幻の将棋漫画『笑え、ゼッフィーロ』が電子復刊 全15巻配信
ベストカレンダー編集部
2026年1月10日 06:10
笑え、ゼッフィーロ復刊
開催日:12月29日
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電子で甦る「笑え、ゼッフィーロ」──復刊の背景と発表の要点
2026年1月9日23時19分、電子書籍レーベルのバーボンコミック(代表 齊藤信久)は、柳葉あきら氏による将棋漫画『笑え、ゼッフィーロ 西風ヶ丘高校将棋部物語』を電子書籍として復刊・配信することを公式に発表しました。本作は「週刊将棋」にて2008年4月から2015年6月まで連載され、全370回にわたる長期連載を経て単行本化されないまま長らく入手困難となっていた作品です。
発表では既に第1巻から第3巻が2025年12月29日より各電子書店にて配信中であること、第4巻を2026年1月25日に発売し、その後は最終第15巻まで毎月1巻ずつ継続刊行する予定であることが示されています。配信形式は電子書籍(eEPUB3)で、著作権表記は© 柳葉あきら。リリース文中には、内容や刊行スケジュール、価格帯、収録話数などの詳細が明記されています。
- 発表日
- 2026年1月9日 23時19分(バーボンコミックによる公表)
- 既配信
- 第1巻~第3巻:2025年12月29日より各電子書店で配信中
- 次回発売
- 第4巻:2026年1月25日発売、その後毎月1巻ずつ刊行(全15巻)
- 配信形式
- 電子書籍(eEPUB3)
- 著作権
- © 柳葉あきら
発表の位置づけと注意書き
バーボンコミックはプレスリリース内で、本プロジェクトを同社レーベルの一環として位置づけています。ただし、プレスリリースには「予告なく変更となる場合があります」との注記があり、スケジュールや仕様が変更される可能性があることが明記されています。
また、同社のXアカウント(@bourboncomics)へのリンクが示されており、続報やプロジェクトの追加情報は同アカウントや後続の発表で確認することができる旨が記載されています。
物語の核と魅力:西風ヶ丘高校将棋部の2年間を描く群像劇
『笑え、ゼッフィーロ 西風ヶ丘高校将棋部物語』は、神奈川県にある西風ヶ丘高校の将棋部を舞台に、全国大会を目指す少年少女たちの2年間を描いた群像劇です。本作は将棋専門誌「週刊将棋」での連載ならではの詳細でリアルな対局描写と、友情、恋、挫折、進路選択といった高校生特有の内面の揺れを丁寧に描いてきた点が大きな特徴です。
連載当時から将棋ファンのみならず一般読者にも支持されてきましたが、単行本化されていなかったため「幻の名作」として知られていました。今回の電子書籍化で連載全話が収録されることになり、長年入手できなかった読者にも作品の全貌が届けられることになります。
- 描写の特徴:対局の局面や戦術の描写が専門誌連載らしく精緻であり、棋譜に基づく場面描写が多数含まれる。
- 群像劇としての深み:将棋を軸にしつつ、部員たちの友情・恋愛・挫折・進路といった複数のテーマが並行して描かれる。
- 登場人物の一例:飛鳥田(あすかだ)をはじめ、出戻りの角野、変わり者の馬島、超絶棋力の美少年一柳など個性豊かなキャラクターが揃う。
- 連載期間
- 2008年4月~2015年6月(全370回)
- 連載誌
- 週刊将棋
- 作者
- 柳葉あきら
刊行スケジュールと各巻の内容詳細
バーボンコミックは全15巻にわたる単行本構成で電子配信を行います。第1巻から第3巻は既に配信中で、第4巻は2026年1月25日に発売予定。その後は毎月1巻ずつ刊行し、最終の第15巻まで同方式で継続する計画です。配信形態はeEPUB3となっており、各巻には連載された話のまとめと章立てが反映されています。
以下に発表された各巻の概要と、全15巻の収録構成を示します。各巻のあらすじや見どころには、部員勧誘や地区大会、代表選考といった大会戦線、ライバルとの因縁、部内の人間関係の変化が描かれています。
既発売分の要点(第1~3巻)
第1巻~第3巻は2025年12月29日より配信中で、西風ヶ丘高校将棋部の結成から個性豊かな部員との出会い、地域大会への出場、そして全国大会への第一歩に至る序盤の展開が収録されています。第2巻では飛鳥田が新入部員の勧誘に奔走し、3名の女子部員を獲得するエピソードが中心になります。第3巻では男子部員の出戻りや馬島の加入、地域大会「西湘将棋祭り」での出会いなどが描かれます。
主要な場面では、超絶棋力を持つ美少年棋士やプロに匹敵する女子高生棋士との遭遇があり、物語の対局描写と青春群像劇としての側面がより色濃くなる構成です。
| 巻数 | 収録章 |
|---|---|
| 第1巻 | 第2学年 春 ① |
| 第2巻 | 第2学年 春 ② |
| 第3巻 | 第2学年 春 ③ |
| 第4巻 | 第2学年 春 ④ |
| 第5巻 | 第2学年 夏 ① |
| 第6巻 | 第2学年 夏 ② |
| 第7巻 | 第2学年 秋 ① |
| 第8巻 | 第2学年 秋 ② |
| 第9巻 | 第2学年 冬 ① |
| 第10巻 | 第2学年 冬 ② |
| 第11巻 | 第3学年 冬 ③ |
| 第12巻 | 第3学年 春 ① |
| 第13巻 | 第3学年 春 ② |
| 第14巻 | 第3学年 春 ③「夏」「秋」 |
| 第15巻 | 第3学年 冬 |
価格表と販売に関する注意事項
プレスリリースには各巻の価格が明記されています。配信価格は巻によって異なり、下記のとおり告知されています。価格はすべて税抜表示です。
- 第1巻~第3巻
- 699円(税抜)
- 第4巻~第12巻
- 799円(税抜)
- 第5巻~第15巻
- 899円(税抜)
表記上の範囲が重複している箇所がありますが、これはリリース本文に記載されたままの価格情報です。最終的な販売価格や配信ページでの表示は各電子書店に準じますので、購入時には各ストアの表記を確認する必要があります。
バーボンコミックのプロジェクト展開と『ALTRI MONDI』公開計画
バーボンコミックは「バーボンコミック第2弾プロジェクト」として、今回の『笑え、ゼッフィーロ』復刊に加えて、アニメ『宇宙船サジタリウス』の原作漫画『ALTRI MONDI』(作・アンドレア・ロモリ)の日本語版電子書籍化を目指す「サジタリウス・ログブック・プロジェクト」を開始することをアナウンスしています。こちらは日本語版がこれまで発行されていなかった作品の日本語版出版を意図した取り組みです。
プレスリリースでは現時点で調整中であり、詳細は改めて発表される旨が記されています。公開予定の『ALTRI MONDI』シリーズには複数の巻がリストアップされており、邦題は仮題として記載されています。
- #1『Fuga su Issar』(イッサールの逃走) (C)Andrea Romoli
- #2『Il Demone di Azul』(アズールの悪魔) (C)Andrea Romoli
- #3『L’ultima fortezza』(最後の砦) (C)Andrea Romoli
- #4『Crab Nebula』(かに星雲) (C)Andrea Romoli
- #5『Lo specchio dei mondi』(世界の鏡) (C)Andrea Romoli
- #6『kthalon Porta Inferi』(カザロン、地獄の門) (C)Andrea Romoli
- #7『???』(鋭意制作中) (C)Andrea Romoli
邦題はいずれも仮の表記であること、権利関係や翻訳・制作の調整を行っているため、具体的な刊行時期や仕様は改めての発表を待つ必要があることも明記されています。
バーボンコミックは2010年設立の漫画編集プロダクションが立ち上げた電子書籍出版レーベルであり、今後もさまざまな作品を電子化していく方針が示されています。
要点の整理と記事のまとめ
ここまでの記事で触れた主要な情報を表形式で整理します。下の表は本プレスリリースに記載された発表の核となる事項を網羅的にまとめたものです。表の後に、記事の締めくくりとして要点を簡潔にまとめる文章を置きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 笑え、ゼッフィーロ 西風ヶ丘高校将棋部物語(英題:Don’t cry,Zeffiro.) |
| 著者 | 柳葉あきら |
| 出版社/レーベル | バーボンコミック |
| 連載誌 | 週刊将棋(連載期間:2008年4月~2015年6月、全370回) |
| 配信形式 | 電子書籍(eEPUB3) |
| 既配信巻 | 第1~第3巻:2025年12月29日配信開始 |
| 次回発売 | 第4巻:2026年1月25日発売予定、以後毎月1巻刊行(全15巻) |
| 価格(リリース記載) | 第1~3巻 699円(税抜)、第4~12巻 799円(税抜)、第5~15巻 899円(税抜) |
| シリーズ構成 | 全15巻(第1巻:第2学年 春①~第15巻:第3学年 冬) |
| 追加プロジェクト | サジタリウス・ログブック・プロジェクト(『ALTRI MONDI』日本語版電子化、調整中) |
| 公表日 | 2026年1月9日 23時19分(バーボンコミックのプレスリリース) |
| 関連リンク | バーボンコミック Xアカウント(@bourboncomics) |
まとめとして、今回の発表は長期連載作品の完全収録を電子の形で実現するものであり、連載当時に単行本化されなかった作品の全話を電子書籍で読むことが可能になります。刊行スケジュール、価格、配信形式などの詳細はリリースに基づいていますが、一部表記に重複や調整中の旨が記載されている点に留意が必要です。バーボンコミックはさらに別の翻訳プロジェクトも進めており、今後の続報が待たれます。