藤原竜也×フィリップ演出『世界の終り』東京開幕
ベストカレンダー編集部
2026年1月10日 21:56
舞台『世界の終り』開幕
開催期間:1月10日〜2月1日
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村上春樹の長編が舞台で開幕──初日と作品の位置づけ
株式会社ホリプロによるプレスリリースによれば、舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が2026年1月10日(土)に東京芸術劇場プレイハウスで初日を迎えた。本作は村上春樹の同名長編小説を原作に、藤原竜也を主演に迎えての舞台化であり、演出・振付にフランス出身のフィリップ・ドゥクフレを起用している。
発表資料は東京公演を皮切りに、宮城・愛知・兵庫・福岡での国内巡演ののち、シンガポール、中国、ロンドン、パリへのワールドツアーが控えていることを明記している。東京公演のチケットはホリプロステージで販売中となっている(詳細は下段参照)。写真クレジットは渡部孝弘が担当している。
- 初日:2026年1月10日(土)
- 会場:東京芸術劇場プレイハウス
- 原作:村上春樹/演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ
登場人物と配役詳細──主要キャストの役どころとコメント
本作は『世界の終り』と『ハードボイルド・ワンダーランド』の二つの世界が並行して描かれる構成で、舞台上では登場人物がそれぞれの世界を往来しながら故事を紡ぐ。主演を務める藤原竜也をはじめ、森田望智、宮尾俊太郎、富田望生、駒木根葵汰、島村龍乃介、池田成志らが主要キャストとして名を連ねる。
以下に配役と各キャストのプレスリリース内での要旨コメントを記載する。コメントは公表された発言を要約して整理している。
- 私役:藤原竜也 — 若くして舞台デビュー以来、特徴的な役柄を数多く演じてきた藤原が、本作で初めて村上春樹作品に挑む。謎の組織に翻弄され自身の意識の深層へ沈んでいく“私”を圧倒的な存在感で演じる。稽古約2か月を経て、フィリップの演出により舞台にダンスが加わり、幻想的な作品が完成したとコメントしている。
- 司書役/彼女役(二役):森田望智 — 図書館の司書と、心を失った人々が暮らす街で暮らす“彼女”の二役を演じ分ける。演技力で物語世界へ観客を引き込む。初日を迎えるにあたり、頭を真っ白にして二つの役を生きようとする気持ちを述べ、「大切な人を失った悲しみ」を共通テーマとして向き合ってきたと語っている。
- 影役:宮尾俊太郎 — 身体表現を駆使して影の苦悩を表現する。フィリップの色彩感覚や構成により他に類を見ない舞台が誕生したとし、原作の「余白」を大切にした作品だと説明している。
- ピンクの女役:富田望生 — ピンクの女として舞台に明るさと独自性をもたらす。役作りは反復と熟考の積み重ねであり、舞台は何度も人生をなぞる場であると述べ、世界を愛で満たしたいという思いを示した。
- 僕役(Wキャスト):駒木根葵汰/島村龍乃介 — 駒木根、島村の二名がダブルキャストで“僕”を演じる。駒木根は驚きや発見を重ねながら自分らしくこの世界を届けたいと述べ、島村は稽古を通じて繊細さや言葉に尽くせない魅力を深く感じたと語っている。
- 博士/大佐役:池田成志 — 物語の屋台骨を支える重要人物を二役で演じる。小説の舞台化の難しさを率直に述べ、原作読者が抱くさまざまな感想を集約して舞台上に肉体化する大変さを語っている。
- 門番役:松田慎也、管理人役:藤田ハル — 松田は作品への緊張と不安を抱えつつもチームを信じて臨む心境を語り、藤田は音楽・照明・映像の統合によって村上春樹の言葉が濃く浸透していると述べ、さらなる探究の意欲を示した。
上記に加え、五十音順に列挙された若手・中堅キャストも多数参加している(上松萌子、岡本優香、冨岡瑞希、浜田純平、原衣梨佳、古澤美樹、堀川七菜、山田怜央、吉﨑裕哉、Rikubouz)。それぞれ劇中で一角獣や“やみくろ”などの象徴的存在をダンサーが身体表現で表すなど、映像との融合も見どころとしている。
制作陣と舞台演出の要素
演出・振付にはフィリップ・ドゥクフレが参加し、「空間演出の魔術師」と評される彼の美学が舞台全体に色彩感と構成の独自性をもたらしている。脚本は高橋亜子、音楽は阿部海太郎が担当。美術、照明、音響、映像、衣裳、ヘアメイクなどの各分野でも国内外のスタッフが名を連ね、視覚・聴覚・身体表現を横断する舞台制作体制が敷かれている。
以下に主なスタッフを整理する。作品のクレジットは公表された通りである。
主要スタッフ一覧
公表されているスタッフ情報は作品の理解に不可欠であり、演出補、振付補、通訳、演出助手、ステージマネージャー等の役割まで明示されている。
演出・振付のフィリップに加え、脚本(高橋亜子)、音楽(阿部海太郎)、美術(石原敬)、照明(吉本有輝子)、音響(井上正弘)、映像(上田大樹)、衣裳(前田文子)、ヘアメイク(鎌田直樹)などが主要クレジットとして公表されている。
- 演出・振付
- フィリップ・ドゥクフレ
- 脚本
- 高橋亜子
- 音楽
- 阿部海太郎
- 美術
- 石原敬
- 照明
- 吉本有輝子
- 音響
- 井上正弘
- 映像
- 上田大樹
- 衣裳
- 前田文子
- ヘアメイク
- 鎌田直樹
演出補、振付補、通訳、演出助手、ステージマネージャー等のスタッフ構成も記載されており、制作体制は多層的で国際的なコミュニケーションも視野に入れられている点が特色である。
公演情報・チケット・関連イベント
東京公演は2026年1月10日(土)から2月1日(日)まで、全28公演を東京芸術劇場プレイハウスで上演する。チケット料金、窓口、当日券情報、追加席販売などの具体的な取扱いがプレスリリースで告知されている。
また、公演中にはホリプロステージ会員貸切公演やアフタートークといったイベントが実施される。会員貸切公演では来場者全員にステッカーの配布が予定されている。
チケット販売と当日券に関する詳細
東京公演のチケット料金はS席12,500円、サイドシート8,800円、U-25(当日引換券)6,500円、Yシート(20歳以下当日引換券)は2,000円で、Yシートは販売終了済みと明記されている。全席指定・税込の表記がある。
当日券は劇場販売とWEB販売の二つの経路があり、劇場では開演1時間前より東京芸術劇場プレイハウス当日券窓口にて先着順で販売(お一人様1枚まで)。U-25の当日引換券は窓口販売がない点や貸切公演の除外事項も記載されている。WEB販売はホリプロステージにて当日の開演時間まで取り扱いがある。
- 劇場販売:開演1時間前より先着順(お一人様1枚まで)
- WEB販売:ホリプロステージ(当日の開演時間まで)https://www.s2.e-get.jp/hori/pt/
- ほか取扱:東京芸術劇場ボックスオフィス/チケットぴあ/イープラス/ローソンチケットの各窓口
追加席販売・注意事項
第三弾追加席の販売が決定しており、販売開始は1月13日(火)18:00から。対象回は1月14日(水)以降の各回(一部除外あり)。注釈付席や補助席などの座席仕様や見え方、補助席の形状についても注記がある。
注釈付S席/注釈付S席(補助席)の定価は12,000円、注釈付サイドシートは8,300円。1月28日(水)13:30公演はホリプロステージでの取り扱いがない旨、注釈付席はステージの一部が見えにくい可能性がある旨、補助席は肘掛けなしで背もたれあり等の説明が明記されている。
公演中のイベントスケジュール
ホリプロステージ会員貸切公演:1月12日(月祝)12:30。登壇者は宮尾俊太郎、駒木根葵汰、MCは藤田ハル。来場者全員プレゼントはステッカー。
アフタートークイベント:1月17日(土)17:30の回に駒木根葵汰、藤田ハル、松田慎也が登壇する。各イベントの詳細や登壇者は公表された情報に準拠している。
ワールドツアーと地方公演のスケジュール
本作は東京公演に続き、国内では宮城・愛知・兵庫・福岡で上演予定だ。上演時期は日本国内が2026年1月〜3月とされている。
海外公演は次の予定が示されている。シンガポール(2026年4月/エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ)、中国(上海・北京・蘇州を予定/2026年7月)、イギリス・ロンドン(2026年10月/バービカン・センター)、フランス・パリ(2026年10月/シャトレ劇場)。ワールドツアーの詳細は後日発表される。
- 東京:2026年1月10日〜2月1日(東京芸術劇場プレイハウス)
- 宮城:2026年2月6日〜8日(仙台銀行ホール イズミティ21)
- 愛知:2026年2月13日〜15日(名古屋文理大学文化フォーラム)
- 兵庫:2026年2月19日〜23日(兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール)
- 福岡:2026年2月28日〜3月1日(J:COM北九州芸術劇場 大ホール)
- シンガポール:2026年4月(エスプラネード)
- 中国(上海・北京・蘇州予定):2026年7月
- ロンドン・パリ:2026年10月(バービカン・センター、シャトレ劇場)
各地方公演のお問い合わせ窓口や主催情報、URLもプレスリリースに記載されている。主催・企画制作はホリプロ、協力は村上春樹事務所・新潮社、後援には在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセが名を連ねる。
あらすじの整理とまとめ表
物語は二つの世界で同時に進行する。ハードボイルド・ワンダーランド側では“私”(計算士)と博士、図書館の司書らの関係が描かれ、世界の終り側では壁に囲まれた街に迷い込んだ“僕”とその影、図書館の少女らの関係が描かれる。二つの物語が交錯したときに明らかになる結末が本作の主題となっている。
以下の表は本記事で扱った主な情報を整理したものだ。公表された公演期間、会場、代表キャスト、主要チケット種別、主な販売窓口、ワールドツアーの実施予定を網羅している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演名 | 舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 |
| 東京公演期間 | 2026年1月10日(土)~2月1日(日)(28公演) |
| 会場(東京) | 東京芸術劇場プレイハウス |
| 代表キャスト | 藤原竜也、森田望智、宮尾俊太郎、富田望生、駒木根葵汰/島村龍乃介(Wキャスト)、池田成志 ほか |
| 主要スタッフ | 演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ/脚本:高橋亜子/音楽:阿部海太郎/美術:石原敬 ほか |
| チケット料金(例) | S席12,500円、サイドシート8,800円、U-25当日引換券6,500円、Yシート(販売終了)2,000円(全席指定・税込) |
| 当日券 | 劇場窓口:開演1時間前より先着販売(お一人様1枚まで/U-25は窓口販売なし)。WEB:ホリプロステージで当日開演時間まで販売。 |
| 追加席販売 | 第三弾:1月13日(火)18:00〜(対象回:1月14日以降の各回/一部除外あり)。注釈付席あり。 |
| ワールドツアー(予定) | シンガポール(2026年4月)、中国(2026年7月:上海・北京・蘇州予定)、ロンドン・パリ(2026年10月) |
| 主催・協力等 | 主催・企画制作:ホリプロ/協力:村上春樹事務所・新潮社/後援:在日フランス大使館ほか |
| 公式情報 | 公式ページ:https://horipro-stage.jp/stage/sekainoowari2026/ 公式Instagram・Xのアカウントも公表 |
本稿は公表されたプレスリリースの内容を基に、配役・スタッフ・チケット情報・スケジュール・公演関連イベントを網羅的に整理した。写真に関するクレジット(撮影:渡部孝弘)や舞台写真のキャプション(例:左から私役:藤原竜也、司書役:森田望智/左から私役:藤原竜也、ピンクの女役:富田望生、博士役:池田成志)も公表情報に含まれている。