旧サイズ多結晶の交換に 単結晶後継パネル2種を展開
ベストカレンダー編集部
2026年1月8日 13:11
旧サイズ後継モデル展開
開催日:1月8日
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旧サイズ多結晶パネルをめぐる現場の実情と今回の発表
2026年1月8日09時00分、Upsolar Japan株式会社は、FIT初期に広く導入された240/250Wおよび290/300Wクラスの多結晶太陽光パネル(以下、旧サイズ多結晶パネル)に対する補修・部分交換・更新のニーズに応えるため、外形寸法および電気特性が近い単結晶セル採用の後継モデルを2026年より新たにラインアップすることを発表しました。発表はUpsolar Japan株式会社(本社:東京都千代田区)から出されており、同社は本件を通じて既設架台やレイアウトを最大限活かす補修・更新対応を目指すとしています。
発表の背景には、FIT制度開始初期に導入された旧サイズ多結晶パネルの経年化が進み、部分交換や補修用の同一サイズ・同等特性の製品が入手困難になっているという現場の課題があります。寸法の不一致が原因で架台改修コストが増加する事例が増えていること、市場全体で多結晶パネルの生産・供給量が減少していること、そして品質管理や安定調達の観点から代替選択肢が求められていることが理由として挙げられます。
後継モデルの設計方針とUpsolarが蓄積した知見
Upsolarが提示する後継モデルは、従来の多結晶パネルと外形寸法や電気特性が比較的近い単結晶セルを採用する点が特長です。設計方針は既設架台やレイアウトを極力活かすことに重きを置き、架台改修を最小限に抑えた補修・更新を可能にする点にあります。寸法のカスタマイズについても相談可能とし、現地条件に応じた柔軟な対応を想定しています。
同社は日本国内で15年以上にわたり太陽光モジュールを供給しており、FIT初期に導入された旧サイズパネルを使用した案件での実務経験を多数有しています。これにより、旧サイズ特有の寸法・仕様差への対応ノウハウ、補修・部分更新・リパワリング案件での実務経験、架台やレイアウトを含めた総合的な適合判断といった知見を有しているとしています。発表文では、これらの知見を活かし、現場に即した製品ラインアップの拡充を通じて太陽光発電設備の長期安定運用に貢献すると明記されています。
新製品ラインアップ詳細と適合判断のポイント
発表された後継モデルは2製品です。いずれも単結晶セルを採用し、外形寸法や電気特性が旧サイズ多結晶パネルに近い構成とされています。UPSOLARは、実際の適合可否については既設設備の仕様や現地条件により個別確認が必要であると明確に述べています。ここでは各製品の仕様、対応想定、特長、現場での確認事項を整理します。
製品ごとの寸法や想定対応範囲を把握することで、既設パネルからの交換時に発生し得る架台調整、接続条件、電気特性の差による影響を事前に検討できます。以下に示す情報を基に、案件ごとに適合可否や概算見積の相談が必要です。
UP-M285M(54セル)
UP-M285Mは単結晶セル54セル構成の製品で、対応想定は240W / 250Wクラスの多結晶パネルです。具体的には高さ1640~1650mm、幅990~1000mm程度の旧サイズパネルを想定しています。外形寸法は1650 × 992 × 35 mmで、寸法のカスタマイズにも応じられるとしています。
特長としては旧サイズに近い外形寸法である点と、電圧・電流特性が比較的近く既設設備との親和性が高い点が挙げられます。実際の採用にあたっては、既設架台の取り付け穴位置や接続部位の寸法、配線系統の確認と、発電特性の差に伴う系統やパワーコンディショナ側の調整が必要です。
UP-M350M(66セル)
UP-M350Mは単結晶セル66セル構成で、対応想定は290W / 300Wクラスの多結晶パネルです。対象となる旧サイズの例として高さ1950~1960mm、幅990~1000mmのパネルが挙げられています。外形寸法は1956 × 992 × 35 mmで、こちらも寸法のカスタマイズが可能とされています。
本製品の特長もUP-M285Mと同様に旧サイズに近い外形寸法と既設設備との親和性の高さです。ただし、どちらの製品も現地条件により適合可否が変わるため、架台形状や固定方法、接続ボックスの位置、電気特性の一致度合いなどを現場で確認するプロセスが前提になります。
製品比較表と導入時の確認項目
以下の表はUP-M285MとUP-M350Mの主要仕様を簡潔に比較したものです。導入検討時は寸法だけでなく、電圧・電流特性、セル数に伴う出力特性、接続方法や架台への取り付け互換性を総合的に評価する必要があります。
| 項目 | UP-M285M(54 cells) | UP-M350M(66 cells) |
|---|---|---|
| 対応想定 | 240W / 250Wクラス(H1640~1650, W990~1000の例) | 290W / 300Wクラス(H1950~1960, W990~1000の例) |
| 外形寸法 | 1650 × 992 × 35 mm | 1956 × 992 × 35 mm |
| セル数 | 54 | 66 |
| 特長 | 旧サイズに近い外形寸法、電気特性の親和性 | 旧サイズに近い外形寸法、電気特性の親和性 |
- 現地で確認すべき事項:架台の取り付け穴位置、パネル高さ・幅・厚み、接続ボックスの位置、配線長、パワーコンディショナとの電気的整合性。
- カスタマイズ対応:外形寸法のカスタマイズは相談可能。案件ごとに個別対応で在庫状況や概算見積を提示。
- 適合可否判断の前提:既設設備の仕様・現地条件により最終判断が必要。
Upsolarの提供体制と会社情報、問い合わせ窓口
Upsolarは日本国内で15年以上にわたり太陽光モジュールを供給してきた実績を持ち、旧サイズ対応で培ったノウハウを背景に本ラインアップを展開します。製品の在庫状況や想定案件での適合可否、概算見積については案件ごとに個別対応すると明示しています。導入検討に際しては、現地調査と既設仕様の確認が重要であり、同社の技術支援を受けながら適合判断を行うことが推奨されます。
以下に会社概要および問い合わせ先を整理します。問い合わせはマーケティング/広報担当の田中、金(かな)宛てにメールまたは電話で行うことが可能です。公式ウェブサイト上に旧サイズパネルのラインナップ紹介ページも用意されています。
- 会社名
- アップソーラージャパン株式会社(Upsolar Japan株式会社)
- 所在地
- 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-18-5 水道橋 BUSINESS CUBE 9階
- 代表者
- 代表取締役 李 晟平
- 設立
- 2010年8月
- 事業内容
- 太陽光発電用モジュール・架台の製造販売、太陽光発電システムの設計・調達・技術サポート、関連製品の販売 ほか
- URL
- https://www.upsolar.co.jp/
- 本件に関するお問い合わせ先
- アップソーラージャパン株式会社 マーケティング/広報担当:田中、金(かな)
- contact@upsolar.co.jp
- TEL
- 03-3518-9768
関連リンクとして、Upsolarの旧製品ラインナップ紹介ページが案内されています。技術的・調達的な確認は、案件ごとの個別相談で行うことが適切です。
関連リンク: https://www.upsolar.co.jp/old-products/
まとめと主要情報の整理
本稿では、Upsolar Japan株式会社が発表した旧サイズ多結晶パネルの代替としての単結晶セル採用後継モデルの展開内容を整理しました。発表は2026年1月8日であり、対象となる旧サイズの補修・部分交換・更新ニーズに応えることを目的としています。2製品(UP-M285M、UP-M350M)は外形寸法や電気特性が旧サイズに近く、架台改修を最小限に抑えた更新を想定している点がポイントです。
以下の表に、本記事で触れた主要な内容を項目別にまとめます。導入検討の際は現地条件や既設仕様の確認、架台の取り付け互換性、電気特性の整合性を重視してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表者 | Upsolar Japan株式会社(アップソーラージャパン株式会社) |
| 発表日時 | 2026年1月8日 09時00分 |
| 背景 | FIT初期導入の多結晶パネル(240W~300Wクラス)の経年化による補修・交換用パネルの入手困難、寸法不一致による架台改修コスト増、供給量減少 |
| 新製品 | UP-M285M(54 cells)、UP-M350M(66 cells) |
| 対応想定 | 240W/250Wクラス、290W/300Wクラスの旧サイズ多結晶パネル |
| 寸法 | UP-M285M:1650×992×35 mm、UP-M350M:1956×992×35 mm(カスタマイズ相談可) |
| 適合確認 | 既設設備の仕様・現地条件により個別確認が必要。架台取り付け位置や電気特性等の現地調査推奨 |
| 在庫・見積 | 案件ごとに個別対応(在庫状況、適合可否、概算見積を個別に提示) |
| 問い合わせ | contact@upsolar.co.jp / 03-3518-9768(マーケティング/広報担当:田中、金) |
| 関連リンク | https://www.upsolar.co.jp/old-products/ |
以上が発表内容の整理です。導入検討に際しては、Upsolarが案内する個別対応窓口を通じて現地調査や仕様確認を行い、架台適合性や電気的整合性を確認した上での判断が推奨されます。