2月6日開講|慶應WPI‑Bio2Qが教える生命科学入門
ベストカレンダー編集部
2026年1月16日 15:42
慶應WPI-Bio2Q講座
開催期間:2月6日〜3月6日
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ナレッジキャピタルと慶應義塾大学WPI‑Bio2Qが届ける、生命科学の最前線を学ぶオンライン講座
一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:河口 洋一郎)ならびに株式会社KMO(代表取締役:森 秀夫)は、慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI‑Bio2Q)の研究者による特別講座を全3回で開催します。本リリースはナレッジキャピタルによる発表で、配信はYouTube Liveで行われ、視聴は無料かつ申込不要です。プログラムはSpringX超学校の一環として提供されます(リリース日時:2026年1月16日 14時00分)。
SpringX超学校は、幼児から大人まで幅広い年齢層を対象に、各分野の専門家から直接「本物の知」を学べる場を目指す教育プログラムです。本シリーズは文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に認定された慶應義塾大学のWPI‑Bio2Qの協力を得て企画されたオリジナル講座であり、最新の研究動向や技術の応用を一般へわかりやすく伝えることを目的としています。
講座の目的と配信フォーマット——AI・量子計算・可視化技術が拓く新たな治療の可能性
本シリーズは全3回の講義を通じて、細胞や分子を「視る」技術の進化、AIや量子コンピューティングなどの最先端技術が生命科学研究にもたらす変化、そしてシナプスを標的とした新たな治療アプローチの可能性について具体的に解説します。研究者が現在取り組んでいる研究の背景、発見、応用の道筋を事例を交えて紹介します。
配信は各回とも19:30〜20:30にYouTube Liveで行われ、視聴は無料・申込不要です。主催は一般社団法人ナレッジキャピタル、協力は慶應義塾大学 WPI‑Bio2Q。講座の詳細および視聴ページは以下のURLで公開されています:
https://kc-i.jp/activity/chogakko/keio2026/
各回講義の内容と講師紹介
全3回それぞれが異なる切り口で生命科学の最前線を提示します。各回の講義は研究テーマの説明にとどまらず、研究者の経歴や研究室での取り組み、実験・解析に用いられる技術やその臨床応用の可能性についても説明されます。
以下に第1回〜第3回の講義内容と講師プロフィールを詳細に示します。各回の配信日時はいずれも日本時間の19:30開始、20:30終了となります。
【第1回】シナプスに架ける橋 — シナプスから脳と体の病気に挑む(2月6日 19:30〜20:30)
第1回は、神経細胞の接続部位であるシナプスに着目した講義です。精神・神経疾患の多くはシナプスに病変があると考えられており、従来は直接的な根本治療法が乏しかった分野です。本講義では、シナプスの形成を強力に誘導する分子の発見と、それを活かした「壊れた」シナプスに橋を架け直す治療の可能性について紹介します。研究の基礎から応用に至る過程を具体的に解説します。
講師は柚﨑 通介(ゆざき つうすけ)氏。慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI‑Bio2Q)特任教授・拠点長特別補佐・主任研究員です。略歴としては1989年自治医科大学卒、1993年医学博士取得後、学振特別研究員や米国ロッシュ分子生物学研究所への留学、1995年に米国セントジュード小児研究病院の助教授・准教授を経て2003年より慶應義塾大学医学部生理学教授を務め、2025年より現職に至ります。研究対象はシナプスの分子レベルでの解明から神経回路・個体行動の理解です。
【第2回】AI×量子コンピューティング×生命科学:融合技術が描く生命科学の新次元(2月20日 19:30〜20:30)
第2回では、AIや量子コンピューターなどのコンピューティング技術が生命科学研究にもたらす変化に焦点を当てます。量子コンピューターの基本的な仕組みをわかりやすく解説し、具体的にどのように生命科学に応用できるのか、現状の可能性と課題を含めて説明します。データ解析、創薬、ゲノム解析など、応用分野ごとの期待と実践例にも触れます。
講師は小山 尚彦(こやま なおひこ)氏。慶應義塾大学 WPI‑Bio2Q 特任教授・主任研究員で、1971年大阪生まれ。ジョージア工科大で宇宙工学志望から理論物理へ転向、1999年にコーネル大学でPh.D.を取得しました。ヒトゲノム計画に関心を抱きペンシルバニア大学でのポスドクを経て、武田薬品でがん創薬研究に従事しPLK1阻害薬のリード最適化に寄与。IBMワトソン研究所ではWatson for Genomicsのサイエンスリーダーを務め、2020年にはコロナゲノムに関する論文を世界に先駆け公開しました。2024年より慶應大Bio2Qプログラムに参画し、AI・量子・生物学の融合研究に取り組んでいます。
【第3回】原子分解能で視る、生きた細胞の3次元スナップショット(3月6日 19:30〜20:30)
第3回は、観察技術の進化に焦点を当てます。電子顕微鏡や構造生物学の手法の融合により、生きた細胞やその表面の分子を直接捉え、条件によっては原子レベルで構造を観察できるようになっています。本講義では、原子分解能の可視化がどのようにして「こころ」をかたち作る仕組みの解明や、腸内細菌と臓器の相互関係の理解に結びつくかを解説します。
講師は鈴木 邦道(すずき くにみち)氏。慶應義塾大学 WPI‑Bio2Q 特任准教授・Jr. PI。2013年に東京大学薬学系研究科博士課程を修了(博士(薬学))後、慶應義塾大学医学部で博士研究員を務め、2019年にMRC‑LMB(英国)へ研究員として留学しました。留学期間中は一部で製薬企業のグループリーダーを兼任した経験もあり、2025年より現職に就任しています。構造から行動までをつなぐ研究をキーワードに、「こころの仕組み」や健康に関わる体内機構の理解を深めることを目指しています。
WPI‑Bio2Qの役割と取り組みの背景
慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI‑Bio2Q)は、文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に私立大学として初めて採択された研究拠点であり、日本で初のマイクロバイオーム研究拠点です。ヒト生物学と微生物叢(マイクロバイオーム)の相互作用の解析を通じて、現在治療困難とされる疾患に対する新しい治療法の開発に挑戦しています。
WPI‑Bio2Qでは、ヒト生物学×微生物叢×量子計算(およびAI)の融合を軸に、分子レベルから個体レベルまでを横断する研究を推進しています。量子コンピューティングや高度なAI解析は、大規模・複雑な生体データの解析やシミュレーションに新たな可能性を示しており、本講座ではその最前線を研究者自らが解説します。
主催・協力・問い合わせ先の基本情報は次のとおりです。主催:一般社団法人ナレッジキャピタル。協力:慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI‑Bio2Q)。また、本講座はナレッジキャピタルの教育プログラム「SpringX超学校」の一環として提供されます。
講座の要点を整理した一覧
以下の表は、本記事で紹介した講座内容と開催情報、配信方法などを一覧化したものです。講師名や日時、配信プラットフォームといった重要事項をまとめています。視聴方法はURLから確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | 一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:河口 洋一郎)、株式会社KMO(代表取締役:森 秀夫) |
| リリース日時 | 2026年1月16日 14時00分 |
| 主催 | 一般社団法人ナレッジキャピタル |
| 協力 | 慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI‑Bio2Q) |
| 配信方法 | YouTube Live(視聴無料、申込不要) |
| 視聴ページ(講座概要) | https://kc-i.jp/activity/chogakko/keio2026/ |
| 講座スケジュール |
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| 講師(所属・肩書き) |
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| 対象 | 幼児から大人まで幅広い年齢層(SpringX超学校のプログラムとして提供) |
| 費用 | 無料(YouTube Live視聴) |
上表は講座の実施主体、配信方法、日程、講師情報などを整理したものです。講座はWPI‑Bio2Qの研究者がそれぞれの専門分野をわかりやすく解説する形式で、最新の研究成果や技術の応用例を具体的に提示します。視聴は該当のURLから可能です。
本記事はプレスリリースの内容を基に作成しています。講座の詳細や配信ページの更新情報は、必ず上記の講座概要ページでご確認ください。