1/1スタート|つくばでAR自販機が地域商品を試す
ベストカレンダー編集部
2025年12月31日 12:00
つくばAR自販機第10期
開催日:1月1日
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ARとアンケートがつなぐ「試す」ための自販機体験
茨城県つくば市の株式会社鶴と学び(代表:吉村千鶴子)は、地域の中小企業・事業者の商品を「試しながら育てる」ことを目的とした取り組みとして、「買ってみっPeyo つくば テストマーケティング自販機」第10期を2026年1月1日から開始すると発表しました。プレスリリースは2025年12月31日10時00分に公表されています。
本プロジェクトは、自動販売機を単なる販売の場にとどめず、消費者の体験と声を事業者に届ける「参加型テストマーケティングの場」として活用する点が特徴です。第10期では特にAR(拡張現実)を用いた商品紹介と、購入後に参加することで声が届くアンケートを組み合わせることで、購入前後の体験を連続したものにしています。
取り組みの趣旨と位置づけ
自販機での商品展開は従来の即時販売に加え、事業者が消費者の率直な意見を直接受け取る機会を生み出します。鶴と学びは、この自販機に設置したQRコードを起点に、ARの視覚情報とポッドキャストなどの音声コンテンツを組み合わせることで、単なる購入行為を越えた学びとフィードバックの循環を図ります。
消費者がスマートフォンをかざすだけで商品特性や使い方を直感的に理解できること、アンケートを通じて受け取った意見を出品者が次の商品改良につなげられることが、本プロジェクトの両輪となっています。
第10期の具体的内容――「体験する・参加する・声が届く」
第10期のテーマは「体験する・参加する・声が届く」です。自販機に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、商品紹介ARが起動し、視覚的に商品の特徴や使い方を確認できます。アプリのダウンロードは不要で、子どもから大人まで気軽に体験できる設計です。
また、商品紹介だけでなく、作り手の想いや背景を伝える音声コンテンツ(ポッドキャスト)も用意され、写真や音声を組み合わせた体験を提供します。購入後のアンケートでは「おいしかった」「使いやすかった」といった評価のほか、「こんな場面で使いたい」「もっとこうだったら」といった具体的な要望を受け付け、出品事業者へ直接フィードバックされます。
AR体験の特徴と利便性
AR体験は、店頭での説明書きだけでは伝わりにくい「使い方」や「見た目のサイズ感」「素材感」などを補完する役割を担います。QRコードを読み取り、スマートフォンをかざすだけで商品に関する情報が重ねて表示されるため、購入判断の参考になります。
また、ポッドキャスト音声を組み合わせたフォトフレームARでは、画面左下から音声が再生され、出品者の想いや製造の背景を聴きながら写真を確認できることで、消費者の理解が深まる仕組みです。アプリのインストール不要という点は、観光客や外国人の利用も想定した配慮です。
参加事業者と出品商品の詳細、出品者の声
第10期には分野の異なる4社が参加します。各社は現在提供している商品について、実際の使用者からの声を受け取って、今後の商品づくりや改良に反映していく方針です。以下は参加事業者と出品商品、ならびに出品者のコメントです。
出品商品は多彩で、ガラス工芸から食品、加工素材まで幅広く揃っています。各商品の特徴はARで確認でき、購入後のアンケートによる生の意見を収集します。
- 硝子アロマペンダント — 硝子屋Hamagon(はまごん)
- 「ガラス作品は、実際に使ってみて初めて分かることが多いと感じています。商品紹介ARで特徴を知っていただいた上で、使い心地や印象について率直な声が届くことを楽しみにしています。その声を、これからのものづくりに活かしていきたいです。」
- リアルカーボン小物 — カーボン加工の専門店 サーフェス
- 「カーボン加工の魅力や価値は、言葉だけでは伝えきれない部分があります。ARを通じて商品の特徴を知っていただき、実際に手に取った感想が届くことで、新しい可能性が見えてくると考えています。」
- みよこの七味(辛・ノーマル・香) — 筑波山 神橋亭(みよこの七味)
- 「今年採れた福来みかんを使い、『みよこの七味』を仕込みました。香りや辛味のバランスについて、実際に試した方の声を聞けるのが、この取り組みの魅力です。いただいた感想を、次の味づくりにつなげていきたいと思います。」
- 米粉パンケーキミックス(プレーン・かぼちゃ・ビーツ・こまつな・りんご) — 有限会社 横田農場
- 「前回のテストマーケティングでいただいた声を踏まえ、今回はりんごフレーバーを新たに試します。商品紹介ARで特徴を伝えながら、味や使い方について率直な感想を届けていただけたらうれしいです。」
利用の流れと設置場所、関連情報
利用者は自動販売機前でQRコードを読み取り、表示されるARで商品情報や出品者の音声を確認したうえで購入します。購入後に同じくQRコードからアンケートに参加することで、感想が直接出品者に届く仕組みです。アプリのダウンロードは不要で、直感的に操作できる点が特徴です。
自販機はつくばセンター広場に設置されています。プロジェクトの詳細や開発ストーリーは、下記の関連サイトで公開されています。出品事業者の背景や体験の詳細はPR TIMES STORYにも掲載されています。
- 買ってみっPeyoつくば テストマーケティング自販機サイト:https://kattemippeyo.tsurutomanabi.com/
- PR TIMES STORY(体験・開発の詳細):https://prtimes.jp/story/detail/GbyLw8TV5Qr
想定される来訪者と利用シーン
本取り組みは、ARや新しい体験に関心のある方、地域のものづくりや中小企業を応援したい方、親子で学びのある体験を楽しみたい方、つくばを訪れる観光客や外国人などを想定しています。購入がそのまま地域や事業者との関わりの第一歩となる設計です。
「買って終わりではない」というコンセプトを掲げ、消費者の声が次の商品づくりに反映される循環を重視しています。現地での体験は簡易な操作で完結するため、幅広い層にとって利用しやすいものになっています。
要点一覧とこの記事のまとめ
以下に、本記事で触れた主要な情報を表にまとめます。事業名、開始日、企画・運営、出品事業者、提供される体験のポイント、設置場所、関連リンクなどを整理しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業名 | 買ってみっPeyo つくば テストマーケティング自販機 |
| 第10期開始日 | 2026年1月1日 |
| プレスリリース公表日時 | 2025年12月31日 10:00 |
| 企画・運営 | 株式会社鶴と学び(代表:吉村千鶴子) |
| 設置場所 | つくばセンター広場 |
| 参加事業者(出品商品) |
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| 体験の主な要素 | 商品紹介AR/ポッドキャスト音声/購入後アンケート(フィードバック)/アプリ不要の簡易操作 |
| 関連リンク |
本記事では、鶴と学びが進める「買ってみっPeyo つくば テストマーケティング自販機」第10期の全体像と具体的な参加事業者、体験の流れ、関連情報を整理して伝えました。ARを軸にした情報提供と、購入後のアンケートによるフィードバックという仕組みを通じて、地域事業者の商品開発に実践的なデータが還元される点が本プロジェクトの重要なポイントです。