税理士331名調査:転職で重視されたのは何か
ベストカレンダー編集部
2026年1月23日 11:44
税理士転職実態調査
開催期間:12月9日〜12月15日
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調査の概要と実施体制—税理士の転職動向を全国331名で把握
税理士や税理士試験科目合格者を対象とした転職実態調査が、株式会社レックスアドバイザーズにより実施され、331名(税理士有資格者213名、科目合格者118名)の有効サンプルを集計しました。本調査は、転職支援を行う同社が税理士・会計経理人材のキャリア動向を定点観測する目的で行ったものです。
調査は楽天インサイト株式会社のアンケートパネルを活用して行われ、調査期間は2025年12月9日から12月15日まで、調査方法はアンケートリサーチ、対象は過去3年以内に転職した税理士有資格者・税理士試験科目合格者(全国)です。調査結果の全文は株式会社レックスアドバイザーズの調査レポートページに掲載されています(https://www.career-adv.jp/report/research_02/)。
- 調査タイトル
- 税理士の転職に関する実態調査
- 調査期間
- 2025年12月9日〜12月15日
- 有効回答数
- 331サンプル(税理士有資格者213名、税理士試験科目合格者118名)
- 実施機関
- 楽天インサイト株式会社(アンケートモニター活用)
- 実施主体
- 株式会社レックスアドバイザーズ(https://www.career-adv.jp/)
なぜ転職したのか—きっかけと前職に抱いた不満の実態
転職の直接的なきっかけは「人間関係のトラブル」や「代表の代替わり」といった組織内の変化が多く、年収や業務内容に不満があっても、最終的に転職に動く決定因は人的・組織的要因であることが示されています。
具体的には、転職者の40%が前職の年収に不満を感じ、そのうち26%が年収を最大の不満と回答しました。年収以外の不満としては働き方(37%)、業務内容(32%)、人事評価(31%)が上位に並んでいます。
- 最も多い転職のきっかけ: 人間関係のトラブル、代表の代替わり
- 前職に対する主な不満: 年収(40%)、働き方(37%)、業務内容(32%)、人事評価(31%)
企業側の視点からは、特に人間関係や経営トップの交代が従業員の離職・転職を促す点が重要です。定着率を高めるためには、報酬以外の職場環境や評価制度の整備が不可欠であることが示唆されます。
転職先の「魅力」と重視項目の変化—年収重視から働き方重視へ
転職先に魅力を感じた要素としては年収が40%で最も高く、そのうち28%が年収を最大の魅力としています。年収以外では働き方(34%)、業務内容(27%)、ブランド(25%)が上位に挙がりました。
ただし、転職活動の開始時点と転職先決定時点で転職者が「最重視する要素」は変化する傾向が強く、開始時には年収を最重視していた割合が40%だったのに対し、決定時には34%へ低下しました。一方で働き方重視は開始時の19%から決定時の23%へ上昇しています。
| 項目 | 転職活動開始時(%) | 転職先決定時(%) |
|---|---|---|
| 年収を最重視 | 40 | 34 |
| 働き方を最重視 | 19 | 23 |
| 業務内容を最重視 | 15 | 14 |
| 評価制度を最重視 | 13 | 13 |
調査では、最重視する要素が開始時と決定時で変化した転職者は全体の44%に達しました。もともと年収重視だった層が働き方や評価制度重視に変化するケース、逆に働き方重視層が年収や業務内容重視に変わるケースの両方が観察されています。
- 年収魅力を感じた転職者: 40%(うち年収が最大魅力と回答した割合:28%)
- 年収以外の魅力上位: 働き方(34%)、業務内容(27%)、ブランド(25%)
転職活動の実務的な苦労と満足度—スケジューリングと準備が障壁
転職活動における苦労点としては、面接のスケジューリングが38%で最も多く、次いで面接準備(37%)、書類作成(28%)、応募先選定(25%)と続いています。下準備に関わる作業に苦労が集中していることが分かります。
さらに「最も苦労したこと」については、スケジューリング(22%)、面接準備(19%)、応募先選定(16%)、書類作成(14%)の4項目で全体の約7割を占めています。現職と並行した転職活動では調整面の負担が大きい点が示唆されます。
- 面接のスケジューリング: 38%が苦労
- 面接準備: 37%が苦労
- 書類作成: 28%が苦労
- 応募先選定: 25%が苦労
転職活動全体の満足度については、満足していると回答した転職者は23%、最も多かった回答は「まあ良かった」(45%)、続いて「どちらともいえない」(25%)でした。加えて、転職者の43%が「もし叶うなら転職活動をやり直したい」と回答しており、満足感が高くない層や、後悔・改善希望を持つ層が一定数存在する点が明確です。
調査は、転職経験者の実務的負担や意思決定プロセスの変化を浮き彫りにしており、採用側・支援側の両方に対して、スケジュール調整支援や面接・書類準備のサポート、評価制度や働き方の透明化が重要であることを示しています。
報道に関する注意事項と問い合わせ先
本プレスリリースの転載にあたっては、「レックスアドバイザーズ調べ」と付記して使用してください。また、本件に関する問い合わせ先は以下の通りです。
- 問い合わせ先
- 株式会社レックスアドバイザーズ 取締役COO 石坂
- TEL
- 080-7640-8984
- ishizaka.k@career-adv.jp
同社の事業概要としては、税理士・公認会計士・会計経理人材に特化したキャリア支援および採用支援を全国で行っており、東京本社に加えて大阪支社、名古屋支社、福岡オフィス、岡山オフィスを有しています。提供サービスの例としては、人材派遣のREX派遣(https://www.career-adv.jp/haken/)、パート・アルバイト採用支援のアカナビ(https://kaikeizeimu.jp/)、人材定着支援のREXキャリアデザイン(https://okacari.com/)などがあります。
調査結果の要点まとめ(表形式)
以下は本記事で示した主要な調査結果を整理した表です。調査の方法、対象、主要な統計値、問い合わせ先などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査タイトル | 税理士の転職に関する実態調査 |
| 調査期間 | 2025年12月9日〜12月15日 |
| 対象・地域 | 過去3年以内に転職した税理士有資格者・税理士試験科目合格者(全国) |
| 有効回答数 | 331(税理士213、科目合格者118) |
| 主な前職に対する不満 | 年収40%(最大不満26%)、働き方37%、業務内容32%、人事評価31% |
| 転職先の魅力 | 年収40%(最大魅力28%)、働き方34%、業務内容27%、ブランド25% |
| 最重視する要素の変化 | 開始時に年収重視40%→決定時34%、働き方は19%→23%。最重視要素が変化した割合44% |
| 転職活動での苦労 | スケジューリング38%、面接準備37%、書類作成28%、応募先選定25%。最も苦労したことはスケジュール調整22%など |
| 満足度 | 満足23%、まあ良かった45%、どちらともいえない25%。やり直したい43% |
| 実施主体・参考 | 株式会社レックスアドバイザーズ(調査レポート: https://www.career-adv.jp/report/research_02/) |
| 問い合わせ先 | 株式会社レックスアドバイザーズ 取締役COO 石坂(TEL:080-7640-8984/E-mail:ishizaka.k@career-adv.jp) |
本調査は、税理士や税理士試験合格者の転職プロセスと意思決定を多角的に示したものであり、報酬だけでなく働き方や組織文化、評価制度が転職先選定に与える影響を具体的に示しています。掲載した詳細は、株式会社レックスアドバイザーズの調査レポートページ(https://www.career-adv.jp/report/research_02/)で全文を確認できます。転載の際は「レックスアドバイザーズ調べ」との付記をお願いします。