ホテルオークラ神戸、12月30日屋外キッズエリアを刷新

トリプルメガデッキ（グリーンラインシリーズ）

トリプルメガデッキは、リサイクル素材で作られたパネルや支柱を用いた大型遊具です。異なる2種類の滑り台を備え、複数の動線や遊び方を同時に提供することで、幅広い年齢の子どもたちが一緒に遊べる構成になっています。

構造上は複数のデッキを階層的に配置し、上り下りや滑走、隠れ場所としての利用など多面的な遊びを想定しています。強度や安全性の基準を満たす素材・設計が採用されている点も明記されています。

ティピーカルーセル（グリーンラインシリーズ）

ティピーカルーセルは、座る・仰向け・バーをつかんで立つといった複数の姿勢で回転を楽しめる遊具です。座面が低い位置に設置されており、車いすからの乗り降りがしやすい構造となっているため、ユニバーサルデザインの観点からも配慮された設計です。

低い座面と安定した回転動作により、小さな子どもや移動支援が必要な利用者も参加しやすい点が特徴で、複数人での交流につながる遊びを促します。

お庭のシーソー

お庭のシーソーは、中央のステージにも座る・立つことができ、複数人での協調的な遊びを促進するタイプのシーソーです。シートには背もたれが付いており、より安定した姿勢で揺れる遊びを楽しめる仕様となっています。

このシーソーは、年齢差のある子ども同士や保護者と子どもの共同遊びを想定しており、コミュニケーションやバランス感覚の発達支援につながる設計です。

利用案内と運営上の注意点

リニューアル後の『キッズプレイエリア』は、屋外エリアを中心に営業時間・利用条件が定められています。対象はホテルご利用のお客様（宿泊・レストラン・ご宴席など）で、利用料は無料です。施設の安全運営のため、利用時は保護者の同伴が必要とされています。

また、天候により営業の一時休止がある点にも注意が必要です。雨天・荒天時は屋外エリアの営業を休止する旨が明記されています。利用に際しての具体的な運用上の情報は以下の通りです。

• リニューアル日：2025年12月30日（火）
• 営業時間：10:00〜17:00
• 場所：ホテルオークラ神戸 1階 ヘルスクラブ隣接スペース（屋外エリア）
• 導入遊具：コンパン社製 遊具3基（トリプルメガデッキ、ティピーカルーセル、お庭のシーソー）
• 対象：ホテルご利用のお客様（宿泊・レストラン・ご宴会など）
• 利用料：無料（保護者同伴が必要）
• 営業休止：雨天・荒天時は休止

問い合わせ先はホテルオークラ神戸 総合企画室。電話番号は078-333-3503、受付時間は9:30〜18:00です。また、今回の計画発表に関する第一弾のリリースURLと、関連の参考資料（ファミリー向け宿泊プランやレストランのお子様メニュー）についても公表されています。

関連リンク：ホテルオークラ神戸 公式サイト https://www.kobe.hotelokura.co.jp/、本計画の第一弾リリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002169.000005118.html、添付資料ファイル名 d5118-2184-423ccc976010b75b1ac8d84aea089020.pdf

関係各社の概要と今回の取り組みの位置付け

本リニューアルは、遊具メーカーとあそび場運営の知見を持つ企業との協働によって実現しています。協力企業の一つ、株式会社ボーネルンドは1981年設立で、教育玩具・遊具の輸入・販売、あそび場の開発・運営（「キドキド」等）、幼稚園・保育園・学校や公園、自治体向けのあそび環境づくりを手掛ける企業です。公式サイトは https://www.bornelund.co.jp/ に掲載されています。

コンパン社（Kompan）は1969年デンマーク設立。創業者のトム・リントハート氏のオブジェに端を発する遊具開発の歴史があり、研究機関での調査・研究に基づいて、子どもの発達段階に合わせた遊具開発を続けています。ユニバーサルデザインやインクルーシブなあそび場開発にも取り組んでいる企業として知られています。

ホテルオークラ神戸は神戸メリケンパークのウォーターフロントに位置し、“清楚にして優雅”をコンセプトとするランドマークホテルです。客室や館内デザインは日本古来の伝統や自然をモチーフとし、六甲の山並みや神戸ポートタワーなど多彩な眺望を生かしたロケーションが特徴です。今回の遊具導入は、ファミリー層を含む宿泊客やレストラン利用客に向けた付加価値の向上を目的とした施策の一環といえます。

本稿では、ホテルオークラ神戸が屋外のキッズプレイエリアに導入したコンパン社製遊具3基の特徴、利用条件、関係企業の概要などを整理して伝えました。施設はホテル利用者を対象とし無料で利用できる一方、保護者同伴や天候による営業制限など運用上の注意点も併せて公表されています。