CES 2026でASUSが発表 超軽量Copilot+ PC群
ベストカレンダー編集部
2026年1月7日 05:45
ASUS CES2026発表
開催日:1月7日
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CES 2026で公開されたASUSの新ラインナップ:AI対応と軽量化を両立した多彩なノートPC群
ASUSは、日本時間2026年1月7日(火)午前2時から実施したグローバル最新製品バーチャル発表イベント「Always Incredible」において、多数のノートPCを発表した。今回の発表では、Qualcomm、AMD、インテルの最新CPUと高性能NPUを搭載し、AI機能に対応する「Copilot+ PC」ラインナップの拡充や、クリエイター向けの強化、法人向けのプレミアムモデル投入が目立った。
発表資料はASUS JAPAN株式会社(2026年1月7日 02時30分付)のプレスリリースに基づくもので、同社は日本向けの特別モデルや、日本発売予定時期についても併せてアナウンスしている。以下では各モデルの特徴、主要仕様、発売時期とともに、素材や新機能のポイントを整理して紹介する。
素材と設計の共通テーマ:セラルミナム採用と薄型軽量設計
ASUSの新モデル群では、筐体素材としてASUSが独自開発した「セラルミナム」(セラミックとアルミニウムを融合させた特殊合金)が多く採用されている。セラルミナムは耐摩耗性と堅牢性を両立させる点が強調され、見た目の高級感と物理的な耐久性を兼ね備えた仕上がりになっている。
設計面では薄型・軽量化が継続して追求され、16型や14型といった大画面モデルでも1kg台前半、あるいは1kg以下を実現した製品が含まれる。ビジネス用途やモバイルクリエイター、ゲーミングまで用途別に最適化された製品群となっている。
- セラルミナム:外装に加工を施し、CNC加工による精巧な仕上げを実現。
- 薄型化:最薄部約10.99mm(ExpertBook Ultra)など、薄さを重視したモデルが複数存在。
- 軽量化:Zenbook A16が約1.2kg、Zenbook A14が約1kg未満など、携帯性を強化。
主要モデルの仕様と特徴(個別解説)
ここではプレスリリースで紹介された全モデルについて、発表時点で示された仕様や特徴を製品ごとに整理する。製品リストに漏れがないよう、以下の項目はすべてプレスリリースに記載された内容を含めている。
各製品の細かな違いはプロセッサー、ディスプレイ、重量、バッテリー容量、対応AI機能や付属アクセサリなどに現れている。表記は発表文に基づく。
Zenbookシリーズ:大画面と携帯性のバランスを追求
ASUS Zenbook A16 UX3607は、16型3K有機EL(120Hz)を搭載するモデルで、筐体にセラルミナムを採用。重量は約1.2kgと16型としては超軽量を実現する点が特徴である。プロセッサーにはQualcomm® Snapdragon® X2 Eliteを搭載し、NPUは80TOPSでAIアプリケーションのマルチタスク処理をサポートする。バッテリーは70Whで一日中の使用を想定している。日本向けに特別モデルをラインナップして発売予定とされる。
ASUS Zenbook A14 UX3407NAは14型の超軽量モデルで、重量は約1kg未満。こちらもセラルミナム採用、プロセッサーはQualcomm® Snapdragon® X2 Elite、NPUは80TOPS、バッテリーは70Wh。一日の使用を意識した設計で、日本特別モデルとして発売予定である。
薄型スタイリッシュモデルとデュアルディスプレイの展開
ASUS Zenbook S16 UM5606GAおよびASUS Zenbook S14 UX5406AAは、先代の薄型軽量性とスタイリッシュさを継承しつつ、新デザインの天板を採用している。天板にはセラルミナム加工を施し、CNC加工で精巧に仕上げられている。
最薄部約11mmで、重量はZenbook S16が約1.5kg、Zenbook S14が約1.2kg。プロセッサーは最新のAMD Ryzen™ AI 400シリーズまたはインテル® Core™ Ultraプロセッサー(シリーズ3)を搭載し、パフォーマンスとAI処理双方に対応する。日本では1月下旬以降発売予定とされている。
汎用性の高い14型モデルとデュアルスクリーン
ASUS Zenbook 14 UM3406GAは薄型軽量でライフスタイルに溶け込むデザインを採用。最新のAMD Ryzen™ AI 400シリーズプロセッサを搭載し、最大タッチ対応の14型WUXGA有機ELディスプレイとNPU(50TOPS)でAI機能に対応するCopilot+ PCとして位置づけられている。日本では1月下旬以降発売予定。
ASUS Zenbook DUO UX8407AAは14インチのデュアルディスプレイを搭載する新デザインのCopilot+ PCで、インテル® Core™ Ultraプロセッサー(シリーズ3)を搭載する。利用モードは5種類(物理キーボードを使うノートPCモード、バーチャルキーボードを使うノートPCモード、デュアルディスプレイモード、デスクトップモード、共有モード)を備える。全体にセラルミナム加工を施し、前世代より5%フットプリントを縮小した。Bluetoothキーボードを取り外した本体のみで約1.35kgと薄型軽量を実現。日本では1月中旬以降発売予定。
法人向け・ビジネスモデル:軽量かつ長時間駆動のExpertBook
ASUS ExpertBook Ultra B9406はASUSの法人向け「ExpertBook」シリーズの最上位プレミアムモデルとして位置づけられる。薄さは約10.99mm、重量は約990gで、インテル® Core™ Ultraプロセッサー(シリーズ3)を搭載し、Copilot+ PCに準拠する。
法人利用を想定した機能として、ASUSのAIアプリケーション「ASUS MyExpert」に対応し、ビジネスシーンにおけるAI支援を強化する。ディスプレイは最大3Kタンデム有機ELを採用し、バッテリーは70Whの大容量で長時間駆動を実現。日本では2026年第二四半期以降発売予定である。
ProArt:クリエイター向けの高性能2-in-1とGoProコラボモデル
ASUS ProArt PZ14 HT7407NAは2-in-1デタッチャブルのクリエイティブノートPCで、14型3K有機ELディスプレイ(リフレッシュレート144Hz、最大輝度1000nits)の「ASUS Lumina Pro OLED」を搭載する。プロセッサーはQualcomm® Snapdragon® X2 Eliteで、最大32GBメモリに対応。付属のASUS Pen 3.0はMPP 2.6準拠でハプティックフィードバックとワイヤレス充電に対応し、ペンは本体カバーの収納ケースで充電可能。日本では4月以降発売予定。
ASUS ProArt PX13 HN7306EAは2-in-1コンバーチブルのアップデートモデルで、AMD Ryzen™ AI MAX+ 395プロセッサと最大64GBメモリを搭載する。コンパクトながら高いグラフィックス性能とパフォーマンスを備え、1月下旬以降に日本で発売予定である。
ProArt GoPro Edition (PX13)は米国発のアクションカメラブランドGoProとのコラボレーションモデルで、本体や付属アクセサリまでGoProデザインを反映している。天板はアウトドアで堅牢なイメージのデザイン、キーボードバックライトはGoProブルー、ファンクションキーには「GoPro Hotkey」を配置し、これを押すことで簡単に「GoPro Player」を起動可能である。
パフォーマンス面ではAMD Ryzen™ AI MAX+ 395プロセッサと最大128GBメモリを搭載し、GoProで撮影した素材の編集に最適化されている。付属にはハードシェルスリーブケースがつき、ボックス自体をカスタマイズ可能なガジェットケースとして使用できる設計。日本では2月下旬以降発売予定である。
TUF Gaming:持ち運びしやすい14型ゲーミングモデル
ASUS TUF Gaming A14は14型ディスプレイ搭載のゲーミングシリーズで、持ち運びを重視しつつゲームプレイからクリエイティブ作業、ビジネスまで幅広く対応できる点を謳っている。発表時点では複数のバリエーションが示されている。
具体的には、AMD Ryzen™ AI MAX+ 392プロセッサを搭載したモデル(プレスリリースではASUS TUF Gaming A14 FA401EAと表記)と、AMD Ryzen™ AI 400シリーズプロセッサを搭載したモデル(同文書内でFA401GAと表記)という構成で、パフォーマンスの強化が図られている。日本では1月下旬以降発売予定とされている。なお、発表製品一覧にはFA401EA / FA401GMという表記も含まれている。
発表製品一覧と発売時期、共通機能の整理
本節ではプレスリリースに掲載された主な発表製品を列挙し、それぞれの特徴や日本での発売予定時期を整理する。Copilot+ PCの拡充とAI対応が全体の共通テーマである点に留意してほしい。
以下はプレスリリースに記載された全製品であり、製品ごとの特記事項も可能な限り含めている。
- 発表日(イベント)
- 2026年1月7日(火)日本時間午前2時より、ASUSグローバルバーチャル発表イベント「Always Incredible」
- 主な発表製品
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- ASUS Zenbook A16 UX3607
- ASUS Zenbook A14 UX3407NA
- ASUS Zenbook S16 UM5606GA
- ASUS Zenbook S14 UX5406AA
- ASUS Zenbook 14 UM3406GA
- ASUS Zenbook DUO UX8407AA
- ASUS ExpertBook Ultra B9406
- ASUS ProArt PZ14 HT7407NA
- ASUS ProArt PX13 HN7306EA
- ASUS ProArt PX13 ProArt GoPro Edition
- ASUS TUF Gaming A14 FA401EA / FA401GM
- 共通の技術・特徴
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- 最新CPU(Qualcomm® Snapdragon® X2 Elite / AMD Ryzen™ AI 400シリーズ / インテル® Core™ Ultra シリーズ3)を搭載。
- AI処理向けNPUを搭載し、Copilot+ PCとしてAI機能を強化(NPU性能例:80TOPS、50TOPSなど)。
- 筐体にセラルミナムを採用するモデルが多く、耐摩耗性と堅牢性を向上。
- 薄型軽量化を追求(例:約990g、約1.2kg、約1.35kg等)。
- 関連リンク
- ASUS プレスリリース(関連ページ)
発表内容の要点まとめ(表)と締めくくり
下表は本記事で取り上げた各製品の主要スペックと日本発売時期、特記事項を整理したものである。表はプレスリリースの記載をもとに作成している。
| 製品名 | プロセッサー | ディスプレイ | 重量 | バッテリー | 日本発売時期 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ASUS Zenbook A16 UX3607 | Qualcomm® Snapdragon® X2 Elite | 16型 3K 有機EL(120Hz) | 約1.2kg | 70Wh | 日本特別モデルとして発売予定 | NPU 80TOPS、セラルミナム採用 |
| ASUS Zenbook A14 UX3407NA | Qualcomm® Snapdragon® X2 Elite | 14型 有機EL | 約1kg未満 | 70Wh | 日本特別モデルとして発売予定 | NPU 80TOPS、セラルミナム採用 |
| ASUS Zenbook S16 UM5606GA | AMD Ryzen™ AI 400シリーズ または Intel® Core™ Ultra | (16型相当のサイズ) | 約1.5kg | (記載なし) | 1月下旬以降 | 最薄部約11mm、セラルミナム加工 |
| ASUS Zenbook S14 UX5406AA | AMD Ryzen™ AI 400シリーズ または Intel® Core™ Ultra | (14型) | 約1.2kg | (記載なし) | 1月下旬以降 | 最薄部約11mm、セラルミナム加工 |
| ASUS Zenbook 14 UM3406GA | AMD Ryzen™ AI 400シリーズ | 14型 WUXGA 有機EL(タッチ対応) | (記載なし) | (記載なし) | 1月下旬以降 | NPU 50TOPS、Copilot+ PC |
| ASUS Zenbook DUO UX8407AA | Intel® Core™ Ultra(シリーズ3) | 14型デュアルディスプレイ | 約1.35kg(本体のみ) | (記載なし) | 1月中旬以降 | 5つの使用モード、セラルミナム加工 |
| ASUS ExpertBook Ultra B9406 | Intel® Core™ Ultra(シリーズ3) | 最大3K タンデム有機EL | 約990g | 70Wh | 2026年第2四半期以降 | 薄さ約10.99mm、ASUS MyExpert対応 |
| ASUS ProArt PZ14 HT7407NA | Qualcomm® Snapdragon® X2 Elite | 14型 3K 有機EL(144Hz、1000nits) | (記載なし) | (記載なし) | 4月以降 | 2-in-1デタッチャブル、ASUS Pen 3.0(ワイヤレス充電) |
| ASUS ProArt PX13 HN7306EA | AMD Ryzen™ AI MAX+ 395 | (13〜14型コンパクト) | (記載なし) | (記載なし) | 1月下旬以降 | 最大メモリ64GB、2-in-1コンバーチブル |
| ProArt GoPro Edition (PX13) | AMD Ryzen™ AI MAX+ 395 | (コンパクト 13型相当) | (記載なし) | (記載なし) | 2月下旬以降 | メモリ128GB、GoProデザイン、GoPro Hotkey、カスタマイズ可能なボックス付属 |
| ASUS TUF Gaming A14 FA401EA / FA401GM | AMD Ryzen™ AI MAX+ 392(FA401EA)他(FA401GA/FA401GM表記あり) | 14型ディスプレイ | (記載なし) | (記載なし) | 1月下旬以降 | ゲームからクリエイティブ作業、ビジネスまで対応、パフォーマンス強化 |
以上のとおり、ASUSのCES 2026発表では、機能面でのAI対応強化、筐体素材の統一的な強化、薄型軽量化の継続、クリエイター向けの高性能モデルや法人向けプレミアムモデルの投入といった点が確認できる。各製品の詳細や追加情報はASUS JAPANから今後発表されるプレスリリースを参照することができる。
参考:ASUS JAPANの関連ページはプレスリリースのリンク(https://www.asus.com/jp/news/vuh2t7u2m13zslzs/)を参照のこと。