CES 2026で披露、ROGの新世代ゲーミングPC群
ベストカレンダー編集部
2026年1月6日 13:33
ROG新製品発表
開催日:1月6日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
CES 2026で披露されたROGの新世代ラインナップと発表の背景
ASUS(ASUSTeK Computer Inc.)は、日本時間2026年1月6日(火)午前8時から実施したグローバル向けバーチャル発表イベント「Dare To Innovate」において、複数のROG(Republic of Gamers)ブランド新製品を発表した。発表はROGの設立20周年を迎える年に合わせたもので、製品群にはゲーミングノートPC、ゲーミングデスクトップPC、周辺機器が含まれる。
今回の発表では、ゲームクリエイターの小島秀夫氏が設立した株式会社コジマプロダクションとのコラボレーションモデルや、世界初の技術を採用した製品などが明らかになった。発表の中心には、ゲーミング性能の追求だけでなく、クリエイティブワークや携帯性、ユーザー体験の多様化に応えるラインナップが据えられている。発売時期は概ね2026年上半期が予定されている。
コジマプロダクションとのコラボレーション:ROG Flow Z13-KJPと関連アクセサリ
ROGの20周年を記念して実現したコジマプロダクションとのコラボレーションモデルとして、2-in-1ゲーミングノートPC「ROG Flow Z13-KJP」が発表された。デザインは伝説的デザイナーの新川洋司氏が手がけており、シャーシ、脱着式キーボード、筐体の細部に至るまでオリジナルデザインが施されている。
本モデルはROGゲーミングノートPCとして初めてカーボンファイバーを採用し、コラボレーションの世界観を強く反映する外装を採用している。製品には専用のハードケースが付属し、安全に持ち運べる点も特徴である。
ROG Flow Z13-KJPの主要仕様と特徴
ROG Flow Z13-KJPはモバイル性と高性能を両立する構成を取り、さまざまな作業領域に対応するスペックが用意されている。
主な仕様は以下の通りである。
- プロセッサ:AMD Ryzen™ AI MAX+395プロセッサを搭載
- メモリ:最大128GB搭載可能
- ディスプレイ:タッチ操作対応の2.5K ROG Nebula、リフレッシュレート180Hz
- 筐体:カーボンファイバー採用、脱着式キーボード付属
- 付属品:専用ハードケース
上記の構成により、ゲームプレイだけでなくコンテンツ制作やクリエイティブ作業にも適した性能を提供する設計になっている。
コラボレーション周辺機器(KJPシリーズ)
コジマプロダクションのロゴやコンセプトを取り入れた専用アクセサリも同時に発表された。セットアップ全体で世界観を反映できる構成となっている。
対象となる周辺機器のラインナップは以下の通りである。
- ROG DELTA II-KJP:ROGゲーミングヘッドセット
- ROG KERIS II ORIGIN-KJP:ROGゲーミングマウス
- ROG SCABBARD II XXL-KJP:ROGゲーミングマウスパッド
デュアルディスプレイ搭載と薄型軽量を両立したZephyrusシリーズ
ROGはノートPCのアプローチを多面的に広げるモデルとして、デュアルディスプレイ搭載のコンバーチブル2-in-1「ROG Zephyrus DUO GX651」と、薄型軽量の「ROG Zephyrus G14/G16」を日本市場で取り扱うことを発表した。両者は携帯性と高い演算・グラフィックス性能を両立させるための設計思想を共有している。
いずれのモデルも最新世代のCPUとGPUを採用し、冷却やユーザビリティに関する改良が施されている点が特徴である。
ROG Zephyrus DUO GX651 の特徴
ROG Zephyrus DUO GX651は世界初となる16型デュアルディスプレイ搭載のコンバーチブル2-in-1ゲーミングノートPCで、ユーザーに柔軟な表示環境を提供する設計になっている。
主な仕様・特徴は以下のとおりである。
- ディスプレイ:16型デュアルディスプレイ(世界初)
- 薄さ・質量:最薄部約1.95cm、質量約2.85kg
- プロセッサ:最新のインテル® Core Ultraプロセッサー(シリーズ3)
- グラフィックス:最大NVIDIA® GeForce RTX™ 5090 Laptop GPU搭載可
- ヒンジ:320°回転、5つの動作モードに対応
この構成により、AAAタイトルのプレイやプロ向けのクリエイティブアプリケーションでも高いパフォーマンスが期待できる。日本での発売は2026年3月下旬以降を予定している。
ROG Zephyrus G14 / G16 の特徴
ROG Zephyrus Gシリーズは薄型軽量で持ち運びに適したゲーミングノートPCのラインとして位置づけられている。G14とG16はプロセッサ構成に違いがあり、用途に応じた選択が可能である。
主な仕様・特徴は以下の通りである。
- ROG Zephyrus G14:最新のインテル® Core™ Ultraプロセッサー(シリーズ3)または最新のAMD Ryzen™シリーズプロセッサを搭載
- ROG Zephyrus G16:最新のインテル® Core™ Ultraプロセッサー(シリーズ3)搭載
- グラフィックス:最新のNVIDIA® GeForce RTX™ 50シリーズ Laptop GPU搭載
- 冷却:新設計の底面パネルによる排熱ソリューションの向上
- イルミネーション:ROGスラッシュライティングを従来の7エリアから35エリアにアップグレード
- AI対応:すべてCopilot+ PC準拠
これらの改良により、携帯性を保ちながら高負荷ワークロードに対処できるスペックが用意されている。日本での発売は2026年4月以降を予定している。
フルタワーの新基準:ROG G1000 とAI対応PCの拡張
デスクトップPCの領域では、フルタワー設計の「ROG G1000」が発表された。設計は妥協なきパフォーマンスを追求するもので、ASUSの最新マザーボードやハイエンドCPU、GPUを組み合わせて最大級の演算能力を実現する。
また、ノートPC群では「Copilot+ PC」に準拠するラインナップを拡充し、ゲーマー以外のユーザーにも生成AIなどを活用した体験を提供することが明記されている。製品群全体がAI対応を意識した設計を含む点が今回の特徴の一つである。
ROG G1000 の主要仕様と機能
ROG G1000は世界初の機能として「AniMe Holo」を搭載しており、カスタマイズされたアニメーションやロゴ、キャラクター表示が可能な点が特徴である。これにより従来のタワー型PCの見た目やユーザー体験に新たな表現が加わる。
主な仕様は以下のとおりである。
- AniMe Holo:アニメーションやロゴ、キャラクターを表示
- マザーボード:ROG STRIX X870(ROGマザーボード)搭載
- CPU:最大AMD Ryzen™ 9 9950X3D搭載
- GPU:最大ROG Astral NVIDIA® RTX™ 5090搭載
- メモリ:最大128GB DDR5搭載可能
日本での発売は2026年5月以降を予定している。これらの構成は、高解像度ゲームやプロフェッショナルな制作環境での使用を想定したハイエンド仕様となっている。
発表製品の整理と主要点の一覧
ここまでに示した各製品や仕様は、発表イベントで明らかになった内容を網羅的に整理したものである。本文では各製品の設計思想、搭載可能な主要コンポーネント、発売時期目安などを具体的に示した。
以下の表で、発表された主要製品と仕様、発売時期の目安を一覧化してまとめる。
| 製品名 | 主な特徴 / 主要仕様 | 日本での発売時期(目安) |
|---|---|---|
| ROG Flow Z13-KJP | コジマプロダクションコラボ、新川洋司デザイン、カーボンファイバー筐体、脱着式キーボード、専用ハードケース、AMD Ryzen™ AI MAX+395、最大128GB、2.5K ROG Nebula(180Hz/タッチ) | 2026年上半期(シリーズ内での展開) |
| ROG DELTA II-KJP / ROG KERIS II ORIGIN-KJP / ROG SCABBARD II XXL-KJP | コジマプロダクションのロゴ・コンセプトを反映したヘッドセット、マウス、マウスパッド | 2026年上半期(Flow Z13-KJPと合わせた展開) |
| ROG Zephyrus DUO GX651 | 世界初16型デュアルディスプレイ、コンバーチブル2-in-1、最薄部約1.95cm、質量約2.85kg、Intel® Core Ultra(シリーズ3)、最大NVIDIA® GeForce RTX™ 5090、320°ヒンジ(5動作モード) | 2026年3月下旬以降 |
| ROG Zephyrus G14 / G16 | 薄型軽量、G14はIntel Core Ultra(シリーズ3)またはAMD Ryzenシリーズ、G16はIntel Core Ultra(シリーズ3)、NVIDIA® GeForce RTX™ 50シリーズ、底面パネル新設計で排熱向上、ROGスラッシュライティングが35エリア、Copilot+ PC準拠 | 2026年4月以降 |
| ROG G1000 | フルタワー、世界初AniMe Holo搭載、ROG STRIX X870マザーボード、最大AMD Ryzen™ 9 9950X3D、最大ROG Astral NVIDIA® RTX™ 5090、最大128GB DDR5 | 2026年5月以降 |
ASUS JAPAN株式会社は東京都千代田区に本社を置き、代表取締役社長はAlvin Chen(アルヴィン・チェン)である。ASUSのChromebookやROGブランドの国内販売は、2023年に日本国内販売台数シェア1位を獲得した(BCNデータに基づく自社調べ)。今回の発表は、ゲーミング製品のラインナップ強化とAI対応PCの展開を通じて、幅広いユーザー層への訴求を目指すものである。
関連情報はASUSの公式発表ページで確認できる:https://www.asus.com/jp/news/dop4qlreqbqenvt2