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バトンズと東京海上、1月からM&A保険を自動付帯

M&A BATONZ自動付帯

開催日:1月1日

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M&A BATONZ自動付帯
M&A BATONZって何で、どこを補償するの?
BATONZと東京海上日動が提供する表明保証保険で、BATONZ経由で成約した案件に原則自動付帯。成約後に判明した未払い買掛金や未払い残業代など買い手負担を保険金で補償します。
誰が対象で全部の案件に付くの?費用はどうなるの?
対象はBATONZを介して成約した案件が原則。セーフティ/ベーシックは成約価格10億円以下が中心で、10億円超はアドバンスで個別相談。DD負担軽減が狙いで費用はプランや条件で異なります。

BATONZと東京海上日動が連携し、成約後のリスクを保険で補完

M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」を運営する株式会社バトンズは、東京海上日動火災保険株式会社と連携し、プラットフォームを介して成約に至ったM&A案件に対して、原則として表明保証保険「M&A BATONZ」を自動付帯する体制を2026年1月より開始します。発表は2025年12月25日11時30分に行われました。

この連携により、従来のM&Aにおける成約前の負担や調査時間といった課題に対応しつつ、成約後に判明した事象による買い手の費用負担を保険で補償する仕組みがプラットフォーム上で一体的に提供されます。対象はBATONZを介して成約した案件が原則です。

バトンズ、東京海上日動と連携しM&A成約時に表明保証保険を付帯 画像 2

発表の背景と目的

表明保証違反による損害は、買い手にとって成約後に大きな負担となります。具体的には、未払いの買掛金や従業員への未払い残業代など、引き継ぎ前に認識されていなかった事象が取引後に顕在化し、買い手が費用を負担するケースが生じます。

これまで表明保証保険は、デューデリジェンス(DD)の実施を前提としており、買い手側に追加の調査費用や時間の負担が発生していました。今回の取り組みでは、複数のプラン設計を行うことでDDに伴う負担を軽減し、より迅速かつ広範な適用を目指しています。

バトンズ、東京海上日動と連携しM&A成約時に表明保証保険を付帯 画像 3

「M&A BATONZ」が補償する内容と表明保証の役割

表明保証とは、M&Aにおいて売り手が最終契約書の締結日や譲渡日の時点で、財務諸表や雇用契約、取引契約の内容に誤りがないことを約束するものです。表明保証違反があった場合、買い手に生じた損害に対して補償が求められます。

表明保証保険「M&A BATONZ」は、そのような表明保証違反による損害を保険金で補償する商品です。保険を付帯することで、買い手は引継ぎ後に判明したリスクによる費用を保険金によりカバーできます。

想定される具体事例

代表的な想定事例として次のようなものが挙げられます。

  • 引継ぎ後に判明した未払いの買掛金の発生
  • 売り手時代に発生した従業員への未払い残業代
  • 契約内容の不備や債務の見落としに起因する損害

これらの事象は成約時点で確認されていなかったため、買い手にとって突発的な負担となります。保険はこれらの負担を軽減し、事業統合後の運営安定化に寄与する役割を担います。

プラン構成と適用条件、デューデリジェンスとの関係

「M&A BATONZ」は複数のプランを用意し、案件の規模や求める補償範囲に応じた選択を可能にしています。プランは主に「セーフティ」「ベーシック」、そして成約価格10億円超やより大きな補償を希望する方向けの「アドバンス」が用意されています。

プランごとに付帯条件や補償上限の設計が異なり、成約価格に応じた補償上限の増加など、従来の表明保証保険に比べて柔軟な設計が特徴です。判明したリスクに対するスピードや費用負担の面で、買い手側の利便性が高められています。

各プランの概要

セーフティ

バトンズが売り手に実施するインタビューに基づく「インタビューレポート」を元に付帯されるプランです。デューデリジェンス(DD)の大規模な実施を前提としないため、DD費用や調査時間を抑えられる点が特徴です。

対象は成約価格10億円以下の案件が原則となります。

ベーシック

成約価格に応じて補償上限が増加する設計に再構築されたプランです。従来よりも大きな補償を提供することが可能になっています。

こちらも成約価格10億円以下が対象で、買い手が想定外の損害に見舞われた場合の保険金支払いを想定した設計です。

アドバンス

成約価格10億円超の案件や、ベーシック以上の補償金額・補償対象を希望する場合の個別相談向けプランです。引受条件などは別途協議が必要となります。

大規模案件や特殊なリスクを抱える案件に対して柔軟に対応するための選択肢が用意されています。

なお、これまでは表明保証保険の付帯にあたり財務などを中心としたDDの実施が前提となることが多く、買い手の費用負担や調査時間が発生していました。今回の設計では、バトンズのインタビューに基づくセーフティや、成約価格に応じた設計を採用することで、その課題を軽減しています。

バトンズが提供する「バトンズDD」は、主に財務DDを中心としてM&Aで発生しやすいリスクを調査するパッケージです。詳細は以下で案内されています:
https://batonz.jp/lp/dd/

プラットフォーム「BATONZ」と企業情報、連携の意義

BATONZは「誰でも、何処でも、簡単に、自由に、M&Aが出来る社会を実現する」というビジョンのもと、専門家サポートとDXを組み合わせたM&A支援サービスを提供しています。ユーザー数・案件数・成約件数において業界シェアNo.1とされるプラットフォームであり、今回の保険連携は中小M&Aにおける成約後の安全網を強化するものです。

連携先である東京海上日動火災保険株式会社は本店を東京都千代田区に置き、取締役社長は城田宏明氏です。両社はこれまでも中小M&Aに特化した保険の共同開発を行ってきた実績があります。

BATONZの企業概要

  • 会社名:株式会社バトンズ
  • 所在地:東京都中央区築地3-12-5
  • 設立:2018年4月
  • 資本金:1億円
  • 代表取締役CEO:神瀬悠一
  • 事業内容:M&A総合プラットフォーム「BATONZ」の企画・開発・運用、人材紹介サービス「LANNERZ」の企画・開発・運営
  • 会社HP:https://batonz.jp/company/
  • BATONZ:https://batonz.jp/
  • LANNERZ:https://batonz.jp/lp/lannerz/(職業紹介許可番号 13-ユ-318789)

プラットフォームを介したM&Aに保険を自動付帯することにより、成約後のリスク管理を効率化し、中小企業の事業承継や後継者不足という社会課題に対する貢献を目指す取り組みです。

今回の表明保証保険「M&A BATONZ」は、バトンズDD以外のDDでも付帯が可能となった点が明記されており、より広い案件に対応できるようになっています。また、成約価格が10億円超の場合や、より広い補償を希望する場合は「アドバンス」等で個別に引受条件を相談する仕組みです。

要点の整理

ここまで解説した内容を表形式で整理します。主要な項目、適用開始時期、対象、プラン内容などを一覧にしてまとめることで、今回の連携の全体像と利用にあたっての主要な条件を把握しやすくしています。

項目 内容
発表日 2025年12月25日 11:30
実施開始日 2026年1月(BATONZを経由して成約した案件に原則自動付帯)
保険名称 表明保証保険「M&A BATONZ」
連携先 東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長:城田宏明)
対象案件 BATONZプラットフォームを介して成約に至ったM&A案件(原則自動付帯)
主な適用条件 成約価格10億円以下は「セーフティ」「ベーシック」対象。10億円超やより大きな補償は個別相談(アドバンス)。バトンズのインタビューに基づくレポートやDDの有無に応じた付帯が可能。
想定される補償事例 未払い買掛金、未払い残業代、契約内容の不備に起因する損害など
主なプラン
  • セーフティ:インタビューレポートを基に付帯、DD負担を抑制
  • ベーシック:成約価格に応じ補償上限を増加
  • アドバンス:10億円超や高度な補償を希望する場合の個別相談
企業情報(提供側) 株式会社バトンズ
所在地:東京都中央区築地3-12-5
設立:2018年4月/資本金:1億円/代表:神瀬悠一
参考情報 バトンズDD 詳細:https://batonz.jp/lp/dd//BATONZ:https://batonz.jp/

表に示した通り、今回の連携は成約後に発生しうるリスクを保険で補償する点に主眼が置かれており、セーフティやベーシックといったプランで成約価格に応じた柔軟な補償設計が実施されています。成約価格10億円超や補償範囲を拡張したい場合には個別の引受条件相談が必要です。

BATONZと東京海上日動が連携することで、プラットフォームを通じて成約した案件に対して成約後の安全網を拡充し、中小M&Aの活性化や事業承継の円滑化に資する取り組みとなることが期待されます。