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1/28〜出展|伯東のスケール防止剤P-72

InterAqua出展

開催期間:1月28日〜1月30日

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InterAqua出展
デポナックスP-72って何が違うの?
少量添加でカルシウムスケールの析出抑制・結晶成長阻害・分散の三方向から抑え、フッ素除去(カルシウム法)を妨げず既存設備へ簡単に適用できる点が特徴です。
実物はどこで見られる?導入相談はどうすればいい?
製品は販売開始済みで、実物と詳しい説明はInterAqua 2026(1/28〜1/30、東京ビッグサイト 南2ホール 2S-K19)で確認できます。導入相談は伯東の窓口へ問い合わせてください。

排水処理現場が直面する課題と新製品開発の背景

伯東株式会社は2026年1月13日10時08分、消石灰ラインを中心とした排水処理工程で問題となるカルシウムスケールの抑制を目的とした新しいスケール防止剤「デポナックス P-72」の開発・販売開始を公表しました。発表では、半導体工場やめっき工程などで生じる配管閉塞や設備トラブル、清掃頻度の増加といった運転・保守面での負荷軽減が主要な開発動機であることが示されています。

特にフッ素含有排水処理では、スケール対策と同時にフッ素除去性能を損なわないことが重要な課題です。伯東はこの点に配慮し、フッ素除去に用いられるカルシウム法の運用を阻害しない製剤設計を行い、現場導入のしやすさと環境負荷の低減にも重点を置いています。

伯東、スケール防止剤「デポナックス P-72」を新発売 画像 2

背景となる現場の状況

消石灰ラインで発生するカルシウムスケールは、付着・堆積により配管やノズルの閉塞、流量低下、圧力上昇を招きます。これにより設備トラブルの発生頻度が高まり、定期的な清掃や高額なメンテナンス費用が発生します。半導体工場等では生産継続性が重要であり、長期安定運転が求められます。

また、近年は環境負荷低減の観点から原料や処理方法の見直しが進んでおり、バイオマス由来など低環境負荷原料の採用が期待されています。デポナックス P-72はこの潮流に沿った素材選定がなされています。

伯東、スケール防止剤「デポナックス P-72」を新発売 画像 3

デポナックス P-72の主な特長と作用機構

新製品の特長は、少量添加で高いスケール抑制効果を発揮する点、フッ素含有排水処理においてカルシウム法によるフッ素除去を阻害しない点、既存設備への適用が容易である点、そしてバイオマス由来の低環境負荷原料を使用している点です。これらを組み合わせることで、運転安定性と環境配慮を両立させることが目的とされています。

作用機構は三つの異なるメカニズムによる総合的抑制です。具体的にはスケールの析出抑制、結晶成長の阻害、凝集・堆積を防ぐ分散作用が挙げられます。これらの相互作用により、カルシウムスケールの発生を総合的に抑制します。

作用機構の詳細

  1. 析出抑制:スケールの析出を抑え、準安定状態を維持することで初期段階の付着を阻止します。
  2. 結晶成長阻害:成長するスケール結晶のサイズと形状変化を促して結合性を弱くし、堆積しにくくします。
  3. 分散作用:凝集・堆積を防ぎ、粒子の付着を低減することで配管等への付着を抑えます。

これらの作用は相互に補完され、単独の作用に依存しないため現場条件に応じた安定した抑制効果が期待できます。フッ素を含む排水処理に対してもカルシウム法のフッ素除去を阻害しないことが明示されています。

試験結果と現場適用の実績

試験段階および長期運転試験において、デポナックス P-72は有効性が確認されています。ラボ試験では添加量約500ppmで大きなスケール析出低減効果が確認され、現場を想定した長期運転試験では半導体工場の消石灰ラインにて3か月間運転後の配管内観察で大幅なスケール低減が確認されました。

これらの結果から、半導体工場のフッ素含有排水処理をはじめ、多様な排水処理現場において安定操業の確保とメンテナンス負荷の低減に寄与する可能性が高いことが示されています。

試験概要と確認されたポイント

ラボ試験
添加量500ppm程度において、スケール析出の大幅な低減効果を確認。
長期現場試験
半導体工場の消石灰ラインにおける3か月運転後の配管内を確認し、カルシウムスケールの大幅低減を確認。

これらの試験は、既存排水処理設備に対する容易な適用性と、運転中の安定性が確保される点を示すものです。製品の導入は既存ラインへの添加で対応できることが示唆されています。

製品仕様・展示会出展・企業情報

製品仕様は作業現場での取り扱いや管理に直結する重要な情報として公開されています。形態や粘性、比重、pHや成分、荷姿まで具体的に示されており、購買や導入検討の際の判断材料となるよう配慮されています。

また伯東は本製品を2026年1月28日から30日に開催される「InterAqua 2026」に出展し、製品の実物や使用方法についてブースで説明する予定です。出張者・担当者による説明で導入検討のための具体的な情報提供が行われます。

デポナックス P-72:主要仕様

項目 内容
製品名 デポナックス P-72
形態 液体
粘性率 <30 mPa・s(25℃)
比重 1.20(20/20℃)
成分 ポリカルボン酸
pH 2.2(25℃)
反応性・安定性 化学的に安定
荷姿 コンテナ、ドラム缶、一斗缶
原料 バイオマス由来の低環境負荷原料を使用

展示会出展情報

  • 展示会名:InterAqua 2026(https://www.interaqua.jp)
  • 会期:2026年1月28日(水)~1月30日(金) 各日10:00~17:00
  • 会場:東京ビッグサイト 南展示場 南2ホール
  • ブース:2S-K19
  • 出展製品:スケール防止剤「デポナックス P-72」他

展示ブースでは具体的な製品情報や使用方法の説明が行われます。導入にあたっての現場条件や試験手順など、実務的な問い合わせへの対応が想定されています。

伯東株式会社 概要

伯東は1953年創業の技術商社であり、エレクトロニクス×ケミカル領域で商社とメーカーのハイブリッドとして事業を展開しています。代表取締役社長執行役員は宮下 環、証券コードは7433、本社は東京都新宿区に所在します。公式ウェブサイトはhttps://www.hakuto.co.jp/です。

同社は環境負荷低減と法令遵守を両立させる技術開発を目的に、産業界向けの工業薬品やソリューション提供を継続しており、今回の製品もその一環として位置づけられています。

要点の整理(本記事で伝えた項目の一覧)

以下の表は本記事で紹介した主要情報を整理したものです。製品の導入検討や展示会来訪の計画を立てる際に参照できるように、項目ごとに明確にまとめています。

項目 内容
製品名 デポナックス P-72
発表日 2026年1月13日 10:08
主な用途 排水処理(消石灰ライン)、半導体・めっきなどの電子産業向け
主な特長 少量添加で高効率、フッ素除去を阻害しない、既存設備適用可、低環境負荷原料
作用機構 ①析出抑制 ②結晶成長阻害 ③分散作用(凝集・堆積防止)
ラボ試験 添加量約500ppmで大幅な析出低減を確認
現場長期試験 半導体工場消石灰ラインで3か月運転後、配管内のスケール大幅低減を確認
製品仕様(主な数値) 粘性率<30mPa・s(25℃)、比重1.20(20/20℃)、pH2.2(25℃)、成分:ポリカルボン酸
荷姿 コンテナ、ドラム缶、一斗缶
展示会 InterAqua 2026:2026/1/28~1/30(東京ビッグサイト 南2ホール 2S-K19)
企業情報 伯東株式会社(本社:東京都新宿区、代表:宮下 環、証券コード:7433、https://www.hakuto.co.jp/)

本記事では、製品の開発背景、作用機構、試験結果、仕様、展示会出展および伯東の企業情報を網羅的に整理しました。導入を検討する現場では、ラボ条件や長期運転条件に基づく具体的な試験を行い、適切な添加量や運転管理条件を決定することが必要です。