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藤本壮介の発想を学ぶ:大屋根リング講座開講

藤本壮介オンデマンド講座

開催日:1月21日

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藤本壮介オンデマンド講座
この講座で何が学べるの?
藤本壮介の設計思想「Between Nature and Architecture」を軸に、代表作や大阪・関西万博の『大屋根リング』を例に設計の発想、判断軸、プロジェクト運営の実務まで映像で体系的に学べるオンデマンド講座です。
どんな人が受けるべき?
建築・都市計画・ランドスケープ関係者はもちろん、クリエイティブディレクターやプロデューサー、広報・PR、プロジェクトマネージャーなど設計思想と実務を仕事に活かしたい人、学生や研究者の学び直しにも有益です。

境界を設計する思考──藤本壮介と『大屋根リング』の発想

2026年1月21日、株式会社宣伝会議は、雑誌『ブレーン』がプロデュースするオンデマンド講座シリーズ「ブレーンクリエイティブライブラリー」において、「クリエイティブライブラリー藤本壮介編」を開講したと発表した。本講座は、EXPO2025 大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーとして知られる藤本壮介氏の発想やプロジェクト遂行のプロセスを、映像コンテンツとして体系的に学べるものになっている。

藤本氏は「Between Nature and Architecture(自然と建築のあいだ)」という概念を重要視しており、人々の活動が自然に生まれ、互いの多様性がつながりながら未来へ続いていく社会像を提示してきた。講座ではこの思想から、生まれた具体的な建築作品や万博会場の設計まで、そのロジックと実務が順を追って紹介される。

宣伝会議のオンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー藤本壮介編」が開講 大阪・関西万博「大屋根リング」を手掛けた藤本氏に発想を学ぶ! 画像 2

プロフィールと主な受賞・作品

藤本壮介(1971年北海道生まれ)は東京大学工学部建築学科を卒業後、2000年に藤本壮介建築設計事務所を設立。国際設計競技や大規模プロジェクトでの受賞や任命などを通して、国際的にも高い評価を得てきた。

以下に経歴の主要ポイントと代表作を整理する。

  • 生年・学歴: 1971年生、東京大学工学部建築学科卒業
  • 事務所: 2000年 藤本壮介建築設計事務所設立
  • 受賞: 2014年 フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(L’Arbre Blanc / ラルブル・ブラン)、2015年、2017年、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技で最優秀賞受賞
  • 近年の役割: 2025年 日本国際博覧会(EXPO2025)会場デザインプロデューサー(大屋根リングの設計を担当)、2024年に(仮称)国際センター駅北地区複合施設基本設計業務委託の基本設計者に特定
  • 主な作品: L’Arbre Blanc (2019年)、House of Music(ブダペスト、2021年)、マルホンまきあーとテラス 石巻市複合文化施設(2021年)、白井屋ホテル(2020年)、House NA(2011年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館(2010年)、House N(2008年)、サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013(ロンドン、2013年)等
宣伝会議のオンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー藤本壮介編」が開講 大阪・関西万博「大屋根リング」を手掛けた藤本氏に発想を学ぶ! 画像 3

『大屋根リング』が示す設計の射程

EXPO2025で藤本氏が手掛けた『大屋根リング』は、会場全体を覆う大きな構成要素として、展示・参加・交流を包摂する役割を果たす設計である。設計思想は単体の建築物の提示ではなく、都市やランドスケープ、人々の営みと建築が重なり合う関係性の再構築にある。

この設計は「多様でありながらひとつである」というテーマのもと、異なる活動が互いの違いを失わずに繋がる場を生み出すことを目指している。講座ではこうした視点が、具体的な設計判断やプロジェクトマネジメントにどのように落とし込まれているかも示される。

宣伝会議のオンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー藤本壮介編」が開講 大阪・関西万博「大屋根リング」を手掛けた藤本氏に発想を学ぶ! 画像 4

講座の構成と学習のポイント──カリキュラム詳細

「クリエイティブライブラリー藤本壮介編」はオンデマンド形式で配信され、藤本氏自身の語りを中心に、事例の解説と論理の提示が組み合わされる構成となっている。制作は雑誌『ブレーン』がプロデュースし、映像コンテンツとして保存・配信される。

講座では理論的な背景と実践事例の両面から、受講者が設計における発想の再構築を学べるように設計されている。カリキュラムは複数のセクションに分かれ、藤本氏の設計思想を体系的に追うことができる。

宣伝会議のオンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー藤本壮介編」が開講 大阪・関西万博「大屋根リング」を手掛けた藤本氏に発想を学ぶ! 画像 5

カリキュラム(詳細)

講座の中心となるテーマは「Between Nature and Architecture(自然と建築のあいだ)」。以下の項目ごとに事例とともに解説が行われる。

  1. 自然物と人工物の関係
    • 事例: THE ARCHITECTURE OF SOU FUJIMOTO(藤本壮介の建築)
  2. 都市と建築とランドスケープが溶けあう場所
    • ~人・文化・活動が違いを保ったまま繋がり、共存する社会に向けて~
  3. プロジェクト事例から紐解く「建築と社会像」
    • 事例: L’Arbre Blanc、Forest of Music Hungary(House of Music)、太宰府天満宮仮殿、明治公園設備・管理運営事業、(仮称)飛騨古川駅東開発
  4. 大阪・関西万博の設計
    • 事例: 会場デザインプロデュースおよび大屋根リング
  5. クリエイティブの可能性
    • プロジェクトづくりに関わるすべての人に向けた新たな視点の提示

講座は映像での講義を軸に、作品スライドや設計図・プロジェクトの進行に関する解説が組み合わされる想定で、いつでもどこでも受講できるオンデマンド型で提供される。詳細と受講申込みは、宣伝会議の専用ページで案内されている。

受講に際しては、建築関係者だけでなく都市計画、ランドスケープデザイン、クリエイティブディレクター、プロデューサー、広報・PR担当者など、プロジェクトに関わる多様な職種が対象となる。講座内容は設計思想の理解と具体的なプロジェクト推進の両面で活用できる。

宣伝会議のオンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー藤本壮介編」が開講 大阪・関西万博「大屋根リング」を手掛けた藤本氏に発想を学ぶ! 画像 6

ブレーンクリエイティブライブラリーと『ブレーン』誌の役割

「ブレーンクリエイティブライブラリー」は、優れたクリエイティブの知見を次世代へ継承する目的で立ち上げられたオンデマンド講座シリーズである。書籍や雑誌だけでは伝えきれない表情や肉声を映像で保存し、広く受講可能な形式で配信する点を特徴としている。

同シリーズには約90名のトップクリエイターが登壇するプログラムが用意されており、領域を超えた多彩な視点を映像で記録する試みとして位置付けられている。

ライブラリーの趣旨と配信形態

本プロジェクトは、クリエイティビティの歴史的価値や一流クリエイターの思考を保存し、後進に継承することを目的としている。活字・図版に加え、映像コンテンツとして制作することで、時間と場所を選ばず受講できる点が強みである。

制作・配信は宣伝会議と『ブレーン』編集部のプロデュースにより行われ、講義映像には制作者によるナレーションや作品解説、座談会や質疑応答が含まれる場合がある。講座一覧や登壇者情報は宣伝会議の案内ページで確認できる。

雑誌『ブレーン』の位置づけと『ブレーン』2月号の重版

『ブレーン』は1961年に誠文堂新光社から創刊され、1999年1月号以降は宣伝会議が発行元となり現在のクリエイティブ誌へと刷新された。通巻700号(2018年11月号)以降は「IDEA AND CREATIVITY」をタグラインに掲げ、多様なクリエイターと共に新しい未来を考えるメディアとなっている。

今回、藤本壮介氏のインタビューを掲載した『ブレーン』2月号の重版が決定している。号の特集は「大阪・関西万博デザインシステム大特集〈拡大版〉」であり、EXPO2025のデザインシステムとその後の“ソフトレガシー”がどのように活かされるかについても掘り下げられている。誌面では万博の象徴キャラクター「ミャクミャク」などの周辺現象も取り上げられている。

講座要点の整理と関連データ一覧

ここまでに示した情報を含め、本プレスリリースの主要データを一覧化する。講座の主旨、藤本氏のプロフィール、カリキュラム、配信形態、関連誌・発行元の情報を整理した。

下表は、講座や関係する情報を短くまとめたものだ。各項目は公告された内容に基づいている。

項目 内容
リリース発表者 株式会社宣伝会議(本社: 東京都港区)
発表日 2026年1月21日 11時00分
講座名 クリエイティブライブラリー 藤本壮介編(ブレーンクリエイティブライブラリー)
配信形式 オンデマンド映像講座(『ブレーン』プロデュース)
講師 藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所 代表取締役 / 建築家)
藤本氏の主な経歴 1971年生、東京大学工学部建築学科卒、2000年事務所設立、2014年モンペリエ国際設計競技最優秀賞ほか複数受賞、EXPO2025会場デザインプロデューサー(大屋根リング)
カリキュラムの主題 Between Nature and Architecture(自然と建築のあいだ): 自然物と人工物の関係、都市とランドスケープの溶解、プロジェクト事例解説(L’Arbre Blanc等)、大阪・関西万博(大屋根リング)など
関連誌 雑誌『ブレーン』:1961年創刊、1999年より宣伝会議発行。『ブレーン』2月号増刷決定(大阪・関西万博デザインシステム拡大特集)
関連リンク 講座詳細ページ(宣伝会議)
宣伝会議の事業領域 出版、教育、イベント、アワード、コンサルティング等。年間約10万人が受講する講座・研修の提供

本稿では、プレスリリースに記載された情報を漏れなく整理し、講座の主旨、藤本壮介氏の経歴と設計思想、カリキュラムの具体的な構成、そして『ブレーン』および宣伝会議の位置づけを明示した。講座詳細や申込み方法は指定の案内ページにて案内されている。