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1月14日開幕|川北良造・浩彦・浩嗣 三代の木工挽物展

木工挽物三代展

開催期間:1月14日〜1月20日

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木工挽物三代展
いつどこでやるの?
阪神梅田本店8階ART GALLERYで、会期は2026年1月14日〜1月20日(最終日は午後5時まで)。入場料はプレスに明記がないため公式ページで確認してください。
どんな作品が見られるの?
川北良造・浩彦・浩嗣の三代による木地挽物を一堂に展示。黒柿や欅、銀線象嵌など希少素材と技法の比較ができ、日常使いの器や花器が中心です。

三代にわたる木工挽物──機能と美を織りなす伝承の展覧

阪神梅田本店8階ART GALLERYにて、重要無形文化財「木工芸」保持者である川北良造、その長男の川北浩彦、孫の川北浩嗣による「木工挽物三代展」が開催されます。本展は、石川県加賀市山中を拠点とする三代の作り手が、それぞれの感性と技を持ち寄り、木の器に宿る「用の美」を提示するものです。

本プレスリリースは株式会社阪急阪神百貨店より2026年1月12日09時00分に発表されました。会期は2026年1月14日(水)から1月20日(火)までで、最終日は午後5時までの開催となります。会場と開催日時は以下の章で詳細に整理しています。

【阪神梅田本店】父から息子、そして孫にと受け継がれてきた“技の継承。重要無形文化財「木工芸」保持者である川北良造と、その長男の川北浩彦、孫の川北浩嗣による「木工挽物三代展」を開催いたします。 画像 2

展示の主旨と背景

山中漆器轆轤挽物の伝統を受け継ぐ川北家は、木地挽物の技術を核にしつつ、表現の幅を広げてきました。本展では、伝統技術の保存・継承という立場からだけでなく、各世代が独自の表現を展開している点に着目して作品を紹介します。

展示では日常の器や花器、合子(ごうす)など用途を持つ作品を中心に並べ、木目の美しさや仕上げ、象嵌(ぞうがん)などの細工がどのように機能美へと結実しているかを観察できる構成です。木の質感や寸法感を実際に確認できる点も魅力の一つです。

【阪神梅田本店】父から息子、そして孫にと受け継がれてきた“技の継承。重要無形文化財「木工芸」保持者である川北良造と、その長男の川北浩彦、孫の川北浩嗣による「木工挽物三代展」を開催いたします。 画像 3

出品作品と見どころ:素材と技の具体

本展出品作品はそれぞれ材種や仕上げ、象嵌、銀線などの技法が異なり、同じ「挽物」という技術の中で多様な表現があることを示します。ここでは報道資料に記載された主要な作品を漏れなく列挙し、各作品の寸法・価格・特長を整理します。

木地の選定、木目の活かし方、象嵌や漆の処理など、技術的な差異が並置によって際立ちます。特に重要無形文化財保持者である川北良造の作品は伝統の深さを示し、浩彦・浩嗣の作品は次世代の解釈や試みを伝えます。

【阪神梅田本店】父から息子、そして孫にと受け継がれてきた“技の継承。重要無形文化財「木工芸」保持者である川北良造と、その長男の川北浩彦、孫の川北浩嗣による「木工挽物三代展」を開催いたします。 画像 4

出品作品一覧(資料に基づく詳細)

下記はプレスリリースに記載された作品情報を全て含めた一覧です。作品名、寸法、価格を正確に記載しています。

  • 川北浩彦:《欅造球花入「軌道」》 径12.2×高さ11.8cm 2,475,000円(税込)
  • 川北良造:《黒柿造鉢》 径19.0cm×高さ6.3cm 770,000円(税込)
  • 川北浩彦:《欅造銀線象嵌合子》 径24.2cm×高さ14.0cm 1,237,500円(税込)
  • 川北浩嗣:《Prologue》 径21.0cm×高さ33.0cm 852,500円(税込)

これらはいずれも木目の美しさや挽物ならではの滑らかな曲線を生かした作品で、素材選定と仕上げの工夫が価格にも反映されています。特に銀線象嵌や黒柿の希少性は作品の価値に直結します。

【阪神梅田本店】父から息子、そして孫にと受け継がれてきた“技の継承。重要無形文化財「木工芸」保持者である川北良造と、その長男の川北浩彦、孫の川北浩嗣による「木工挽物三代展」を開催いたします。 画像 5

作家の経歴と受賞歴:資格・役職が示す実績

三代それぞれの経歴を整理すると、伝統工芸展への出品歴や受章、教育活動など多面的な活動が見えてきます。ここではプレスリリースに記載された経歴・受賞歴を漏れなく掲載します。

各作家の略歴は作品理解を深める上で重要です。伝承の系譜や各人が担ってきた役割、地域における教育的立場などもあわせて確認できます。

川北良造(左)

1934年、石川県江沼郡山中町(現・加賀市)生まれ。父・浩一のもとで山中漆器轆轤挽物技術を1950年に習得し、1962年に『第9回日本伝統工芸展』へ初出品し入選しました。1994年には重要無形文化財「木工芸」保持者に認定されています。

受章歴として1999年に紫綬褒章、2004年に旭日中綬章を受章。2017年に石川美術文化協会副会長に就任し、現在は石川県立輪島漆芸技術研修所主任講師、金沢美術工芸大学名誉客員教授、石川県立挽物轆轤技術研修所所長を務めています。

主な年表
1950年 技術習得(父・浩一)
1962年 日本伝統工芸展初入選
1994年 重要無形文化財「木工芸」保持者
1999年 紫綬褒章
2004年 旭日中綬章
2017年 石川美術文化協会副会長就任

川北浩彦(中)

1962年、石川県加賀市生まれ。1982年に金城短期大学美術学科を卒業後、1996年に日本工芸会正会員に認定されています。受賞歴としては2002年『第49回日本伝統工芸展』日本工芸会奨励賞(以降2004年、2005年も同賞)、2006年『第15回MOA岡田茂吉賞』優秀賞などがあります。

2014年には親子三代で神宮美術館企画展に出品するなど家業の伝承を実践的に示してきました。現在は日本工芸会正会員、石川県挽物轆轤技術研修所講師、石川県立輪島漆芸技術研修所講師として後進の指導にも携わっています。

主な年表
1962年 生誕(加賀市)
1982年 金城短期大学美術学科卒業
1996年 日本工芸会正会員認定
2002年 日本工芸会奨励賞(第49回)
2006年 MOA岡田茂吉賞 優秀賞
2014年 神宮美術館企画展に三代で出品

川北浩嗣(右)

1991年、石川県加賀市生まれ。2014年に金沢美術工芸大学デザイン科製品デザイン専攻を卒業後、2016年に石川県挽物轆轤技術研修所基礎コースを修了し、2019年に川北工房に入っています。若手として現代美術展や工芸展で実績を積んでいます。

受賞歴では2022年『第78回 現代美術展』初出品入選、2024年『第80回 現代美術展』北國賞、同年『害蟲展seazon5』5周年特別審査員賞などがあり、2024年には『食を彩る工芸 現代工芸と茶懐石の器展』へ出品しています。

主な年表
1991年 生誕(加賀市)
2014年 金沢美術工芸大学卒業
2016年 挽物轆轤技術研修所基礎コース卒業
2019年 川北工房入所
2022年 現代美術展初出品入選
2024年 現代美術展 北國賞 受賞 等

開催詳細・関連情報と総括

展覧会の開催概要、関連リンク、会場情報を整理します。会期・会場・公式情報は正確に記載していますので参照してください。展覧の位置づけや見どころも合わせて整理します。

この章の末尾に、本記事で取り上げた重要な情報を表形式でまとめ、簡潔に振り返ります。関係リンクは原資料どおりに記載します。

開催概要とアクセス

会場:阪神梅田本店 8階 ART GALLERY(阪神百貨店)。会期は2026年1月14日(水)~1月20日(火)、最終日は午後5時まで。主催および情報提供は株式会社阪急阪神百貨店によるプレスリリースです。

公式情報は「美術散歩」内の展覧会ページに掲載されています。また、ハローカルチャーコラムのブログ記事でも本展の紹介があります。いずれも以下のリンクから確認できます。

見どころの整理

本展の見どころは、第一に伝統技術の継承とその多様化です。良造の長年にわたる研鑽が示す伝統的な挽物技術と、浩彦・浩嗣による造形的・意匠的な展開が対照的に並び、世代差・技術の深化が比較できます。

第二に、素材と仕上げの具体です。黒柿や欅といった木材の選定、銀線象嵌などの装飾、寸法設計や用途に応じた内部処理など、物理的な製作行程が作品の見え方に直接影響します。展示によりこれらの差異を実際に確認できます。

展覧会の要点まとめ
項目 内容
展覧名 川北良造・浩彦・浩嗣 木工挽物三代展
主催 株式会社阪急阪神百貨店(阪神梅田本店 8階 ART GALLERY)
会期 2026年1月14日(水) → 1月20日(火)(最終日は午後5時まで)
会場 阪神梅田本店 8階 ART GALLERY
主要出品作品(価格・寸法)
  • 川北浩彦『欅造球花入「軌道」』 径12.2×高さ11.8cm 2,475,000円(税込)
  • 川北良造『黒柿造鉢』 径19.0×高さ6.3cm 770,000円(税込)
  • 川北浩彦『欅造銀線象嵌合子』 径24.2×高さ14.0cm 1,237,500円(税込)
  • 川北浩嗣『Prologue』 径21.0×高さ33.0cm 852,500円(税込)
作家 川北良造(重要無形文化財「木工芸」保持者)、川北浩彦、川北浩嗣
関連リンク 美術散歩(公式)
ハローカルチャーコラム
プレス発表 株式会社阪急阪神百貨店 2026年1月12日 09時00分

上記の表は本記事で触れた主要な情報を整理したものです。展示は伝統と創造の接点を確認できる場であり、出品される各作品は材質・技法・用途の違いを通じて、木工挽物の現在地を示しています。展示情報や作品の詳細は公式ページで随時確認できますので、必要に応じてリンク先を参照してください。