簿記2級が1位、AI検定が上位 資格ランキング2026
ベストカレンダー編集部
2026年1月20日 12:57
資格ランキング公表
開催日:1月20日
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資格ランキングが示す職場での実用性と学び直しの現場
日経HRが実施した「日経転職版 資格と学び直しに関する意識調査」は、2025年10月31日から11月17日にかけて日経転職版の登録会員を対象に実施され、544人から回答を得た調査です。調査結果は、仕事や転職で実際に役立った資格と、これから取得したい資格という2つの観点で集計されており、リスキリング(学び直し)への関心が高まる状況を反映した内容となっています。
本稿では、日経HRが2026年1月20日付で公表したプレスリリースの内容をもとに、上位ランキングの得点や評価方法、AI関連資格の台頭、専門資格の取得予定比率など、読者が今後の学びの参考にできるように具体的かつ網羅的に整理して報告します。調査の方法や公開先の情報も含め、プレスリリースの内容は漏れなく記載します。
「役立つ資格」上位と評価の方法
「役立つ資格」の総合ランキングでは、取得している資格について「仕事や転職などで役立ったか」を5点満点で評価してもらい、さらに自由回答で挙がった資格について重み付けをして合計点を算出しています。自由回答の重み付けをした合計点の平均は4.18点でした。
上位には業務上必要な資格や汎用性の高いスキルを証明する資格が目立ちます。総合ランキングのトップ3は以下の通りです。
| 順位 | 資格名 | 合計点 |
|---|---|---|
| 1位 | 簿記検定2級(日商) | 26.60点 |
| 2位 | 宅地建物取引士 | 20.31点 |
| 3位 | TOEIC L&R 900点台 | 15.75点 |
簿記検定2級は会計や経理の基礎知識が評価される定番資格として最も高い得点を獲得しました。宅地建物取引士は不動産関連で広く知られる国家資格で、TOEICの900点台は英語力を数値で示せる資格として上位に入っています。
評価方法の補足として、「役立つ資格」は単に保有者を数えるのではなく、保有者自身が仕事や転職での有用性を5点満点で採点し、さらに自由回答で挙がった資格に重み付けをして合計点を算出する方式が採られています。このため、実務上の有効性が反映されやすい集計になっています。
「取得したい資格」上位とAI関連の存在感
「取得したい資格」はこれから取りたい資格を複数回答で選択し、その中から最も取得したい資格を1つ選んでもらい、関心度(①関心あり、②検討中、③取得予定)を回答してもらう方式で得点化されています。選択された票数に関心度による重み付けを行い、合計点でランキングを作成しています。
上位にはAI・データサイエンス分野の資格が並び、生成AIやビジネスでのAI活用の一般化を背景に高い関心が寄せられています。総合ランキング上位は次のとおりです。
| 順位 | 資格名 | 得点 |
|---|---|---|
| 1位 | AI検定 | 117点 |
| 2位 | G検定 | 115点 |
| 3位 | 中小企業診断士 | 104点 |
AI検定はAIの基礎知識やビジネスでの活用に関する能力を認定する資格で、G検定はAI・ディープラーニング(深層学習)の基礎知識を問う資格です。生成AIが身近になったことや、企業が資格取得を推奨するケースの増加が関心の高まりにつながっています。
3位の中小企業診断士は経営に関する横断的な知識と能力を証明する国家資格で、ビジネスパーソンから広い支持を集めています。今回の集計手法では関心度の重みが反映されるため、取得意欲の強さが順位に影響を及ぼしています。
取得予定比率が高い専門資格と業務上の必要性
調査では、「取得したい資格」の中で、実際に取得予定(関心度③)と答えた人の割合が高い資格も分析されています。総合ランキングに入らなかった資格の中にも、業務上の必要性から取得予定比率が高いものがあり、専門職のニーズが見て取れます。
取得予定と回答した割合が高かった上位資格は次のとおりです。
- USCPA(米国公認会計士):取得したいと挙げた回答者のうち38%が「取得予定」と回答。国際的な会計・監査・税法の専門知識を証明する資格で、難易度は高いが国際業務や会計と英語力の両立に役立つ。
- 一種外務員資格:取得希望者の33%が「取得予定」と回答。証券業務に直結する資格で、必要性から取得を予定している人が多い。
- 証券アナリスト:取得希望者の29%が「取得予定」と回答。証券・投資分野での専門的な評価力を示す資格。
これらの傾向は、業務上の必要性やキャリア上の明確な用途がある資格ほど、実際に取得を予定する比率が高くなることを示しています。総合ランキングとは異なる切り口で、個別の専門性や業務要件に基づく意思決定が現れている点に注目できます。
また、分野別ランキングとして、金融、不動産、経理・財務・会計、法律・労務・経営、IT、語学、AI・データサイエンス、環境の8分野に分けた集計も行われており、業種や職務によって重視される資格が異なることが想定されます。詳細は日経転職版の公開ページで確認することができます。
調査概要と公開情報の案内
本調査は日経HR(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:斎藤恵)が実施したもので、プレスリリースは2026年1月20日11時00分に配信されています。調査対象と期間、方法などの概要は次のとおりです。
- 調査対象
- 「日経転職版」登録会員
- 調査期間
- 2025年10月31日~2025年11月17日
- 回答者数
- 544人
- 調査方法
- 日経転職版の登録会員を対象にアンケートをメールで依頼し、WEBサイトで回答
- 集計方法(役立つ資格)
- 取得している資格について「仕事や転職などで役立ったか」を5点満点で点数付けし、自由回答で挙がった資格について重み付けをして合計点を算出。自由回答の重み付けを行った合計点の平均は4.18点。
- 集計方法(取得したい資格)
- これから取りたい資格を複数回答で選び、選択した資格の中から最も取得したい資格を1つ選択。関心度(①関心あり、②検討中、③取得予定)に応じて票数に重み付けをし得点を算出。
公開情報として、日経転職版のサイトには総合ランキングの11~25位、8つの業種別(分野別)ランキング、自由回答による「資格が役立った場面/資格を取りたい理由」といった詳細な“リアルな声”も掲載されています。該当ページは以下のリンクで参照できます。
- 【日経転職版】https://career.nikkei.com/knowhow/market/003648/
- 日経転職版(トップ):https://career.nikkei.com/
また、プレスリリースでは「取得したい資格ランキング」は2月上旬に公開予定であることが明記されています。サイト上でさらに細かい順位や業種別の結果、自由回答の内容を確認できます。
要点の整理(表形式)
本稿で取り上げた調査結果の主要ポイントを表にまとめます。本文で示した各種の数値・日程・公開先などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査名 | 日経転職版 資格と学び直しに関する意識調査 |
| 実施者 | 株式会社日経HR(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:斎藤恵) |
| プレスリリース配信日 | 2026年1月20日 11時00分 |
| 調査期間 | 2025年10月31日~2025年11月17日 |
| 回答者数 | 544人 |
| 役立つ資格(総合) 上位3 | 1位 簿記検定2級(日商) 26.60点 2位 宅地建物取引士 20.31点 3位 TOEIC L&R 900点台 15.75点 |
| 取得したい資格(総合) 上位3 | 1位 AI検定 117点 2位 G検定 115点 3位 中小企業診断士 104点 |
| 取得予定比率が高い資格 | USCPA(取得予定率38%)、一種外務員資格(33%)、証券アナリスト(29%) |
| 分野区分 | ①金融 ②不動産 ③経理・財務・会計 ④法律・労務・経営 ⑤IT ⑥語学 ⑦AI・データサイエンス ⑧環境 |
| 公開先 | https://career.nikkei.com/knowhow/market/003648/(日経転職版) |
| 備考 | 「取得したい資格ランキング」は2月上旬に公開予定。総合ランキングの11~25位や業種別ランキング、自由回答の詳細もサイト掲載。 |
以上が、日経転職版による調査の要点と詳細です。調査の集計方法や公開情報を踏まえることで、定番資格の有用性とAI関連資格への関心の高まり、そして業務上の必要性から取得予定となる専門資格の存在が明瞭に読み取れます。興味のある分野やキャリアプランに照らして、該当ページで詳細なランキングや自由回答を確認することをお勧めします。