1/26開始 名古屋でe‑Paletteのオンデマンド実証運行
ベストカレンダー編集部
2026年1月19日 16:42
名古屋e‑Palette実証実験
開催期間:1月26日〜1月30日
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名古屋都心で「e‑Palette」を用いたオンデマンド移動を実地検証
Crystal株式会社は、トヨタ自動車の次世代モビリティ『e‑Palette』を活用したオンデマンド移動サービスの実証実験に参画します。プレスリリースは2026年1月19日14:00に出され、本実証は愛知県が推進するオープンイノベーションの取り組みの一環として行われます。
運行はジェイアール東海バス株式会社が担い、Crystal株式会社は予約・運行システムの提供と運用を担当します。実験は名古屋都心部における予約制デマンドモビリティの有効性を、実際の路上環境で総合的に検証することを目的としています。
実施期間と運行スケジュール
実証実験の運行期間は2026年1月26日(月)〜1月30日(金)、運行時間は10:00〜17:00です。ただし、13:00〜14:00は充電のため運休します。
運行方法は予約制のデマンド運行で、JR名古屋駅とSTATION Aiを拠点とした6拠点間を結ぶルートを想定しています。停留所ごとに掲示されたQRコードからWebで予約し、スマートフォン上の乗車チケットで乗車する流れを検証します。
使用車両と乗車容量
使用される車両はトヨタ自動車の次世代モビリティe‑Paletteです。乗車定員は9名(着座6名+立ち3名)に設定されています。運行実務はジェイアール東海バスが担当します。
本実証では、時刻表に基づく定期運行とは異なり、乗降予約のある場所のみを経由して短時間で利用者へ向かう運行設計を実地で確認します。これにより、利用者ニーズに応じた柔軟なルートやダイナミックな運行オペレーションの有効性を検証します。
運行ルートと乗降の仕組み——予約から乗車まで
ルートはSTATION Aiを起点にJR名古屋駅方面へ向かう形で、所定の乗降予約のある箇所を通りながら運行します。乗降客がいない場所を通らず、短時間で乗降者のいる場所へ向かう運行を行うことで、実際の利用者ニーズに対する運行効率を評価します。
予約は停留所に掲示されたQRコードまたは下記の予約URLから行います。予約は乗りたい時間の直近便を検索して登録でき、1月26日から毎日午前8時より予約受付開始となります。
- 予約URL:https://s.try-crystal.jp/u6LjncE
- 予約開始:2026年1月26日より毎日8:00から
実証で使用する乗降場所(6拠点)
実証実験では以下の6拠点を結びます。各拠点は名古屋都心の主要交通・商業施設や地域拠点を含み、都市内移動の実需に即した構成です。
- JR名古屋駅(広小路口)
- アーバンネット名古屋ビル
- 松坂屋名古屋店 南館(TechGALA会場)
- 丸田町交差点付近
- イオンタウン千種
- STATION Ai(名古屋市昭和区・オープンイノベーション拠点、TechGALA会場)
運行はJR名古屋駅〜STATION Ai間のデマンド運行で、STATION Aiを出発し予約のある乗降場所を経由して名古屋駅へ向かいます。乗降場所は名古屋駅、栄地区、鶴舞地区、STATION Aiの6か所に設定されています。
背景、目的、関係者の役割と期待される成果
本企画は、2025年3月にSTATION Aiで開催された『e‑Paletteビジネスコンテスト』での優秀賞提案を起点にしています。愛知県の『Aichi‑Startup戦略』に基づいたイノベーション推進の一環で、受賞した複数提案の実証実験のうちの1つとして実施されます。
Crystal株式会社はソフトウェアとMaaSの側面から運行システムを提供し、ジェイアール東海バスが実際の運行を担当、トヨタ自動車のe‑Paletteを車両として使用します。行政やSTATION Ai等のインフラ側も連携することで、単一事業者では成立しにくい領域での実装を目指します。
検証したい技術的・社会的要素
検証項目は主に以下のとおりです。
- デマンド運行における予約→運行のオペレーション効率
- 需要変動に応じた柔軟な運行設計の有効性
- 車両・予約・運行データを統合した管理の実行性
- 免許返納後の高齢者などを含む移動弱者に対する安全性・利便性の可能性
これらを通じて、従来の定時定路線型運行では難しかった効率性と再現性の両立を目指します。社会的背景としては人口減少、超高齢化、ドライバー不足、公共交通の維持困難といった構造的課題があり、本実証はこれらの課題に対する技術的・運用的な“現実解”の検証を目的としています。
代表コメントと連携の重要性
Crystal株式会社 代表取締役社長の蒼佐ファビオは、本実証実験を通して「需要に応じて最適化される移動オペレーションが都市環境でどこまで機能するか」を検証すると述べています。特に高齢者の外出支援や事故リスク低減といった観点を重視し、運行事業者、メーカー、行政、金融機関、研究機関など多様なプレイヤーの連携が重要であると指摘しています。
提言や知見は、地域の課題解決だけでなく、同様の人口・高齢化課題を抱える他国・地域にも応用可能な基盤となることが期待されています。Crystalはソフトウェアとシステム面から継続的に検証を行い、運行事業者にとって持続可能な事業モデルの設計に寄与するとしています。
参加方法、取材案内、関連情報
実証実験の参加は予約制です。参加条件に同意の上、乗車希望の場所と行先を指定して予約します。予約は当日直近の便を検索して行うことも可能です。予約受付開始は2026年1月26日午前8時からです。
予約URL:https://s.try-crystal.jp/u6LjncE
報道関係者向けの取材案内
本実証は「予約から乗車、運行オペレーションまでを一連で検証する現場」として取材を受け付けます。実際の運行風景や車両の撮影、予約から乗車までの体験取材、乗車した利用者への取材、関係者(蒼佐ファビオほか)へのインタビュー対応が可能です。
取材の申し込みや運行風景の撮影、乗車体験、関係者インタビュー希望は以下の問い合わせフォームから連絡してください。
- 取材・問い合わせ(Crystal株式会社):https://forms.gle/9RPCuC56UyubhHYw9
- e‑Paletteに関する問い合わせ(愛知県):電話 052-954-6699、メール startup@pref.aichi.lg.jp
STATION Aiと関連リンク
STATION Aiは延べ床面積約23,600㎡の日本最大級のオープンイノベーション拠点で、IoTやロボットを活用したスマートビル機能やZEB Ready相当の環境配慮、ロボットフレンドリーな環境設計を備えています。STATION Ai公式サイトは以下です。
- STATION Ai(日本語):https://stationai.co.jp/
- STATION Ai(英語):https://stationai.co.jp/en
- トヨタ自動車 e‑Palette:https://toyota.jp/e-palette/index.html
- Crystal株式会社:https://crystal-tec.co.jp
実証実験の要点まとめ
以下の表に本記事で扱った実証実験の主要事項を整理します。実施期間、運行時間、運行主体、予約方法、乗降拠点、使用車両、検証目的などを明確に示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年1月19日 14:00(プレスリリース) |
| 実証期間 | 2026年1月26日(月)〜1月30日(金) |
| 運行時間 | 10:00〜17:00(13:00〜14:00は充電のため運休) |
| 運行方法 | 予約制デマンド運行(JR名古屋駅〜STATION Ai間を中心) |
| 乗降拠点 | JR名古屋駅(広小路口)、アーバンネット名古屋ビル、松坂屋名古屋店 南館、丸田町交差点付近、イオンタウン千種、STATION Ai |
| 使用車両 | トヨタ自動車『e‑Palette』(乗車定員9名:着座6名+立ち3名) |
| 運行主体 | ジェイアール東海バス株式会社(運行)/Crystal株式会社(予約・運行システム) |
| 参加方法(予約) | 停留所掲示のQRコードまたは予約URLから申込。予約URL:https://s.try-crystal.jp/u6LjncE(1/26朝8時から受付開始) |
| 検証目的 | 都市部における自動運転モビリティとMaaSの連携モデル検証、需要応答運行の有効性、免許返納後の高齢者の移動支援、安全性・効率性の両立 |
| 取材・問い合わせ | Crystal問い合わせフォーム:https://forms.gle/9RPCuC56UyubhHYw9 愛知県(e‑Paletteに関する問い合わせ):電話 052-954-6699、メール startup@pref.aichi.lg.jp |
| 関連リンク | トヨタ e‑Palette:https://toyota.jp/e-palette/index.html STATION Ai:https://stationai.co.jp/ Crystal:https://crystal-tec.co.jp |
以上がCrystal株式会社が参画する、トヨタ自動車『e‑Palette』を活用した名古屋市内でのオンデマンド移動サービス実証実験の全容です。運行スケジュール、予約方法、関係者情報、検証目的を明示したうえで、実環境での運行を通じた技術的・運用的な知見の蓄積を目指す内容となっています。