『宇宙船サジタリウス』原作初電子化、ログブック始動
ベストカレンダー編集部
2026年1月10日 13:09
サジタリウス・ログブック
開催日:1月10日
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『ALTRI MONDI』が日本で初めて電子書籍化される理由と経緯
電子書籍レーベルバーボンコミック(代表:齊藤信久)は、2026年1月10日12時29分に、アニメ『宇宙船サジタリウス』の原作漫画である『ALTRI MONDI(アルトゥリ・モンディ)』(作:アンドレア・ロモリ)の日本語版電子書籍刊行を目指す「サジタリウス・ログブック・プロジェクト」の開始を発表しました。プレスリリースの内容は、同シリーズがこれまで日本語で刊行されたことが一度もない点に着目し、電子化を通じて原作とその継続物語を日本の読者へ届けることを目的としています。
本プロジェクト名にある「ログブック(Logbook)」は、宇宙船が航海中に記録する公式の日誌を意味します。プレスリリースでは、本プロジェクトを通じてサジタリウス号の冒険を「記録し、保存し、次の世代へ手渡す」試みであると位置づけています。電子化は物理的な刊行とは異なる迅速な流通と恒久的な保存性を提供するため、シリーズ未翻訳の作品群を初めて公式に届ける手段として選ばれています。
- 発表日時:2026年1月10日 12:29
- 発表元:バーボンコミック(代表:齊藤信久)
- プロジェクト名:サジタリウス・ログブック・プロジェクト
- 対象作品:『ALTRI MONDI』(作:アンドレア・ロモリ)日本語版電子書籍
シリーズ構成と各巻の情報(邦題は仮題)
『ALTRI MONDI』シリーズは1977年から現在までロモリ氏自身によって描き継がれている作品群で、アニメ『宇宙船サジタリウス』の原点となったSF宇宙アドベンチャーです。今回のプロジェクトでは、これまで日本で一度も刊行されてこなかった同シリーズを電子書籍で刊行することが明示されています。
プレスリリースにはシリーズの巻別一覧が明記されています。邦題はすべて仮題であること、刊行時期などの詳細は現在調整中であり改めて発表される旨の注記も添えられています。
| 巻番号 | 原題 | 邦題(仮題) | 初出年 | 著作表記 |
|---|---|---|---|---|
| #0 | Avventura su Efesto | エフェストの冒険 | 1977 | (C) Andrea Romoli |
| #1 | Fuga su Issar | イッサールの逃走 | 1979 | (C) Andrea Romoli |
| #2 | Il Demone di Azul | アズールの悪魔 | 1981 | (C) Andrea Romoli |
| #3 | L’ultima fortezza | 最後の砦 | 1981 | (C) Andrea Romoli |
| #4 | Crab Nebula | かに星雲 | 1981 | (C) Andrea Romoli |
| #5 | Lo specchio dei mondi | 世界の鏡 | 2016 | (C) Andrea Romoli |
| #6 | kthalon Porta Inferi | カザロン、地獄の門 | 2022 | (C) Andrea Romoli |
| #7 | ??? | 鋭意制作中 | 2026? | (C) Andrea Romoli |
上記に示された各巻は、原題のままの表記と仮題の邦題、初出年および著作表記を含めて告知されています。特に第5巻(2016年)および第6巻(2022年)は比較的近年の刊行であり、シリーズとして現在も継続中であることが明確に読み取れます。
プレスリリースは、刊行時期などの詳細については現在調整中であり、追って発表されるとしています。したがって、日本語版電子書籍の配信スケジュールやフォーマット、販売プラットフォームの詳細は後日公表される見込みです。
アンドレア・ロモリの経歴とアニメ『宇宙船サジタリウス』との関係
アンドレア・ロモリはイラストレーター、漫画家、絵本作家として幅広い作品群を手がけるクリエイターです。プレスリリースでは、漫画家として1977年に『Avventura su Efesto(アルトゥリ・モンディ)』をネルビニ社より出版した経歴が紹介されており、その後もコメディや絵本など多様な制作活動を続けていることが言及されています。
ロモリ氏は作品のキャラクターデザインも担当しており、『宇宙船サジタリウス』の主要キャラクターであるトッピー、ジラフ、ラナといった三人組のデザインは、作者自身が子供の頃に愛用していたぬいぐるみをモチーフにしている点もプレスリリースに記載されています。なお、アニメでのクレジット表記はアンドレア・ロモリ、発音により「ロモーリ」と表記されることもあると補足があります。
- 公式ページ
- https://andrearomoli.it/home-jp/
- Xアカウント
- https://x.com/apdromoli
また、アニメ『宇宙船サジタリウス』についてもプレスリリースは詳細を伝えています。放送期間は1986年1月10日から1987年10月3日まで、全77話(放送枠30分)でテレビ朝日系にて放映されました。放送時間は金曜日19:30-20:00で、昭和63年の日本アニメフェスティバルにおいてアトム賞を受賞した点も紹介されています。
ストーリーは未来の宇宙時代を舞台に、零細宇宙運輸会社「宇宙便利舎」のパイロット・トッピーとラナが、若き考古学者ジラフの依頼で教授アンを未開惑星から連れ戻すというものです。旅の途中で宇宙の吟遊詩人シビップが加わり、サジタリウス号でベガ第3惑星へ向かうという宇宙冒険譚です。プレスリリースは声優クレジットも明記しており、主要キャストは以下の通りです。
- トッピー:島田敏
- ラナ:緒方賢一
- ジラフ:塩屋翼
- アン教授:岡本麻弥
- シビップ:堀江美都子
加えて、2026年1月時点で日本アニメーションの公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@NipponAnimation)にて同作が無料配信中であるという情報がお知らせされています。
バーボンコミックの立ち上げ背景と本プロジェクトの意義
バーボンコミックは漫画編集プロダクションが立ち上げた電子書籍出版レーベルで、2010年設立の編集プロダクションが母体となっています。代表の齊藤信久氏のもとで、これまで多数のヒット漫画に関わってきた経験を活かし、電子書籍ならではの価値提供を目指すレーベルです。
プレスリリースはバーボンコミックの第1弾プロジェクトに関する情報も併記しており、第1弾は名作将棋漫画『笑え、ゼッフィーロ』(柳葉あきら)であること、該当作品が刊行中であることを明記しています。X公式アカウント(@bourboncomics)への言及と投稿へのリンクも掲載されています。
- バーボンコミック Xアカウント
- https://x.com/bourboncomics
- 第1弾プロジェクト
- 名作将棋漫画『笑え、ゼッフィーロ』(柳葉あきら)
プレスリリースでは、本プロジェクトの意義として、原作の価値を保存し、アニメファンやSF読者に向けて正規の形で届けること、さらに作品史の重要な痕跡を次世代へ継承することを強調しています。なお、プレスリリースには「記載された内容は予告なく変更となる場合があります」との注意書きも明記されています。
プロジェクトの今後のステップとしては、翻訳や電子化の進行、刊行形態の決定、配信プラットフォームの確定および刊行時期の発表が含まれると見られますが、これらの具体的日程は調整中です。
要点の整理(この記事の内容を表でまとめる)
以下の表は、本記事で触れた発表の主要な情報を整理したものです。表は発表日時、発表元、プロジェクト名、対象作品、シリーズ構成、アニメ情報、公式リンクなどを簡潔にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2026年1月10日 12時29分 |
| 発表元 | バーボンコミック(代表:齊藤信久) |
| プロジェクト名 | サジタリウス・ログブック・プロジェクト(日本語版電子書籍刊行) |
| 対象作品 | 『ALTRI MONDI(アルトゥリ・モンディ)』(作:アンドレア・ロモリ) |
| シリーズ構成 | #0 Avventura su Efesto(1977)~#6 kthalon Porta Inferi(2022)、#7 鋭意制作中(2026?) |
| 邦題 | 邦題はすべて仮題(例:イッサールの逃走、アズールの悪魔、最後の砦、かに星雲、世界の鏡、カザロン、地獄の門 等) |
| アニメ『宇宙船サジタリウス』 | 放送期間:1986/01/10~1987/10/03、話数:77話(30分)、放送局:テレビ朝日系、放送時間:金曜19:30-20:00、受賞:昭和63年 日本アニメフェスティバル・アトム賞 |
| 配信 | 日本アニメーション公式YouTubeにて無料配信中(2026年1月時点) |
| 公式リンク(主な) | 作者公式:https://andrearomoli.it/home-jp/、作者X:https://x.com/apdromoli、バーボンコミックX:https://x.com/bourboncomics |
| 備考 | 刊行時期・詳細は調整中。プレスリリースの内容は予告なく変更される場合あり。 |
以上が、本記事で取り上げた発表内容の要約と整理です。バーボンコミックが提示した本プロジェクトは、長年にわたって続いてきたアンドレア・ロモリの宇宙叙事詩を日本の読者に届けるための試みとして位置づけられます。刊行に関する具体的な日程や配信形態については今後の発表を待つ必要がありますが、既存の情報からは作品の歴史的価値と、電子書籍化による保存・紹介の意義が明確に示されています。