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中央公論新社140周年、4月6日に迎える記念刊行計画

創業140周年企画

開催日:4月6日

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創業140周年企画
創業140周年っていつなの?
創業140周年は1886年4月6日創業に基づき、2026年4月6日に到来します。中央公論新社はこれを機に1月8日・9日を皮切りに記念刊行やシンボル刷新などを順次実施します。
どんな刊行物が出るの?
復刊『アンデル』(1月9日発売・月刊・2年限定)、『すごい古典入門』シリーズ(1月8日発売のルソー/アーレントほか)、中公新書の改版と電子化、新装文庫、谷崎書簡集など多彩な刊行が予定されています。

創業140周年を迎える中央公論新社と今回の記念企画の全体像

株式会社中央公論新社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・安部順一)は、読者の支援を受けて2026年4月に創業140周年を迎えます。プレスリリースは2026年1月8日11時00分に発表され、同社は複数の記念刊行・刊行物リニューアル・キャンペーンを予定していると明らかにしました。

今回の発表では、復刊・新シリーズ創刊・名著の改版・電子化・シリーズの新装版・書簡集刊行・レーベルの装い刷新といった具体的な企画内容が示されています。以下では各企画の内容と日程、過去の歩みやシンボルマークの変更点まで、プレスリリースに記載された全情報を網羅して伝えます。

2026年、中央公論新社 創業140 周年 画像 2

刊行ラインナップ:復刊、新シリーズ、名著改版と新装刊

140周年記念の目玉として複数の刊行計画が示されています。刊行物は紙での復刊・新刊に加えて電子書籍化も含まれ、既刊の改版やシリーズ再編成も行われます。ここでは発表された各刊行物について、発売日や継続期間、作品名・著者名・シリーズ情報を丁寧に整理します。

発表された刊行物のうち、発売日や継続期間が明記されているものは次の通りです。その他の刊行物についても、刊行予定としてリスト化されています。

2026年、中央公論新社 創業140 周年 画像 3

『アンデル 小さな文芸誌』復刊(1月9日発売・月刊)

文芸誌『アンデル』は、130周年記念企画として2015年から4年間刊行されており、同誌からは原田ひ香『三千円の使いかた』や松田青子『おばちゃんたちのいるところ』など話題作を多数輩出しました。今回、2年間限定で復刊され、2026年1月9日発売の月刊として再スタートします。

復刊に伴う狙いとしては、既往のヒット作を生み出した編集体験を活かしながら、新たな才能の発掘と読者層の拡張を図る点が示されています。誌面の構成や連載陣の詳細は、プレスリリース段階では「復刊」としての告知に留まりますが、過去の実績を踏まえた期待が示されています。

2026年、中央公論新社 創業140 周年 画像 4

『すごい古典入門シリーズ』創刊(1月8日発売より順次刊行)

混迷する現代において古典を読み直すことを目的とした新シリーズが創刊されます。各分野の専門家が約100ページで名著を解説するというコンセプトで、入門書として手に取りやすい分量と解説を目指します。

創刊ラインとして、以下の2点が既に発売日と著者名を伴って告知されています。以降の刊行も順次行われる予定です。

  • 宇野重規 著『すごい古典入門 ルソー『社会契約論』-民主主義をまだ信じていいの?』:2026年1月8日発売
  • 戸谷洋志 著『すごい古典入門 アーレント『人間の条件』-なぜ働かなきゃいけないの?』:2026年1月8日発売

中公新書などの名著改版と電子書籍化

中公新書の名著の改版と電子書籍化も進められます。プレスリリースでは具体的に以下の改版・電子化作品が挙げられています。

貝塚茂樹『史記』
改版および電子書籍化が予定されています。
網野善彦『古文書返却の旅』
改版および電子書籍化が予定されています。
阿部謹也『刑吏の社会史』
改版および電子書籍化が予定されています。

これらは中公新書のラインでの再編・デジタル対応を示すもので、紙と電子両面からの入手を可能にする方針が示されています。

文庫・書籍の新装版・全集・書簡集刊行

シリーズ累計の実績と合わせて、新装版や大型企画の刊行も発表されています。具体的な刊行物は次の通りです。

  • シリーズ累計350万部超の『デルフィニア戦記』が新装版文庫として刊行されます。
  • 累計100万部突破の“レジェンド文庫”から、『怒り』『TUGUMI』『八日目の蟬』の新版刊行が行われます。
  • 新発見の書簡を多数含む約3000通を収載した『谷崎潤一郎書簡集』の刊行が予定されています。

これらは読者にとって手に取りやすい文庫形態や、研究的価値の高い書簡集という性格の両面をカバーする刊行計画です。

中公新書ラクレの新装刊とプレゼントキャンペーン

中公新書ラクレは「現代社会を生き抜くための教養を!」の旗印で新装刊されます。1999年以降のラインを踏襲した再編と位置づけられており、手に取りやすい教養書ラインが強化されます。

また、感謝の気持ちを込めたプレゼントキャンペーンも予定されているとプレスリリースに明記されています。キャンペーンの詳細や応募方法、賞品内容に関する具体的情報は、追って公表される旨が示されています。

これまでの歩みとシンボルマークの装いの刷新

中央公論新社は1886年(明治19年)4月6日創業で、翌1887年に雑誌『中央公論』(当時は『反省会雑誌』)を創刊しました。創業以来、社会・文化における言論と出版の一端を担ってきた歴史がプレスリリースで整理されています。

沿革の要点としては、1916年(大正5年)1月号に吉野作造の民本主義に関する論文を掲載したこと、同年1月に『婦人公論』が創刊され女性の自立をめざす風を起こしたことなどが挙げられています。プレスリリースはこれらを踏まえ、2026年に『婦人公論』が創刊110周年を迎える点にも触れています。

戦後の出版活動と主要シリーズの創始

戦後は多くのベストセラーを生み出し、全集や名著シリーズを次々刊行してきました。代表的なものとして『世界の文学』『日本の文学』『世界の名著』『日本の名著』といった全集があります。

さらに、1962年(昭和37年)に「中公新書」、1973年(昭和48年)に「中公文庫」が創刊され、以後のレーベル展開の基礎が築かれました。1999年(平成11年)2月には読売グループの一員となり、中央公論新社として新たな体制での活動を開始しています。

近年のヒット作と受賞歴

2011年に文庫『八日目の蝉』が新社初のミリオンセラーとなって以降、『一路』『怒り』『応仁の乱』など多数のヒット作を排出しています。さらに2021年には『52ヘルツのクジラたち』が本屋大賞を受賞しました。

また、中公新書ラクレの創刊によって『世界の日本人ジョーク集』のようなベストセラーも生まれ、伝統的な全集・新書・文庫のラインに加え、ウェブメディア『婦人公論.jp』『中央公論.jp』などデジタル領域にも展開しています。

中公文庫シンボルマークの新装

1973年の中公文庫創刊以来、扉を飾ってきた「哲学の建築家」白井晟一氏によるシンボルマークにオマージュを捧げ、画家ヒグチユウコ氏による新作が書き下ろされました。新たなデザインは「鳩×少女」をモチーフにしたもので、140周年の社の装いを飾ります。

この新しいシンボルマークは、2026年の読売新聞朝刊元旦広告でお披露目されました。シンボルマークの刷新は、レーベルの視覚的再定義と読者への認知向上を意図した措置です。

刊行予定一覧の整理と要点のまとめ

発表された情報を時系列・分類別に整理し、本稿の最後に主要項目を表形式でまとめます。以下の表はプレスリリースに記載された各項目を漏れなく整理したものです。

この項目整理は、刊行日・著者・シリーズ名・特記事項(限定復刊・新装・電子化など)を軸に作成しています。各項目はプレスリリースの記載を忠実に反映しています。

項目 内容/著者等 発売日・特記事項
創業 株式会社中央公論新社(代表取締役社長・安部順一) 1886年4月6日創業。2026年4月に創業140周年。
プレス発表 プレスリリース日時 2026年1月8日 11:00
『アンデル 小さな文芸誌』 復刊(過去:2015年〜4年間刊行) 2026年1月9日発売、月刊、2年間限定復刊
『すごい古典入門シリーズ』 宇野重規『社会契約論(ルソー)』、戸谷洋志『人間の条件(アーレント)』 2026年1月8日発売(両書)、各約100ページ、順次刊行予定
中公新書名著改版・電子化 貝塚茂樹『史記』、網野善彦『古文書返却の旅』、阿部謹也『刑吏の社会史』 改版および電子書籍化予定
『デルフィニア戦記』新装版文庫 シリーズ累計350万部超 新装版文庫刊行(時期は発表内で順次)
“レジェンド文庫”新版 『怒り』『TUGUMI』『八日目の蟬』 累計100万部突破シリーズの新版刊行
『谷崎潤一郎書簡集』 新発見の書簡を多数含む約3000通収載 刊行予定(詳細は別途発表)
中公新書ラクレ 新装刊(教養の再編) 新装刊予定。プレゼントキャンペーンも予定
中公文庫シンボルマーク ヒグチユウコ氏による新作(鳩×少女、白井晟一氏のマークへのオマージュ) 2026年元旦の読売新聞朝刊広告でお披露目
その他沿革の要点 『中央公論』創刊(1887)、吉野作造の論文掲載(1916)、『婦人公論』創刊(1916)等 『婦人公論』は2026年に創刊110周年

以上はプレスリリースに記載された全情報を整理したものです。刊行の詳細、キャンペーンの内容、各タイトルの装丁や収録内容については、今後の個別発表で順次明らかにされる旨が記載されています。

本稿では、中央公論新社が創業140周年を迎えるにあたり公表した記念企画、刊行予定、歴史的経緯、シンボルマークの刷新に関する情報を網羅的にまとめました。発表内容は上記の通りです。