1月9日開始 府中ホテル直営の青森木熟柿を提供
ベストカレンダー編集部
2026年1月9日 11:45
木熟柿提供開始
開催日:1月9日
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青森の冬がつくる自然のデザート、木熟柿の正体
青森の厳しい冬の寒さのなかで、果実が夜に凍り朝にゆっくり溶けるという自然の繰り返しが、柿の渋みを抜き、やさしい甘さへと変える。この過程を経て年を越した柿が「木熟柿」と呼ばれる。ホテルコンチネンタル府中が直営農場「東北牧場」から直送して館内レストランで提供を開始する木熟柿は、加糖などの加工を一切行わない、果実そのままの味わいが特徴である。
今回提供される木熟柿は、在来品種の妙丹柿(みょうたんがき)。妙丹柿は青森県南地域で古くから栽培されてきた品種で、秋に収穫した段階では渋が残ることが多く、かつては干し柿に加工されるのが一般的であった。木の上で冬を越すことで渋が抜けるという自然の力を利用した食材であり、外見に小さな傷があっても味が深くなることがある。
木熟柿ができるまでの自然のプロセス
木熟柿が生まれる条件として重要なのは、寒暖差と時間である。夜間の寒さによって果実内の水分が凍結し、朝の陽光によってゆっくりと融解する。この凍結と融解を何度も繰り返す過程で渋みの成分が変化し、口当たりがやわらぎ、甘みが引き立つ。
冬の気象条件は時に吹雪となり、枝の揺れで実の表面に傷がつくこともある。東北牧場ではそうした自然条件を受け止めながら、実が熟すまで木で管理し、耐えた果実を「木熟柿」として収穫する。この過程は機械的な加工では再現しにくい、土地と気候による独特の風味を生む。
- 木熟柿
- 木の上で冬を越して凍結と融解を繰り返し、自然に渋が抜けて甘みが出た柿。
- 妙丹柿(みょうたんがき)
- 青森県南地域で伝統的に栽培されてきた在来種。秋には渋が残ることが多く、かつては干し柿にされることが多かった。
- 東北牧場
- ホテルコンチネンタル府中が直営する農場。循環型農業により無農薬で野菜やハーブ、山菜、野草などを栽培している。
収穫と直送──東北牧場の現場からレストランへ
東北牧場では木熟柿の収穫に際し、手の届く範囲の果実を丁寧に摘み取り、高い位置の実は野鳥の餌として残すなど、環境と生態系に配慮した収穫を行っている。年を越して十分に木で熟した実が「木熟柿」として選別され、収穫後すぐにホテルへ直送される。
ホテルコンチネンタル府中では、直営農場で育てた食材を館内の3つの直営レストランで提供する仕組みを整えている。木熟柿は加糖や加工を施さず、そのままの状態で提供されるため、果実本来の風味や甘み、季節感をダイレクトに味わうことができる。
直営農場の取り組みと食材の循環
東北牧場はサラブレッドの生産・育成を行うとともに、その堆肥を利用した循環型農業を実践している。生産される野菜やハーブ、山菜、野草、ブランド卵は完全無農薬で栽培され、館内のレストランに供給される。こうした循環は、生産から提供までを一貫して管理することで食の安全性と季節性を担保している。
ホテルは東京都府中駅から徒歩2分の立地にあり、都市型のシティホテルでありながら青森に直営農場を持ち、都市と農村を結ぶ食の供給体制を構築している。総支配人名などの運営情報は次章の問い合わせ情報に記載する。
- 直営農場:東北牧場(青森県南地域)
- 栽培:循環型農業による完全無農薬栽培
- 供給:収穫後直送でホテル館内の3店舗へ
館内のどこで、いくらで提供されるか
ホテルコンチネンタル府中の館内3つの直営レストランで木熟柿が提供される。提供開始日は2026年1月9日(金)で、プレスリリースは同日10時00分に発表されている。いずれの店舗でも、木の上で十分に熟した妙丹柿を加糖せずそのままの状態で提供するという方針だ。
提供される店舗名と価格は下記の通り。単品での注文の他、野草茶とのセットメニューも用意されている。価格は税込表示となっている。
提供店舗とメニューの詳細
以下は提供される3店舗と、それぞれのメニュー概要である。各店舗での提供方法や提供時間帯は店舗の運営に準じるが、木熟柿は基本的にそのまま一品として提供される。
- バイキングレストラン東北牧場
- 中国料理フィリー
- レストランコルト
価格:
| メニュー | 料金(消費税込) |
|---|---|
| 木熟柿(単品) | 800円 |
| 木熟柿+野草茶セット | 1,500円 |
問い合わせ先とこの記事の整理
木熟柿の提供に関する問い合わせや詳細はホテルコンチネンタル府中の代表窓口で受け付ける。住所、電話番号、公式ウェブサイトの情報は下にまとめて記載している。総支配人は大住 佑(おおすみ たすく)としてプレスリリースで案内されている(ホテルの公式発表に基づく)。
この取り組みは、青森という地域気候を活かした伝統的な果実の扱い方と、都市型ホテルが自ら直営農場を運営して食材を提供する新たな実践が組み合わさった事例である。木熟柿そのものは加工を施さず、冬の寒さと陽光がもたらす自然の工程を尊重して提供される。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供開始日 | 2026年1月9日(金)/プレスリリース日時:2026年1月9日 10時00分 |
| 提供場所(館内3店舗) | バイキングレストラン東北牧場、中国料理フィリー、レストランコルト |
| 提供品目 | 木熟柿(妙丹柿)を加糖等の加工をせずそのまま提供 |
| 価格 | 単品800円(税込)、野草茶セット1,500円(税込) |
| 原材料・品種 | 妙丹柿(青森県南地域の在来品種)、東北牧場で栽培 |
| 農場の特徴 | 東北牧場:サラブレッド生産・育成の堆肥を利用した循環型農業、完全無農薬栽培 |
| 収穫方法の特徴 | 年を越して木で熟させる/手の届く範囲のみ収穫し、高い実は野鳥に残す配慮 |
| ホテル情報(代表) | ホテルコンチネンタル府中(所在地:〒183-0055 東京都府中市府中町1-5-1、電話:042-333-7111、総支配人:大住 佑、URL: https://www.hotel-continental.co.jp/) |
本稿では、青森の冬の気候がもたらす自然の変化と、その果実を直営農場から都市のホテルへと届ける仕組みを整理した。木熟柿は加工によらず自然の力で渋を抜いた果実であり、東北牧場とホテルコンチネンタル府中が連携して提供する一品であることを確認できる。