ポーラ美術館×ちもと、箱根浮世絵パッケージ和菓子
ベストカレンダー編集部
2026年1月15日 10:25
箱根浮世絵コラボ菓子
開催期間:12月13日〜5月31日
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箱根という地を包む、美術館と和菓子の新たな出会い
箱根湯本の和菓子店・有限会社ちもとが、ポーラ美術館で開催中の展覧会「SPRING わきあがる鼓動」に合わせ、箱根にまつわる浮世絵をパッケージに採用した限定コラボレーション菓子をミュージアムショップで販売しています。販売期間は2025年12月13日(土)から2026年5月31日(日)まで。両者の協働は2024年8月から続く企画の第3弾にあたります。
今回の企画は、箱根の風土や歴史、湯治文化に対する関心を美術館の展覧会と和菓子で伝える試みです。パッケージには浮世絵の名作があしらわれ、これらの図柄が箱根の記憶や風景を旅の土産として持ち帰る手触りを与えます。作品と和菓子の組み合わせは、展覧会のテーマと美術館側の地域に対する意志が結実した形です。
企画の基本情報とコラボ継続の背景
ポーラ美術館とちもとのコラボレーションは、館長・野口弘子氏の就任以降、箱根地域との連携を重視する方針の下で実現しました。美術館側は展覧会を訪れる来館者に箱根の名産を届けたいという意図を持ち、ちもとは地場の菓子店として地域文化を伝える役割を担っています。
こうした両者の志向が重なり、展覧会に合わせた限定パッケージ菓子の展開が第1弾、第2弾に続いて第3弾として実現しました。第1弾ではモネの《睡蓮》、第2弾ではゴッホ《アザミの花》の図柄を用いた「湯もち」パッケージを展開しており、本企画は美術作品と和菓子の関係性を重ね合わせる継続的な取り組みです。
限定商品2種の詳細 — 箱根の風景をパッケージに託して
今回ミュージアムショップで販売される商品は2種類です。いずれも箱根にゆかりのある浮世絵を包装紙に採用し、菓子の味わいとともに視覚的な物語を提供します。販売はミュージアムショップ限定で、数量に限りがあるため入荷日や入荷量に注意が必要です。
以下は各商品の具体的な構成、価格、入荷日情報と図柄の出典です。価格はいずれも税込表記です。
湯もち・八里(豊原国周 《箱根七湯之内 塔ノ澤》)
商品名:詰め合わせ「湯もち・八里」 豊原国周 《箱根七湯之内 塔ノ澤》
価格:1,900円(税込)。内容は湯もち3個、八里3房の詰め合わせです。入荷は火曜・木曜・土曜の各日13時半頃以降で、各日数量限定となります。パッケージに採用されたのは豊原国周の浮世絵《箱根七湯之内 塔ノ澤》で、箱根の温泉地としての風情や歴史性を象徴する図柄です。
和菓子の個別説明として、湯もちは国産もち米を使用した白玉粉を練り上げたやわらかなお餅で、中に箱根を流れる早川の岩石になぞらえ細かく刻んだ本練羊羹が入っています。柚子の香りが効いており、蜜柑の里を思わせる風味です。やわらかさは温泉に浸かった肌のなめらかさを連想させ、神奈川県の指定銘菓に選ばれています。
八里は「箱根八里は馬でも越すが…」の歌詞に由来する箱根八里をテーマに、馬子衆の鈴をかたどった形状の最中で、こしあんを包んであります。赤・紫・白の三色の紐で結ばれた見た目が特徴で、第17回全国菓子大博覧会で名誉金賞を受賞した実績があります。
黒助・ゴマ助(歌川広重 《冨士三十六景 駿河薩夕之海上》)
商品名:詰め合わせ「黒助・ゴマ助」 歌川広重 《冨士三十六景 駿河薩夕之海上》
価格:1,200円(税込)。内容は黒助6個入1袋、ゴマ助6個入1袋のセットで、入荷は土曜13時半頃以降、数量限定での入荷となります。パッケージは歌川広重の《冨士三十六景 駿河薩夕之海上》の図柄を使用しており、東海道と富士の眺めを連想させます。
黒助は沖縄・多良間島産の黒糖を用いたビスケット生地を焼き上げ、黒砂糖のすり蜜で蜜がけして仕上げたお菓子です。深みのある甘さとほろっとした食感が特徴です。ゴマ助は同じ生地に白ゴマを多く含ませ、サクサクとした食感と香ばしさを前面に出した素朴な菓子として仕上げられています。
展覧会「SPRING わきあがる鼓動」とコラボの位置づけ
展覧会「SPRING わきあがる鼓動」は、ポーラ美術館が開館以来初めて箱根という土地自体に焦点を当てる企画で、江戸時代から現代までの多彩な作品を通して、風土と記憶を起点にした表現を横断的に紹介しています。会期は2025年12月13日(土)から2026年5月31日(日)までで、箱根町および箱根町教育委員会の後援を得て開催されています。
展示内容には、浮世絵に描かれた箱根越えの険しさ、箱根七湯と湯治文化の広まり、金太郎など箱根にまつわる物語が含まれ、東海道の風景や富士山を題材にした作品群から刺激を受けた表現を一堂に紹介します。今回のコラボパッケージでは、こうした展覧会の趣旨を和菓子の包装に反映することで、鑑賞体験を箱根ならではの土産品にまで広げています。
展覧会の基本情報と問い合わせ
会期:2025年12月13日(土)~2026年5月31日(日)。主催は公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館で、展覧会の詳細は美術館の特設サイトにて案内されています。展覧会HP: https://www.polamuseum.or.jp/sp/spring_rising/
関連するミュージアムショップでのグッズ取り扱いおよび問い合わせ先は、ポーラ美術館ミュージアムショップTEL: 0460-84-2111です。ミュージアムショップ限定の取り扱いとなるため、来館時の販売状況や在庫確認は直接の問い合わせが確実です。
ちもと — 創業から現在まで、和菓子づくりの姿勢と組織情報
有限会社ちもとは箱根湯本で創業75年を迎えた和菓子店で、創業以来受け継がれる製法と素材重視の姿勢を守り、添加物を極力使用しない安心・安全な菓子づくりを続けています。できたての美味しさを大事にする製造文化を保持し、地元住民や観光客に愛される存在です。
代表は杉山隆寛氏(昭和50年生まれ)。大学卒業後に一度は一般企業に就職したものの、母の逝去を機に25歳で家業へ戻り、和菓子職人としての道を歩み始めました。現在はインターネット販売やSNS活用、オリジナルキャラクター制作、百貨店出店など新たな挑戦も行い、地域社会の活動にも取り組んでいます。
会社と店舗の基本情報
以下はちもとの会社概要と連絡先情報です。訪問や問い合わせの際には営業時間などを確認してください。
- 商号
- 有限会社ちもと
- 代表者
- 代表取締役 杉山 隆寛
- 所在地
- 〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本509
- 設立
- 1950年1月
- 事業内容
- 和菓子製造・販売
- 電話
- TEL:0460-85-5632(受付時間:8時~17時)
- オンライン
- 公式サイト: https://www.yumochi.com/ / Instagram: https://www.instagram.com/chimoto_hakone/ / オンラインショップ: https://www.yumochi.com/yoyaku2
ちもとは地元の味を守り続ける一方で、百貨店出店やEC販売などを通じて箱根の菓子文化を広く紹介しています。職人の技と素材の力を重視する姿勢が、長年の支持につながっています。
展覧会関連コラボの経緯と商品の在庫・販売情報のまとめ
ここまでに示した内容を一覧表にまとめ、展覧会会期中におけるコラボ商品の概要、価格、入荷日、入手方法、問い合わせ先を整理します。来館予定の方や箱根土産を検討する方に向けて、確認しやすい形で提示します。
以下の表は、本記事で取り上げたコラボ商品と関連情報を集約したものです。内容には販売価格、内容量、入荷日、販売期間、問い合わせ先を含みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | SPRING わきあがる鼓動(会期:2025年12月13日~2026年5月31日) |
| コラボ商品(1) | 詰め合わせ「湯もち・八里」 豊原国周 《箱根七湯之内 塔ノ澤》/1,900円(税込)/内容:湯もち3個・八里3房/入荷:火曜・木曜・土曜(13時半頃以降)※数量限定 |
| コラボ商品(2) | 詰め合わせ「黒助・ゴマ助」 歌川広重 《冨士三十六景 駿河薩夕之海上》/1,200円(税込)/内容:黒助6個入1袋・ゴマ助6個入1袋/入荷:土曜(13時半頃以降)※数量限定 |
| 販売場所 | ポーラ美術館 ミュージアムショップ(ミュージアムショップ限定販売) |
| ポーラ美術館 問い合わせ | TEL: 0460-84-2111 / 展覧会HP: https://www.polamuseum.or.jp/sp/spring_rising/ |
| ちもと 問い合わせ | 有限会社ちもと TEL:0460-85-5632(受付時間:8時~17時)/公式:https://www.yumochi.com/ |
| コラボの位置づけ | ポーラ美術館とちもとの協働企画の第3弾。第1弾:モネ《睡蓮》パッケージの湯もち、第2弾:ゴッホ《アザミの花》パッケージの湯もちを展開 |
| 販売期間 | 2025年12月13日(土)~2026年5月31日(日) |
以上が、ポーラ美術館の展覧会にあわせてちもとが提供する限定コラボ菓子の全容です。展覧会のテーマである箱根の風土や記憶を、浮世絵パッケージと伝統の和菓子で手に取ることができるラインナップとなっています。購入を検討する際には、ミュージアムショップへの在庫確認をおすすめします。