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12月31日 鶴林寺で除夜の鐘と恵幸川鍋300食振る舞い

鶴林寺年末年始行事

開催日:12月31日

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鶴林寺年末年始行事
除夜の鐘って誰でも参加できるの?
入山は大晦日と元日が無料で誰でも境内に入れますが、鐘を撞くには大晦日22時30分から配布される打撞券が必要で、打撞券を受け取った人だけ本堂に入り23時から撞けます。
恵幸川鍋は当日に買えるの?
恵幸川鍋は大晦日に参拝者向けに約300食を無料で振る舞う予定の数量限定配布です。高松味噌と盛典の酒粕を使った地元鍋で、早めの到着や現地案内に従うことをおすすめします。

鶴林寺――聖徳太子ゆかりの古刹と年末年始の伝統

兵庫県加古川市にある鶴林寺は、589年に聖徳太子が16歳のときに仏教を広めるための道場として建立されたと伝わる古刹です。釈迦三尊と四天王を祀り、かつては「四天王寺聖霊院」と称され、「播磨の法隆寺」とも呼ばれてきました。長い歴史の中で、平安・室町時代の国宝や重要文化財が数多く残されている点が特徴です。

年末年始にかけては、地元に伝わる伝統行事や寺院独自の催しが行われます。鶴林寺は観光的な側面だけでなく、地域の精神文化を伝える場として機能しており、参拝者は厳かな雰囲気の中で年を越すことができます。境内には新しい参拝スポットもあり、例えば邪念を振り落とし新たな自分に生まれ変わるという意味合いで知られる「ふりきる門」などが人気を集めています。

大晦日の夜、約300食限定の振る舞い加古川の冬グルメ「恵幸川鍋(えこがわなべ)」と除夜の鐘聖徳太子ゆかりの寺院 国宝 「鶴林寺」 画像 2

国宝、重要文化財としての価値

鶴林寺本堂は室町時代の応永4年(1397年)に建立された建造物で、国宝に指定されています。建物そのものの保存状況が良好で、堂内には平安・室町期の仏像や工芸品が伝わっています。これらは地域の宗教文化の歴史を知る上で重要な資料です。

また、鐘楼は応永14年(1407年)築で、国の重要文化財に指定されています。普段は立ち入りが制限されているため、その荘厳な様子は非日常的な体験をもたらします。

大晦日の夜、約300食限定の振る舞い加古川の冬グルメ「恵幸川鍋(えこがわなべ)」と除夜の鐘聖徳太子ゆかりの寺院 国宝 「鶴林寺」 画像 3

除夜の鐘と大晦日の行程――打撞券、入山無料、鐘の特色

鶴林寺では大晦日の夜に除夜の鐘の行事が行われます。入山は大晦日と元日は無料とされており、年の瀬を迎える参拝者が気軽に立ち寄れる体制がとられています。大晦日は一旦17時に閉門し、除夜の鐘に備えて22時30分に再開する流れです。

鐘撞きに参加するための打撞券(鐘を撞くための券)は大晦日22時30分より配布され、打撞券を受け取った方のみ入堂・打撞が可能です。打撞券の配布は行列の具合に応じて予定より早く始められる場合があるため、配布状況には留意が必要です。鐘撞きの開始は23時00分からとなっています。

大晦日の夜、約300食限定の振る舞い加古川の冬グルメ「恵幸川鍋(えこがわなべ)」と除夜の鐘聖徳太子ゆかりの寺院 国宝 「鶴林寺」 画像 4

梵鐘と鐘楼の特徴

鶴林寺の梵鐘は約1000年前の高麗時代に朝鮮半島で造られた「朝鮮鐘」で、鐘楼とともに国の重要文化財に指定されています。鐘の音色は「黄鐘調」と表現される美しい響きを持ち、形状と音質の両面で高く評価されています。鐘楼は2階建ての造りで、通常は立ち入ることができませんが、除夜の鐘の際には特別に開放されます。

大晦日の夜は多くの参拝者が訪れますが、鐘撞きに関しては安全管理と文化財保護の観点から打撞券制が導入されています。あらかじめ配布券の取得方法や配付時間を確認しておくことが望まれます。

大晦日の夜、約300食限定の振る舞い加古川の冬グルメ「恵幸川鍋(えこがわなべ)」と除夜の鐘聖徳太子ゆかりの寺院 国宝 「鶴林寺」 画像 5

大晦日の振る舞い料理「恵幸川鍋」と地域連携の歩み

2025年の大晦日、鶴林寺では地元加古川の冬グルメとして知られる「恵幸川鍋(えこがわなべ)」を、参拝者に約300食振る舞うことが予定されています。これは地域の有志グループが地元の食材とエコの考え方を組み合わせて開発した鍋料理を広く紹介する取り組みの一環です。

恵幸川鍋は地元の伝統的な調味と酒粕を活かし、旬の野菜を中心にしたメニューで、地域の食文化と生産者の連携を促進する目的があります。2015年にはフード・アクション・ニッポンアワードに入賞、2019年にはニッポン全国鍋グランプリで4位に入賞するなど外部評価も得ています。

素材と開発の経緯

恵幸川鍋の主要な調味素材には、加古川で400年の歴史を持つ高松清太夫老舗の「高松味噌」と、加古川の伏流水で仕込んだ岡田本家の日本酒「盛典」の酒粕が使われています。これらの地元産調味料と旬の地元野菜をふんだんに用いることで、地域色の強い味わいが生まれています。

「恵幸川グルメ」と名付けられた取り組みは、単一の料理を広めるだけでなく、地域の食材と地場産業の魅力を再認識させることを目的とした活動です。食を通じた地域活性化のモデルとして位置づけられています。

修正会の儀式・開催情報と鶴林寺へのアクセス

鶴林寺で1月8日に行われる修正会は、堂内に観衆が入って行われる伝統行事です。修正会は前年の悪事を懺悔し、新年の厄を払う厳粛な儀式で、「鶴林寺鬼追い」として加古川市無形民俗文化財に指定されています。会場となる本堂は応永4年(1397年)建立の国宝建造物で、歴史的価値の高い空間で儀式が執り行われます。

修正会では鬼役が着用する『追儺面(ついなめん)』が重要な見どころです。追儺面は室町時代に制作されたと考えられており、県内で最も古い追儺面とされます。赤鬼面と青鬼面がそれぞれ個性的な表情を持ち、儀式の視覚的な要素を形成しています。

開催日時と場所、連絡先

修正会の開催日時は1月8日(木)13時00分から、開催場所は鶴林寺本堂です。大晦日や元日と同様に参拝者が多く見込まれるため、公共交通や時間に余裕を持った行動が推奨されます。

鶴林寺の所在地・連絡先は以下の通りです。所在地は兵庫県加古川市加古川町北在家424、電話番号は079-454-7053です。事前の確認や問い合わせが必要な場合はこの番号へ連絡してください。

アクセス方法

公共交通機関を利用する場合、JR加古川駅からバスで約8分、もしくは徒歩で約25分です。山陽電鉄の尾上の松駅からは徒歩約15分で到着します。いずれのルートでも徒歩での参道や境内に入るための時間を見込む必要があります。

自動車を利用する場合は、加古川バイパスの加古川ランプから約10分、山陽自動車道の三木小野インターから約30分のアクセスです。年末年始は参拝者が増えるため、駐車場の混雑や周辺道路の状況に注意が必要です。

要点のまとめ

以下の表は、この記事で伝えた年末年始の鶴林寺に関する主要情報を整理したものです。参拝や行事参加を検討する際の確認用としてご利用ください。

項目 内容
発表日 2025年12月23日 17時00分
寺院名 鶴林寺
建立伝承 589年、聖徳太子が16歳のときに建立と伝わる
本堂の文化財指定 応永4年(1397年)建立、国宝建造物
鐘楼・梵鐘 鐘楼は応永14年(1407年)建立で国重要文化財。梵鐘は高麗時代作の朝鮮鐘(約1000年)、黄鐘調の音色
大晦日入山 入山無料。大晦日一旦17時に閉門、除夜のため22時30分開門
打撞券配付 大晦日22時30分より配付。打撞券を受け取った方のみ入堂・打撞可。配付が早まる可能性あり
鐘撞開始 23時00分開始
恵幸川鍋の振る舞い 大晦日に参拝者向けに約300食を提供予定。地元食材と高松味噌、盛典の酒粕を使用
修正会 1月8日(木)13時00分より鶴林寺本堂で開催。鶴林寺鬼追いは加古川市無形民俗文化財
アクセス 所在地:兵庫県加古川市加古川町北在家424。電話:079-454-7053。JR加古川駅からバス8分または徒歩25分、山陽電鉄尾上の松駅から徒歩15分。車は加古川バイパス加古川ランプから10分
関連の地元素材 高松清太夫老舗の高松味噌、岡田本家の日本酒「盛典」の酒粕

上の表は、年末年始における鶴林寺の主要スケジュール、文化財としての価値、恵幸川鍋の振る舞い等の要点を整理したものです。参拝や行事への参加を検討する際は、当日現地の案内や配布物の指示に従い、安全と文化財保護のためのルールを守ることが重要です。