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1月21日展示:EIZOとJR西日本のmitococa Edge V3披露

mitococa Edge V3展示

開催期間:1月21日〜1月23日

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mitococa Edge V3展示
これって何ができるの?
EIZOの共創AIエッジコンピュータはパートナーのAIアプリを直接稼働できる映像プラットフォーム。映像をローカル処理して混雑・滞留・通過検知や即時通知を行い、EVSと連携して現場運用を効率化します。
いつ買えるの?展示で見られるの?
発売は2026年4月予定で、第一弾はJR西日本と共創したmitococa Edge V3。実機デモは東京ビッグサイトの「第10回スマート工場EXPO」で2026年1月21日〜23日に展示されます。

共創で進化する映像利活用プラットフォーム:EIZOの「共創AIエッジコンピュータ」

EIZO株式会社は、パートナー企業のAIアプリケーションが稼働する新製品「共創AIエッジコンピュータ」を開発し、2026年4月から販売を予定しています。発表は2026年1月20日 15時00分に行われ、同社の本社は石川県白山市恵比寿 正樹と公表されています。

この製品は、EIZOが2020年から展開してきた映像利活用システム「EVS(EIZO Visual Systems)」の進化形であり、従来はEIZO自身のアプリケーションを中心に稼働していたエッジデバイスを、パートナー企業のAIアプリケーションも動作させられるプラットフォームへと拡張します。これにより、映像監視や各種センシングにおける導入の幅が広がることが期待されます。

基本コンセプトと従来モデルとの違い

従来のエッジデバイスは「IPデコーディング」や「ストリーミング・ゲートウェイ」など、EIZOの独自アプリケーションを中心に設計されてきました。共創AIエッジコンピュータはこれらの機能を踏襲しつつ、外部パートナーのアプリケーションを稼働させるための環境を提供する点で大きく異なります。

具体的には、ハードウェアとソフトウェアの設計ノウハウ、及び製品の開発から生産・販売までを一貫して担う体制を背景に、パートナーが持つAIモデルの性能を最大限に引き出すための最適化や運用性の向上を図ることが狙いです。

  • プラットフォーム化:パートナーアプリの稼働を前提とした設計
  • EVSとの連携:既存のEVS製品群と組み合わせた運用が可能
  • 一貫生産体制:製造から販売までを自社で管理する体制

JR西日本と共創した第一弾:mitococa Edge V3

共創の第一弾として、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)が開発したAI画像解析技術「mitococa AI」をEIZOのエッジデバイスに搭載した製品名がmitococa Edge V3です。発売は2026年4月を予定しています。

mitococa AIは、JR西日本が鉄道運行の安全・安心向上および生産性改善を目的に開発したAIで、保有する約7,500台のカメラ映像から抽出した特徴量をもとにAIモデルをトレーニングし、高精度の検知を実現しています。EIZOのエッジに組み込むことで、映像監視を行う現場における即時通知や各種検知処理をローカルで実行できる点がポイントです。

mitococa AIの主な機能と検知項目

mitococa AIは映像から人や物体を高精度に検知する能力を持ち、鉄道現場をはじめとした複数の利用シーンに対応します。以下のような検知機能が明示されています。

混雑検知
人の密度や流れを解析して混雑状況を可視化する機能。
滞留検知
一定時間同一箇所に人が留まる行為を検出することで異常行動や支障を察知する。
白杖や車椅子利用者の通過検知
移動支援が必要な利用者の通過を検出し、安全確保のための通知につなげる。

検知結果は即座に担当者へ通知するなど、安全確保を優先した運用が可能です。また、現場ごとの運用ニーズに合わせて追加学習(カスタマイズ学習)を行うことで、鉄道以外の製造業や大規模施設など多様な環境でも期待される精度を実現します。

  • 即時通知機能によりオペレーションの迅速化を支援
  • カスタマイズ可能な追加学習で現場適合性を確保
  • ローカル処理により通信負荷の軽減と応答性向上

技術基盤と共創の仕組み:EIZOの強み

EIZOはハードウェア・ソフトウェア設計の技術を長年にわたり蓄積してきたことを強みに、パートナーのアプリケーション性能を引き出すノウハウを有しています。製品開発から生産・販売までの一貫体制があるため、品質管理や量産対応、保守運用面でのサポートが期待できます。

この基盤を活用して、EIZOは多様なパートナー企業との共創を進め、EVSを構成する既存製品群と共創AIエッジコンピュータを組み合わせることで、映像活用の幅を広げることを目指しています。

パートナーにとってのメリットと提供機能

パートナー企業視点では、EIZOのプラットフォーム上でAIアプリケーションを提供することで、導入先の現場で迅速に実装可能な形態が得られます。EIZO側はアプリケーションの性能を引き出すための最適化支援や、製品の生産・出荷管理を行うため、運用の安定性やスケールの面でも利点があります。

  1. アプリケーション最適化支援(ハード/ソフト調整)
  2. 量産・品質管理の一貫体制による安定供給
  3. 既存EVS製品との統合運用が可能

展示情報・サステナビリティ・問い合わせ先

JR西日本は2026年1月21日から23日まで東京ビッグサイトで開催される「第10回スマート工場EXPO」にて、mitococa Edge V3を展示する予定としています。展示では実際のデモや運用イメージが示される見込みです。

EIZOは企業理念である「映像を通じて豊かな未来社会を実現する」を掲げ、製品・サービスおよび事業活動を通じてサステナビリティに取り組んでいます。環境面では「循環型社会への対応」と「気候変動への対応」をマテリアリティに設定し、TCFDやTNFDなどの国際イニシアティブ提言に基づく情報開示を行っています。

具体的なサステナビリティ施策

EIZOは2040年までのNet Zero達成を目標とする「低炭素移行計画 – Transition to Net Zero -」を推進しており、バリューチェーン全体で資源有効活用、気候変動緩和、生物多様性保護、汚染予防、環境リスク低減に努めると表明しています。詳細は同社のサステナビリティサイトで公開されています。

参考URL:https://www.eizo.co.jp/sustainability/

本記事の要点まとめ
項目 内容
発表者 EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長 COO:恵比寿 正樹)
発表日時 2026年1月20日 15時00分
製品名 共創AIエッジコンピュータ(第一弾:mitococa Edge V3)
発売予定 2026年4月
共創パートナー(第一弾) 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)— AI技術:mitococa AI
mitococa AIの特徴 約7,500台のカメラ映像から抽出した特徴量で学習。混雑検知、滞留検知、白杖・車椅子利用者の通過検知、即時通知など
展示情報 第10回スマート工場EXPO(東京ビッグサイト):2026年1月21日〜23日 に出展予定
サステナビリティ TCFD/TNFDに基づく情報開示、2040年Net Zero目標(低炭素移行計画)
問い合わせ先 EIZO株式会社 EVS V&S事業推進部 TEL:03-5764-3401 Web:https://www.eizo.co.jp

本稿では、EIZOが発表した共創型のAIエッジデバイスの狙いと、第一弾としてJR西日本と共同開発したmitococa Edge V3の機能・適用範囲、EIZOの技術基盤やサステナビリティへの取り組みを整理して伝えた。製品は2026年4月発売予定で、詳細な実機デモは2026年1月21日〜23日のスマート工場EXPOで確認可能である。問い合わせはEIZO EVS V&S事業推進部まで案内されている。