Godot×WizWe、統合型行動変容ソリューション始動
ベストカレンダー編集部
2026年1月15日 14:10
行動変容ソリューション始動
開催日:1月1日
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配布して終わる健康支援を変える——GodotとWizWeが描く新たな行動変容の仕組み
2026年1月15日11時、株式会社Godot(本社:兵庫県神戸市、代表取締役CEO 森山 健)と株式会社WizWe(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 森谷 幸平)は、保険業界における健康行動の継続率低迷という課題に応えるため、戦略的業務提携に合意したと発表した。本提携は、Godotの行動科学AIとWizWeの習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を高度に連携させ、課題の診断・設計から実行、習慣化までを一気通貫で支援する日本初の「統合型行動変容ソリューション」を提供することを目的とする。
近年、世界的にウェルネス連動型保険(Wellness-Linked Insurance)への転換が加速しており、市場は成長が予測されている。出典のDatainteloによれば2033年には世界で約636億米ドル(約10兆円)規模に達するとされる(出典URL: https://dataintelo.com/report/wellness-linked-insurance-market)。一方で、多くの健康アプリやウェアラブルが「配布して終わり」となり、継続利用や実質的な行動変容に繋がらないという構造的な課題が残る。本提携はそのギャップを埋める狙いを持つ。
合意の背景とそれぞれの役割
Godotはサービスの診断と設計に強みを持ち、行動科学に基づくAI技術を開発している。これまでにアフラック生命保険やかんぽ生命保険との協業実績や、AI国際規格であるISO 42001の認証取得などを通じて、高度なガバナンス体制と学術的な知見を社会実装してきた。
WizWeは伴走型の運用と大規模な実行力を有しており、Smart Habitを通じて過去4万人分の行動データを蓄積、経済産業省でのヘルスケア事業や大手保険会社への導入実績を持つ。両社は共通の投資家であるモバイル・インターネットキャピタル(MIC)の支援のもと、創業期から連携を深めてきた。
- 目的:行動の診断・設計から実行、習慣化までを一気通貫で支援するプラットフォームの提供
- 出資関係:共通投資家:モバイル・インターネットキャピタル(MIC)
- 関連実績:Godot:アフラック生命・かんぽ生命との協業、ISO 42001取得/WizWe:大手保険会社導入、経済産業省での事業
統合型行動変容ソリューションの中身——3つの核心機能
本提携により提供されるソリューションは、Godotの行動科学AIとWizWeのSmart Habitを融合させた3つの機能を中核とする。これらは単なるソフトウェア提供にとどまらず、診断から介入、習慣化までを連続的に設計・実行することを意図している。
3つの機能は、(1)手続きの「つまずき」を可視化・除去するSludge Audit、(2)行動科学を組み込んだ超・個別化伴走(AI Augmented Execution)、(3)取りこぼしのないマルチチャネル介入である。以下に各機能の詳細を整理する。
手続きの「つまずき」を可視化・除去(Sludge Audit)
Sludge AuditはGodotのAI技術を用いて、特定健診の予約や健康アプリの登録フローなどに潜む行動を阻害する摩擦(スラッジ)を自動的に検出・可視化する機能である。ユーザーがどの段階で離脱しているかを定量的に示し、科学的根拠に基づいた改善策を提示する。
この機能は、オンボーディング成功率(施策への参加率)の向上を目指すもので、離脱ポイントの特定、バイアスや物理的な手間の算出、改善優先度の提示などを行う。Godotの定義するスラッジは「行動を妨げるヘドロのような摩擦」であり、Behavioral Systems Scanner(行動システムスキャナー)により構造的要因の特定を行う。
- 対象フロー例
- 特定健診予約、健康アプリ登録、キャンペーン参加手続き等のユーザー行動ログ
- 出力
- 離脱率の可視化、改善提案、優先改善箇所のスコアリング
行動科学で進化する「超・個別化」伴走(AI Augmented Execution)
AI Augmented Executionは、WizWeの伴走支援プラットフォーム上にGodotの行動科学AIを組み込み、介入メッセージや伴走支援の質を高度にパーソナライズする機能である。WizWeは既にメッセージ生成にAIを活用しているが、Godotのナラティブ分析を統合することで、メッセージの”刺さりやすさ”が向上する。
具体的には、個々の行動履歴や属性、反応パターンをAIが分析し、最適な内容・タイミング・トーンで自動化された介入を行う。WizWeサポーター向けに実装される「AI拡張型メンタリング機能」には、Narrative Finder(ナラティブ・ファインダー)が組み込まれ、現場の伴走者がより根拠に基づいた支援を行えるようになる。
- データ分析による対象者のクラスタリング
- ナラティブ分析に基づくメッセージ生成の最適化
- 自動化と人の介入のハイブリッド実行
取りこぼしのない「マルチチャネル介入」
取りこぼしのない介入とは、アプリ内通知だけに依存せず、対象者の特性に応じてSMS、ハガキ、電話などのチャネルをAIが判断して最適化する手法を指す。デジタル接点で反応しない層に対してもWizWeのオペレーション基盤を活用して介入を届ける点が特徴である。
これにより、オンラインだけでは到達が困難な対象にも物理的なツールを組み合わせて支援を行い、全方位的な行動変容の達成を目指す。チャンネル選択は介入効果の最大化を基準にAIが決定し、効果検証のフィードバックを通じて継続的に最適化される。
- デジタルチャネル:アプリ内通知、プッシュ通知、SMS、メール
- アナログチャネル:ハガキ、電話(オペレーターによるフォロー)
- ハイブリッド実行:AI判断×人による伴走
段階的提供計画、代表者コメント、企業情報と問い合わせ先
両社は2026年1月から段階的に以下のソリューション提供を開始する予定である。Behavioral Systems Scanner(行動システムスキャナー)によるスラッジ可視化と改善提案、Narrative Finderを実装したAI拡張型メンタリング機能、マルチモーダル介入ルーターによるデジタル・アナログの最適組合せが順次展開される。
将来的には、これらの機能を統合したWellness-Linked Insuranceプラットフォームとして米国市場への展開も視野に入れており、行動変容支援の新たな社会インフラの構築を目指す。
代表者のコメント
株式会社Godot 代表取締役CEO 森山 健は、「『行動を変える』ためには、科学的な設計と、それを現場でやり切る実行力の両輪が必要です。我々のAIは『どうすれば人は動くか』を設計することに特化してきましたが、それを社会規模で実装するための強力なパートナーを求めていました。WizWe様という卓越した実行基盤と連携することで、我々の技術はより多くの人々の健康に貢献できるインフラへと進化します。この提携が『ウェルネス連動型保険(Wellness-Linked Insurance)』市場の新しい標準になるよう尽力いたします。」と述べている。
森山氏の略歴としては、神戸生まれシアトル育ち、ゴールドマン・サックス投資銀行部門に新卒入社、その後3社の共同創業と売却、オックスフォード大学客員研究員を経て現職である。
株式会社WizWe 代表取締役CEO 森谷 幸平は、「WizWeは『三日坊主』の防止に貢献するため、テクノロジーとオペレーションを磨き込み、多くのユーザーの行動継続に寄り添ってきました。今回、Godot様の持つ『行動の科学』が加わることで、我々のプラットフォームは『なぜその介入が効くのか』という根拠を強化し、より精度の高い支援が可能になります。両社の強みを掛け合わせ、保険業界の皆様と共に、そのお客様の一人ひとりが日常生活における行動の継続で、ありたい姿に近づいたという実感を得ていただけるよう、支援の輪を拡大していきます。」と述べている。
森谷氏の略歴は早稲田大学卒、オハイオ大学大学院修士。イオンを経てEdTech、Sales Techのスタートアップで取締役を務め、2018年にWizWeを創業しSmart Habitを開発した。
会社概要・実務連絡先
Godot 概要
商号:株式会社Godot/代表者:代表取締役CEO 森山 健/設立:2022年7月/所在地:兵庫県神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内/URL:https://godot.inc/
WizWe 概要
商号:株式会社WizWe/代表者:代表取締役CEO 森谷 幸平/設立:2018年5月/所在地:東京都千代田区内神田一丁目9番5号 SF内神田ビル4階/URL:https://wizwe.co.jp/
本件に関する報道関係者のお問い合わせ、取材・提携・サービス導入相談は下記フォームを通じて受け付ける。お問い合わせフォームURL: https://godot.inc/contact
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2026年1月15日 11時00分 |
| 提携企業 | 株式会社Godot(代表:森山 健)、株式会社WizWe(代表:森谷 幸平) |
| 提供する主な機能 | Sludge Audit(行動システムスキャナー)、AI Augmented Execution(Narrative Finderを含む)、マルチモーダル介入ルーター |
| 提供開始時期 | 2026年1月から段階的に提供予定 |
| 市場予測(出典) | Wellness-Linked Insurance 市場:2033年に約636億米ドル(約10兆円)予測(Dataintelo) 出典URL:https://dataintelo.com/report/wellness-linked-insurance-market |
| 代表者コメント | 森山 健(Godot)、森谷 幸平(WizWe)の両氏が提携の意義と期待を表明 |
| 企業URL・問い合わせ | Godot:https://godot.inc/ 、WizWe:https://wizwe.co.jp/ 、問い合わせ:https://godot.inc/contact |
| 主な実績・認証 | Godot:アフラック生命・かんぽ生命との協業、ISO 42001取得/WizWe:大手保険会社導入、経済産業省でのヘルスケア事業 |
本稿では、GodotとWizWeによる業務提携の目的、提供予定のソリューション、代表者コメント、会社概要および問い合わせ先までを整理した。両社は行動科学に基づく設計と現場での実行力を組み合わせることで、従来の「配布で終わる」支援から一貫した行動変容支援へと移行し、保険業界や健康経営の現場に対して新たなインフラを示すことを目指している。