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2/6開幕:東映京都撮影所と前進座の映画資料展

東映京都×前進座展

開催期間:2月6日〜3月1日

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東映京都×前進座展
入場料はかかるの?
入場は無料。会期は2026年2月6日~3月1日、会場は調布市文化会館たづくり2階北ギャラリー。開館は10:00〜19:00で2/14〜2/17は休館。主催は国立映画アーカイブ、運営はVIPO。
展示の目玉って何?
東映京都撮影所の美術スケッチや衣裳写真、宮本武蔵で使われた木彫の題字、前進座の製作・宣伝資料、山中貞雄への寄せ書きや1937年『新選組』ポスターなど貴重な非フィルム資料が並ぶ。

東映京都撮影所と劇団前進座――映像資料で振り返る二つの映画史

「天下御免!東映京都撮影所物語/劇団前進座の映画史」は、国立映画アーカイブの「令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の調査成果をもとに構成された二部構成の資料展示です。本展示では、東映京都撮影所が1951年の設立以来に生み出した時代劇や任侠映画、テレビドラマなどの制作過程を示す資料と、劇団前進座が1933年から取り組んできた映画製作の歴史を示す貴重な非フィルム資料を併せて紹介します。

本記事では展示の意図、展示資料の具体的な中身、開催情報、運営体制およびアーカイブ事業の目的を明確に伝えます。展示に収められた資料は、制作現場のプロセスや当時の宣伝手法、関係者の交流の痕跡を示すものであり、映画史研究や地域文化の理解に資する内容です。

【映画資料展示会開催】〈入場無料〉2/6~3/1「天下御免!東映京都撮影所物語/劇団前進座の映画史」 画像 2

開催概要と来場に関する基本情報

本展示は2026年2月6日(金)から3月1日(日)まで、調布市文化会館たづくり2階北ギャラリーにて開催されます。開館時間は10:00から19:00で、2月14日(土)から2月17日(火)の休館日を除き入場は無料です。

主催は国立映画アーカイブ、運営は特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)で、公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団が提携、東映株式会社京都撮影所や東映太秦映画村・映画図書室、一般社団法人劇団前進座、東近江市立湖東図書館(沢島文庫)、本地陽彦が協力しています。お問い合わせはVIPOのアーカイブ事務局(E-mail: nonfilm.archive@vipo.or.jp)にて受け付けます。

【映画資料展示会開催】〈入場無料〉2/6~3/1「天下御免!東映京都撮影所物語/劇団前進座の映画史」 画像 3

展示構成と注目資料の詳細

展示は第1部「東映京都撮影所」と第2部「劇団前進座」の二部構成で、各部とも制作資料・宣伝資料・関係者の遺品類を中心に展示します。以下に、展示構成と具体的な出品資料の詳細を挙げます。

資料は非フィルム資料としての保存と活用を前提に選定されており、保存状態や来歴に関する情報も併せて展示されます。各資料には簡潔な解説が付され、作品史や制作環境に関する文脈を提示します。

第1部:東映京都撮影所の軌跡

東映京都撮影所は1951年に設立され、以後多数の時代劇・任侠映画・テレビ作品を制作してきました。本展示では撮影所の美術部・衣裳部が遺した美術スケッチや衣裳写真、宣伝資料等を通じて制作現場の技術と組織を紹介します。

注目資料の一つに、内田吐夢監督・中村錦之助主演の『宮本武蔵』シリーズで実際に使用された題字(木彫板)が含まれます。木彫の題字は作品の視覚的アイデンティティを示す物証であり、舞台裏の制作過程を物語る重要資料です。

  • 東映京都撮影所の美術スケッチ、衣裳写真
  • 撮影所美術部・衣裳部の制作記録類
  • 沢島忠監督旧蔵の台本やアルバム(関連資料として保存・展示)

第2部:劇団前進座の映画史

劇団前進座は1933年から映画製作に臨み、山中貞雄や溝口健二らの名監督との協働による名作を生み出してきました。展示では前進座が製作した映画の製作資料や宣伝資料を中心に、劇団と映画界の交差点を示す資料群を提示します。

特に重要な展示として、山中貞雄監督が出征する際に映画人(黒澤明監督ら)から贈られた寄せ書き(巻紙)や、1937年の木村荘十二監督作品『新選組』のポスターなど、当時の人間関係や宣伝活動を直接示す資料が含まれます。

  • 前進座製作映画の製作資料・宣伝資料
  • 山中貞雄監督出征時の寄せ書き(巻紙)
  • 『新選組』(1937年、木村荘十二監督)ポスター

アーカイブ事業の背景と運営体制

本事業は平成30年度に文化庁事業として開始され、令和5年度から国立映画アーカイブが実施主体となっています。特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は過去年度から本事業を受託しており、令和7年度も継続して運営を担っています。

事業の目的は、歴史的・文化的価値のある映画関連資料を散逸・消失から守り、非フィルム資料を含めたアーカイブの中核拠点を形成することにあります。資料の保存・活用に関する望ましい仕組みの在り方について調査研究を行い、分野全体のネットワーク化や共同利用の促進を図ることが明記されています。

事業名
令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業
実施主体
国立映画アーカイブ(実施)、運営受託:特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
開始年度
平成30年度(文化庁事業として開始)
目的
非フィルム資料の保存・活用、分野全体のアーカイブネットワーク形成および共同利用促進

展示の要点整理と参照先

以下の表は本展示の主要項目を整理したものです。展示期間、会場、主催・運営・協力機関、出品資料の代表例、問い合わせ先および関連リンクを一覧で確認できます。表の後に本展示が提示する情報の要点を短くまとめます。

項目 内容
展覧会名 天下御免!東映京都撮影所物語/劇団前進座の映画史
会期 2026年2月6日(金)~3月1日(日)10:00~19:00(2月14日~17日休館)
会場 調布市文化会館たづくり 2階北ギャラリー
料金 入場無料
主催・運営 主催:国立映画アーカイブ / 運営:特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
提携・協力 公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団、東映株式会社京都撮影所、東映太秦映画村・映画図書室、一般社団法人劇団前進座、東近江市立湖東図書館(沢島文庫)、本地陽彦
展示資料(代表例) 『宮本武蔵』シリーズ題字(木彫板)、東映京都の美術スケッチ・衣裳写真、沢島忠監督旧蔵の台本・アルバム、前進座製作映画の製作・宣伝資料、山中貞雄監督出征時の寄せ書き(巻紙)、『新選組』(1937年)ポスター
問い合わせ VIPO 令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局 E-mail: nonfilm.archive@vipo.or.jp
関連情報 VIPO ニュースページ(本展示案内)

本展示は、制作現場の物的痕跡としての非フィルム資料の重要性を提示し、東映京都撮影所と劇団前進座という二つの異なる立場から日本映画史の一断面を示す試みです。保存と公開というアーカイブ活動の実務がどのように行われているかを実資料を通じて確認できる構成になっています。

展示に関する問い合わせは上記の連絡先へ。展示情報の最新の案内や関連イベントの詳細は「映画のまち調布 シネマフェスティバル 2026」および国立映画アーカイブの「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」関連ページでご確認ください。