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朝日生命、4月からAI会話判定「トークラボKIBIT」本格導入

トークラボKIBIT本格導入

開催日:4月1日

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トークラボKIBIT本格導入
これって病気の診断になるの?
いいえ。トークラボKIBITは会話解析で記憶力や言語理解などをスコア化し「気づき」を促す指標で、疾病の診断を目的とはしていません。必要なら医療機関での受診が推奨されます。
使い方ってどうするの?面倒じゃない?
スマホのブラウザで会話するだけで即時に判定でき、アプリ不要なので手軽に使えます。朝日生命の現場では面談時に活用され、2026年4月から本格導入されます。

会話で判定する「あたまの健康度」――朝日生命がトークラボKIBITを本格導入

株式会社FRONTEOと塩野義製薬が共同で開発した、会話型Webアプリケーション「トークラボKIBIT」が、朝日生命保険相互会社(以下、朝日生命)で2026年4月から本格導入されることが決定した。FRONTEOは本件を2026年1月15日付のリリースで公表している。

「トークラボKIBIT」は、会話の文脈的つながりや語彙の多様性をAIが解析し、記憶力・言語理解力・情報処理能力を総合的な指標としてスコア化する「あたまの健康度」を提示するサービスである。利用者はスマートフォンで即時に利用でき、アプリのダウンロードを必要とせず、AIとの会話を通じてその場で判定が行われる。なお本サービスの判定は疾病の診断を目的としたものではない。

FRONTEOと塩野義製薬が共同開発したAI解析による会話型「あたまの健康度」判定Webアプリケーション「トークラボKIBIT」、朝日生命が本格導入を決定 画像 2

実証実験の概要と検証結果

朝日生命、塩野義製薬、FRONTEOの3社は、朝日生命が構築を進める「介護・認知症エコシステム」への活用を見据え、2025年9月から3カ月間、実証実験を実施した。実験期間中は朝日生命の営業職員が契約者との面談時などに「トークラボKIBIT」を活用し、サービス案内や利用促進活動を通じて総合的なアセスメント効果を検証した。

実証実験の結果、トークラボKIBITの有用性および顧客提供価値の向上への寄与が確認され、これを受けて朝日生命は2026年4月からの本格導入を決定した。実験における評価は、利用しやすさ(スマートフォン即時利用、アプリ不要)、会話に基づく判定の実務活用性、利用者への行動変容を促す情報提供の有用性など多角的に行われた。

FRONTEOと塩野義製薬が共同開発したAI解析による会話型「あたまの健康度」判定Webアプリケーション「トークラボKIBIT」、朝日生命が本格導入を決定 画像 3

実証の方法と参加体制

実証実験は2025年9月に開始され、3カ月間にわたって実施された。朝日生命の営業職員が契約者との面談時にトークラボKIBITを用いて判定を行い、サービス案内や利用促進を組み合わせた運用で、現場での運用性と顧客への価値提供が評価された。

参加企業の役割分担は次の通りである:FRONTEOはAI解析とサービス提供、塩野義製薬はライフサイエンス分野での知見と連携、朝日生命は営業現場での導入検証と利用者接点の提供を担った。これにより、エコシステムの中での実用性を現場データに基づき確認した。

FRONTEOと塩野義製薬が共同開発したAI解析による会話型「あたまの健康度」判定Webアプリケーション「トークラボKIBIT」、朝日生命が本格導入を決定 画像 4

実証で確認された主な評価項目

実証実験で特に確認されたポイントは、①現場で使える利便性、②判定結果を用いた顧客対応の改善、③利用者に対する行動変容や生活習慣改善への示唆提供の可能性である。これらの観点から総合的なアセスメント効果が評価された。

具体的には、営業職員が面談時に短時間で実施できる操作性、会話から抽出される多様な言語情報の解析精度、スコアに基づくフォローアップメッセージの適合性などが検証対象となった。検証の結果、導入の判断に足る有用性が確認された。

FRONTEOと塩野義製薬が共同開発したAI解析による会話型「あたまの健康度」判定Webアプリケーション「トークラボKIBIT」、朝日生命が本格導入を決定 画像 5

トークラボKIBITの技術的特徴と提供機能

「トークラボKIBIT」は、FRONTEOが自社開発した特化型AI「KIBIT(キビット)」の自然言語処理技術を基盤としている。会話中の単語や文章の関係性・特徴を解析し、判定結果を提示するほか、判定に基づき利用者に行動変容を促すメッセージや生活習慣の改善につながる情報を提供する。

本システムはライフサイエンスに特化した解析技術を活用しており、日本および米国で9件の特許を取得している。スマートフォンで即時利用可能で、アプリのダウンロードは不要である点や、会話を介した即時判定が可能である点が特徴である。

主な機能一覧

以下の機能がトークラボKIBITの中核である。

  • あたまの健康度判定:会話の文脈的つながりと語彙の多様性を解析し、記憶力・言語理解力・情報処理能力を総合スコア化
  • 即時判定・スマートフォン対応:アプリのダウンロード不要で、ブラウザベースで会話から即時判定を実行
  • 行動変容支援:判定結果に基づき、利用者へ生活習慣改善に向けたメッセージや情報提供を行う
  • ライフサイエンス特化の解析:創薬や医療現場での活用を見据えた信頼性の高い解析アルゴリズムを採用

紹介動画およびトークラボKIBITの公式サイトは次のリンクより確認可能である。紹介動画:https://vimeo.com/1115051640、公式サイト:https://talklab-kibit.com

関係各社の立場と企業概要、まとめ

本件は3社の連携によって進められている。朝日生命は「一人ひとりの“生きる”を支え続ける」をミッションに掲げ、介護・認知症領域での包括的支援体制を推進している。塩野義製薬は精神・神経系疾患分野における早期診断・治療への貢献を重要課題(マテリアリティ)として位置づけ、外部パートナーとの連携を含めた取り組みを強化している。FRONTEOはKIBITの技術を社会実装し、ライフサイエンスAI領域をはじめ複数分野での応用を進めている。

各社の公開情報および本リリースで示された主要事項は下表に整理した。以下の表は本記事で取り上げた事項を一目で把握できるようにまとめたものである。

項目 内容
発表日 2026年1月15日(FRONTEOリリース)
導入先 朝日生命保険相互会社(本格導入開始:2026年4月)
共同開発 株式会社FRONTEO、塩野義製薬株式会社
実証実験期間 2025年9月〜2025年11月(3カ月間)
実証の内容 朝日生命の営業職員が契約者との面談でトークラボKIBITを活用し、サービス案内・利用促進を実施してアセスメント効果を検証
判定項目(あたまの健康度) 記憶力・言語理解力・情報処理能力を文脈的つながりと語彙多様性からスコア化(疾病の診断を目的としない)
主な特徴 スマートフォン即時利用、アプリ不要、会話による即時判定、行動変容支援メッセージ提供
特許等 日本および米国で9件の特許を取得
関連リンク FRONTEO:https://www.fronteo.com/ / トークラボKIBIT:https://talklab-kibit.com / 紹介動画:https://vimeo.com/1115051640
朝日生命(概要) 会社名:朝日生命保険相互会社
本社:東京都新宿区四谷一丁目6番1号
代表者:代表取締役社長 石島 健一郎
URL:https://www.asahi-life.co.jp
塩野義製薬(概要) 会社名:塩野義製薬株式会社
本社:大阪市中央区
代表者:代表取締役会長兼社長CEO 手代木 功
URL:https://www.shionogi.com/jp/ja/
FRONTEO(概要) 会社名:株式会社FRONTEO
本社:東京都港区
代表者:代表取締役社長 守本 正宏
創業:2003年8月
上場:2007年6月26日(当時東証マザーズ、現:東証グロース)
資本金:901,372千円(2025年9月30日時点)
URL:https://www.fronteo.com/

以上は、FRONTEOが発表したプレスリリースに基づく報告である。トークラボKIBITの導入により、朝日生命が目指す介護・認知症領域での包括的支援の一端が技術面で補強されることが期待される。各社の公式情報や紹介動画は上記リンクで確認できる。