12月25日深夜スタート 短編ドラマ『パレード界隈』全8話写真公開

郊外の“パレード”から少し外れた場所で紡がれる短編群

CBCテレビの新作ショートドラマ「パレード界隈」は、街全体が“パレード”で高揚するその日、歓喜の中心から少し離れた場所にいる人々のごく短い日常の断面を切り取る作品だ。年齢や性別、境遇の異なる8人がそれぞれ2人組となり、6つのシチュエーションで会話劇を繰り広げる構成になっている。

制作側は「答えを出し切らない」余白を大切にしており、脚本や演出、編集を通じて“想像させる”余地を残す演出を意図している。短時間で凝縮された会話劇の中に、観る者が各自の解釈で“パレード界隈”を感じ取ることを期待させる作りだ。

作品の特徴と見どころ

本作は1話あたりの尺が短く、テンポよく場面が転がるタイプのドラマであることが制作発表資料から伝わってくる。やり取りの自然さを重視しつつも、登場人物たちの立場差や関係性がわずかなセリフや所作で示され、観る者の興味を刺激する作りだ。

制作プロデューサー平岩莉央は、作品について「余白があるから考察したくなる」「大真面目で上質なおふざけを詰め込んだ」とコメントしており、肩の力を抜いて楽しめる一方で、細部に目を凝らすと発見があるタイプの作品であることがうかがえる。

• 形式：短編会話劇（ショートドラマ）
• テーマ：パレードの喧騒から少し外れた日常
• 構成：全8話、6つのシチュエーションで8人が2人組として登場
• 場面写真：全8話分の場面写真（計16点）を公開済み

放送日程と視聴方法、公式情報の入手先

放送は2025年12月25日（木）から12月28日（日）までの4夜連続、深夜1時15分からで、各放送日ごとに2話ずつ放送される。合計で全8話がCBCテレビローカルエリアにて放送される予定だ。

放送後はTVerでの無料見逃し配信が予定されており、資料では視聴用の登録ページ（https://tver.jp/series/srvv72kc2g）への案内が明記されている。公式の最新情報は番組公式サイト（https://hicbc.com/tv/parade-kaiwai/）や番組公式X（@cbc_ParadeKiWi）で随時告知される。

放送・配信の要点

放送日

2025年12月25日（木）～12月28日（日）

放送時間

深夜1時15分～（各日2話ずつ放送）

話数

全8話

放送エリア

CBCテレビローカルエリア放送

見逃し配信

放送後よりTVerにて無料配信予定（https://tver.jp/series/srvv72kc2g）

出演者と制作体制、劇中の“声”を担当した人物

出演キャストにはドラマや映画、舞台で活躍する実力派が揃う。濱正悟、夙川アトム、佐々木史帆、小南光司、三原羽衣、川﨑帆々花、本間孝男、浅利陽介の8名が登場人物を演じ、各回ごとに異なる組み合わせで関係性が描かれる。

クレジットは脚本が神谷圭介（画餅／テニスコート）、演出が森本晶一（分福）、制作協力がタイズブリックとBEANZ、製作著作はCBCテレビとなっている。短尺の会話劇という形式だけに、脚本・演出・編集の連携が作品性に与える影響が大きい。

劇中の“声”について

劇中で流れるラジオニュースや案内アナウンスなどの“声”をCBCテレビの友廣南実アナウンサーが担当している。プレスリリース内のコメントでは、アナウンサー本人が「初めてドラマ内のナレーションを担当しました」と語り、普段のアナウンスとは異なる“何かになりきる”読みに挑戦したと述べている。

友廣アナの関与は、短い会話劇にリアリティを付与する要素として位置付けられており、「1話あたりたった3.5分間に凝縮された濃厚な会話劇にリアリティあふれる演出を重ねる」として作品の没入感を高める役割を担っている点が強調されている。

主要出演者

濱正悟、夙川アトム、佐々木史帆、小南光司、三原羽衣、川﨑帆々花、本間孝男、浅利陽介

脚本

神谷圭介（画餅／テニスコート）

演出

森本晶一（分福）

制作協力

タイズブリック、BEANZ

製作著作

CBCテレビ

劇中の“声”

友廣南実（CBCアナウンサー）

第一話・第二話のあらすじ、全話タイトル、場面写真公開とSNSキャンペーン

本作は、第1話・第2話の詳細なあらすじと、全8話分の場面写真（計16枚）が公開されている。第1話・第2話の具体的な場面描写からは、登場人物たちのやり取りのトーンや関係性が垣間見える。

以下に各話のタイトルと、プレスリリースに記載された第1話・第2話のあらすじを明記する。写真は各話につき2点ずつ公開されており、視覚的に作品世界を示す資料として用意されている。

第1話と第2話のあらすじ

第1話「メモリアルベンチ 燃える」
大きめの花束を持った田代（濱正悟）がベンチに座って誰かを待っている。そこに現れた成田（夙川アトム）は訝しげに田代を見ながら同じベンチに座り、たこ焼きを食べ始める。場面写真は第1話より2点が公開されている。

第2話「その女 ゲット・ア・リトル チャーハン」
葬儀場の受付を淡々とこなす2人。鳩子（三原羽衣）は遠い親戚である美穂（佐々木史帆）に“チャーハンを最後まで食べきれない”という雑談を持ち掛ける。第2話についても場面写真2点が公開されている。

第3話以降のタイトル（写真も公開）

• 第3話「愛のフォゲット」
• 第4話「スリー ビルボード ボーイ（前編）」
• 第5話「スリー ビルボード ボーイ（後編）」
• 第6話「イカとコハダ」
• 第7話「サイコメトラー谷口」
• 第8話「喉仏バーンアウト」

各話にはそれぞれ場面写真が2点ずつ公開され、計16枚の写真が作品の世界観を伝えている。写真と話タイトルから想像を働かせる楽しみも用意されている。

SNSキャンペーンについて

放送開始を記念して、番組公式Xではタイトルロゴステッカーが当たるフォロー&リポスト（リツイート）キャンペーンを実施する。応募方法や当選者発表などの詳細は番組公式Xで順次発表される予定だ。

公式Xアカウントは @cbc_ParadeKiWi、推奨ハッシュタグは「＃パレード界隈」「＃中毒性ショートドラマ」である。キャンペーンの情報は公式アカウントを確認することで最新の案内を得られる。

要点の整理

以下の表は、本記事で紹介した「パレード界隈」に関する主要な情報を整理したものだ。番組の放送日程、視聴方法、主要スタッフ・キャスト、公開資料（場面写真）やSNSキャンペーンの要点が一目でわかるようにまとめてある。

以上がプレスリリースに基づく全体の整理である。放送・配信スケジュールや公式アカウントでのキャンペーン情報、場面写真などを確認しながら、短時間で濃密な会話劇として設計された作品の全貌に触れることができる。