです。自宅外受け取りは全国で約40,000か所を超え、Amazonロッカーは47都道府県に4,500台以上が設置されています。また、オートロック付きマンション向けサービスAmazon Keyは、今年6月に全国47都道府県への設置を完了し、30,000棟以上に拡大しました。
- Amazon Keyの仕組み
- マンションのオーナーや管理会社の許可を得て専用機器を設置し、配達時のみオートロックを配送アプリから解除。留守時の置き配を可能にする。
- Amazonロッカー・自宅外受け取り
- コンビニなどの店頭カウンター連携を含め、多様な受け取り場所を提供。
配送を担う人員とパートナー企業の拡充も進展しています。Amazon Flexは稼働エリアを47都道府県に拡大し、数万人のデリバリーパートナーが配達に従事しています。デリバリーサービスパートナー(DSP)は全国で120社以上に増加しています。
また、地域の中小事業者による副業配送を支援する「Amazon Hubデリバリー」も今年全国で40都道府県に拡大しています。これにより地域密着型の配送網が一層強化されています。
現場見学プログラム、キャンペーン、働き方支援の拡大
Amazonは顧客や地域社会に向けて物流の透明性を高める取り組みとして、2025年に日本初となる「Amazon Tours」を千葉みなとFCで開始しました。開始から2か月で1,000人のゲストを迎え、物流現場の技術や運用について紹介しています。
Amazon Toursでは、参加者が約60~90分かけて施設内部を見学し、Amazon Robotics等の最新技術、在庫管理の仕組み、従業員の安全対策や職場環境、地域連携の取り組みを学ぶことができます。対象は6歳以上で、18歳未満は保護者の同伴が必要です。参加希望者は専用ページから申し込み登録が可能です。
ドライバー支援キャンペーンとインクルーシブスペース
配送パートナーを支援する取り組みとして、「ドライバーさんにありがとうキャンペーン」を2025年11月24日から開始しました。本キャンペーンでは、対象の配送パートナーに対してお客様からの「ありがとう」1回あたり500円が支払われます(お客様の負担なし)。キャンペーン期間は11月24日〜12月31日、もしくはお客様から送られた「ありがとう」の合計数が50万回に達するまでと定められています(※2)。
対象となるのは、直近14日以内に配達を担当したAmazon Flexのデリバリーパートナー、Amazonが委託するデリバリーサービスパートナー、Amazon Hubデリバリーパートナーです。キャンペーンは配送従事者への感謝を形にする試みとして運用されます。
働く人々の多様なニーズに応えるため、2025年から全国のDSで搾乳室や礼拝室などのインクルーシブスペースの導入を開始しました。岡山南DSをはじめとして段階的に導入が進められ、職場の安全性・快適性向上を図ることが明示されています。
参考情報とまとめ
以下の表は本記事で紹介した主要な拠点、サービス、数値を整理したものです。表の後に要点を簡潔にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表者 | アマゾンジャパン合同会社(プレスリリース日時:2025年12月23日 11:00) |
| 名古屋みなとFC | 2025年8月開設。壁面太陽光、地中熱空調、低炭素コンクリート、雨水利用、ロボティクス導入、搾乳室・礼拝室等設置 |
| 新設DS | 岡山南、千葉柏、福岡北九州、北海道北広島、東京江東、石川野々市(計6拠点) |
| 全国DS数 | 65拠点以上(新設6拠点を含む) |
| 当日配送専用拠点 | 16か所。エクスプレスマートで数万点を最短6時間配送(※1) |
| 午後11:59注文で翌日配送 | 全国へ順次拡大中 |
| Amazon Tours | 千葉みなとFCで開始、開始2か月で1,000人のゲスト。所要60~90分、6歳以上対象(18歳未満は保護者同伴) |
| Amazon Key | 47都道府県、30,000棟以上に導入完了(2025年6月時点) |
| 自宅外受け取り | 全国約40,000か所、Amazonロッカー4,500台以上(47都道府県) |
| 配送パートナー数 | Amazon Flex:47都道府県に拡大、数万人のパートナー。DSP:全国120社以上。Amazon Hubデリバリー:40都道府県に拡大 |
| ドライバー応援キャンペーン | 2025年11月24日開始〜12月31日または「ありがとう」50万回到達まで。1回あたり500円を支給(※2) |
上記はアマゾンジャパンが2025年に実施・展開している拠点整備、配送ネットワーク拡大、環境配慮、従業員支援、顧客向け見学プログラム、受け取りオプションの拡充に関する要点です。詳細はAmazon Newsroom(https://amazon-press.jp)およびAbout Amazon(https://www.aboutamazon.jp)で公表されています。
本記事では、プレスリリースに記載された全ての主要情報を確実に伝えました。拠点の新設や技術導入、サービス拡大と併せて、労働環境や地域への配慮、配送パートナー支援が同時に進められている点が特徴です。