1月9日幕張に登場 ポルシェ962C復活の展示
ベストカレンダー編集部
2026年1月8日 16:19
ポルシェ962C幕張展示
開催期間:1月9日〜1月11日
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伝説のポルシェ962Cが幕張に集う――希少なThompsonハニカムシャーシ搭載車の来日展示
株式会社KCインターナショナルは、2026年1月9日から11日まで幕張メッセで開催される「TOKYO AUTO SALON 2026」に出展し、世界的に注目される歴史的レーシングカーであるポルシェ 962C(シャーシ番号:962-133)を展示します。プレスリリースは2026年1月8日12時07分付で発表されました。
展示車両は、元来Dauer racingがJohn Fitzpatrickから売却された956-112のシャーシをベースに制作された962-112の兄弟車にあたり、今回の個体には962-133というシャーシ番号が与えられています。Dauer Racingによる特注のThompson製ハニカムシャーシを採用している個体は世界にわずか2台しか存在せず、その歴史的価値は極めて高いものです。
レースでの実績と来日までの経緯
この962Cは1987年後半に実戦投入され、SuperCupやWSPC等の国際耐久レースで使用され、1988年のInterserie Mostで優勝を飾るなど実績を残しました。Dauer racingがル・マンを含む栄光の歴史を築く過程において、ヨッヘン・ダウアーのレースヒストリーを語るうえで重要な役割を果たした一台です。
以降、多数のコレクターの手を経て2023年にフランスから日本へ渡りました。長年にわたりレース後の状態から大きな変化やサービスを受けてこなかったシャーシに対して、2024年から岡山県のMadlane(大橋商事株式会社)においてフルレストアが開始されました。
- ベース:956-112由来、962-112の兄弟車
- 今回の車両:962-133シャーシ番号
- シャーシ:Dauer Racing特注、Thompson製ハニカムシャーシ(世界に2台)
- 主なレース歴:1987年後半~1988年、Interserie Most優勝ほか
Madlaneによるフルレストアの全工程と技術的仕様
Madlane(岡山県/大橋商事株式会社)によるレストアは、フレーム単体からの再生を含む徹底した工程で進められました。ボディワーク、ブレーキ、配管、ガスバッグなど、車両を構成する主要パーツはすべてリフレッシュされ、現代の制御機器も適合させる形で組み直されています。
特に注目すべき技術的仕様として、エンジン制御ECUにブラジル製のFueltech FT600を採用している点が挙げられます。これにより、当初のレーシングスペックを維持しつつ、現代の電子制御との整合性を確保することができました。2026年にはサーキットでのシェイクダウンが予定されています。
レストアの主な作業内容(Madlane実施)
- フレーム再生
- フレーム単体での点検・修復を実施。腐食や損傷の有無を精査し、必要な補強と補修を行いました。
- ボディワーク
- 歴史的なデカールを一旦除去し、ボディは新たに塗装。パネルごとの塗装肌(オレンジピール)を改善するための下地処理を徹底しました。
- 機関・配管系
- ブレーキ、配管、ガスバッグなどの安全系部品を新品またはリフレッシュ品に交換し、現代のイベント出展や走行に耐える状態に整備しています。
- 制御系
- 制御ECUにFueltech FT600を導入。現代的な制御と調整が可能なシステムに更新しました。
- 今後の予定
- 2026年中にサーキットでのシェイクダウンを実行予定。展示後の動態確認を行う計画です。
KAMIKAZE COLLECTIONが示す“ディテイリングという芸術”と展示内容
KAMIKAZE COLLECTIONはディテイリングを単なる施工作業ではなく一つの芸術として位置づけ、施工および製品開発を行っています。本プロジェクトではポルシェ962Cの歴史を残す古いデカールを意図的に取り払い、凛としたホワイトソリッドへと再構築しました。
このホワイトを基調とした世界観に対して、日本的な近未来の「和」と「シルバー」を組み合わせることで展示コンセプトを起案し、幕張のブース(北ホール1107)にて来場者に提示します。会場には完成予想画像も掲示される予定です。
ディテイリングの具体的手法と仕上げ
今回の仕上げは単なる鏡面研磨ではなく、ボディラインを美しく見せるための緻密な肌調整を全面に渡り施しました。パネルごとのオレンジピール改善、部分ごとの水研ぎ、そしてシングルアクションでの最終研磨を取り入れることで、研磨技術のみで陰影を演出しています。
最終仕上げにはKAMIKAZE COLLECTIONの最新製品である「IZM COAT」をベースに、車両専用に特別調合したOVER COAT MADLANEを施工。磨きとコーティングを一体化させることで、歴史的車両の持つ美しさを現代的な表現へと昇華させています。
- オレンジピールの改善(パネル単位での処理)
- 水研ぎによる塗装面の精密整形
- シングルアクションによる最終研磨で陰影を演出
- IZM COATをベースにしたOVER COAT MADLANEで最終保護
ブース内では研磨工程の実演を行い、通常は見ることができない繊細な作業を間近で確認できます。写真資料として、研磨前後や陰影を際立たせる各部の比較写真が用意されています(研磨後の肩部分・後部、研磨前のゆず肌、鏡面のような研磨後の塗装面など)。
展示詳細、限定販売、国際展開と問合せ情報
出展は北ホール1107に位置するKAMIKAZE COLLECTIONブースで行われます。会期は2026年1月9日(金)から11日(日)までです。会場では展示車両の現物確認のほか、カーディテイリング技術者によるデモンストレーションが行われます。
さらに、本展示に合わせて展示車両の最終仕上げに使用された特別調合モデル「OVER COAT MADLANE」を会場限定で数量限定販売します。製品はKAMIKAZE COLLECTIONの技術のエッセンスを凝縮したもので、会場での直接販売のみが予定されています。
会期中の注目点と国際代理店の参加
期間中、ノルウェー、ラトビア、チェコ、ギリシャ、タイからの各国代理店がブースに集結します。KAMIKAZE COLLECTIONは海外市場へのネットワークが強く、今回の出展を通じて日本式ディテイリングを国際的に発信する狙いがあります。
会場での実演や製品販売を通じて、BtoBの商談や海外代理店との連携が期待されます。会期中は技術者による研磨デモンストレーションが予定されており、来場者は細部にわたる研磨プロセスを観察することができます。
- 展示会概要
- 名称:TOKYO AUTO SALON 2026 / 会期:2026年1月9日~11日 / 会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)/ ブース:北ホール1107
- 販売・実演
- 数量限定販売:OVER COAT MADLANE(会場限定) / 実演:カーディテイリングの研磨・仕上げデモンストレーション(ブース内)
- 海外参加代理店
- ノルウェー、ラトビア、チェコ、ギリシャ、タイの代理店が参加予定
会社情報と問い合わせ先
出展企業である株式会社KCインターナショナルの概要は以下の通りです。企業プロフィールや製品情報は公式サイトやECサイト、SNSでも案内されています。
- 会社名:株式会社KCインターナショナル
- 代表者:代表取締役社長 森田 海
- 設立:2018年
- 所在地:〒143-0002 東京都大田区城南島4-5-10
- 事業内容:自動車用ディテイリング製品『KAMIKAZE COLLECTION』の開発・販売
- 公式サイト:https://kamikaze-collection.com/
- ECサイト:https://www.kamikaze-collection.shop/
- Instagram:https://www.instagram.com/kamikaze_collection/
- X:https://x.com/kamikazecollec1
- Facebook:https://www.facebook.com/kamikazecollection/?locale=ja_JP
<お問い合わせ先> 株式会社KCインターナショナル 広報担当:加山 竜司 / TEL:070-9300-1427 / Email:ryuji.kayama@kamikaze-collection.com
この記事の要点まとめ
以下の表は、本記事で扱った展示車両、展示内容、販売情報、会社情報および問い合わせ先を整理したものです。内容を時系列・項目別にわかりやすくまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレス発表日 | 2026年1月8日 12:07 |
| 展示会名 | TOKYO AUTO SALON 2026 |
| 会期 | 2026年1月9日(金)~11日(日) |
| 会場・ブース | 幕張メッセ(日本コンベンションセンター) 北ホール 1107 |
| 出展社 | 株式会社KCインターナショナル(KAMIKAZE COLLECTION) |
| 展示車両 | ポルシェ 962C(シャーシ番号:962-133)/Dauer Racing特注Thompson製ハニカムシャーシ搭載(世界に2台) |
| レース経歴 | 1987年後半実戦投入、SuperCup・WSPC参戦、1988年Interserie Most優勝 |
| レストア担当 | Madlane(岡山県/大橋商事株式会社)による2024年開始のフルレストア |
| 主なレストア項目 | フレーム再生、ボディワーク、ブレーキ・配管・ガスバッグ刷新、制御ECUをFueltech FT600へ更新 |
| 仕上げ技術 | パネル単位のオレンジピール改善、水研ぎ、シングルアクション最終研磨、IZM COATベースのOVER COAT MADLANE施工 |
| 限定販売 | OVER COAT MADLANE(会場限定・数量限定) |
| 実演 | ブース内での研磨・ディテイリング実演(技術者によるデモンストレーション) |
| 海外代理店参加国 | ノルウェー、ラトビア、チェコ、ギリシャ、タイ |
| 会社代表 | 代表取締役社長 森田 海 |
| 会社所在地 | 〒143-0002 東京都大田区城南島4-5-10 |
| 問い合わせ | 広報:加山 竜司 / TEL:070-9300-1427 / Email:ryuji.kayama@kamikaze-collection.com |
| 公式サイト | https://kamikaze-collection.com/(製品・会社情報) |
本記事では、来歴の明確なレーシングカーの展示、Madlaneによるフルレストアの技術的な詳細、KAMIKAZE COLLECTIONが提示するディテイリングの手法および会場での実演や会場限定製品の情報、さらに会社概要と問い合わせ先までを網羅して整理しました。展示の実物は北ホール1107にて確認できます。