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M5StickS3登場|ESP32‑S3搭載で音声機能強化

M5StickS3発売開始

開催日:1月23日

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M5StickS3発売開始
発売はいつでどこで買えるの?
発売は2026年1月23日15時にスイッチサイエンスのウェブショップで販売開始。型番M5STACK-K150、商品名M5StickS3、税込4,290円で購入ページが用意されています。
前モデルと何が違うの?
主な違いはSoCがESP32‑S3へ変更されPSRAMが8MBに増量、ES8311コーデック+高感度MEMSマイクで音声入出力を大幅強化。IR送受信やIMUも更新されています。

M5StickS3:小型フォームファクタに音声インタラクションを導入

株式会社スイッチサイエンスは、M5Stack社の新製品として「M5StickS3」を2026年1月23日15時に販売開始すると発表しました。本リリースは2026年1月23日10時33分に同社より配信されています。M5StickS3は、従来モデルで高い支持を得てきたM5StickC Plus2のコンセプトを継承しつつ、主要パーツの強化やオーディオ機能の強化を中心としたアップデートを行った後継モデルに位置付けられます。

発売はスイッチサイエンスのウェブショップ(https://www.switch-science.com/)を通じて行われ、製品型番は「M5STACK-K150」、商品名は「M5StickS3(ESP32S3ミニIoT開発キット)」、価格は消費税込みで4,290円です。購入ページは https://ssci.to/10921 に用意されています。

M5StickC Plus2の後継モデル「M5StickS3」、ESP32-S3とオーディオ機能強化で音声インタラクションを身近に。スイッチサイエンスで2026年1月23日15時に販売開始 画像 2

製品の位置付けと導入シナリオ

M5StickS3はAI音声アシスタントや音声認識を利用するインタラクティブな用途、スマートホーム機器の直感的なUI操作、教育やプロトタイピングでの音声入出力を伴うデバイス開発などを想定しています。本体にIR送受信や6軸IMU、プログラマブルボタンを備え、エンジニアが想像する多彩なプロジェクトに対応することができます。

本製品はM5Stack社製品であり、スイッチサイエンスは同社の国内総代理店として取り扱いを行います。企業情報や取り扱いブランドに関する詳細はスイッチサイエンスの企業ページ(https://info.switch-science.com/)やSNS(X: https://x.com/ssci、Facebook: https://www.facebook.com/SwitchScience)で確認できます。

M5StickC Plus2の後継モデル「M5StickS3」、ESP32-S3とオーディオ機能強化で音声インタラクションを身近に。スイッチサイエンスで2026年1月23日15時に販売開始 画像 3

ハードウェア強化点とオーディオ機能の詳細

M5StickS3のメインコントローラには、ESP32-S3-PICO-1-N8R8(Xtensa LX7 最大240MHz)が採用され、2.4 GHzのWi‑Fi通信に対応します。特にフラッシュメモリとPSRAMがそれぞれ8 MBずつ搭載され、よりリソースを要する高度なプログラムや複雑なデータ処理を余裕をもって実行できる仕様となっています。

オーディオ回路はES8311コーデック、SNR 65 dBの高感度MEMSマイク、AW8737パワーアンプを組み合わせることで、音声キャプチャの明瞭化とハイファイ音声出力の両立を図っています。これにより、AI音声アシスタントとの双方向音声インタラクションや音声認識アプリケーションの実装が容易になります。

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オーディオ/入力出力の構成

コーデックはES8311(24 bit、I2Sプロトコル)を採用し、マイクはMEMSタイプ、スピーカーは8 Ω@1 W(2011エンクロージャスピーカー)とAW8737パワーアンプの組み合わせです。これらは小型機器ながら実用的な音声入出力性能を確保する構成です。

加えてIR(赤外線)送受信機能の搭載により、家電のリモコン機能を持たせた実装や、赤外線を利用した通信・センサリングを行うことができます。1.14インチIPS-LCD(135×240)ディスプレイ、6軸IMU(BMI270)、プログラマブルボタンを備え、ユーザーインターフェース周りも充実しています。

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仕様一覧と消費電力・寸法などの技術データ

ここではプレスリリースで公開されたM5StickS3の仕様を整理して示します。設計や導入時の要件検討に必要な電源、入出力、動作環境、寸法といった技術情報を網羅しています。

以下に主要仕様を表形式と箇条書きで提示します。数値はスイッチサイエンスの発表値に基づきます。

項目 仕様
SoC ESP32-S3-PICO-1-N8R8(Xtensa LX7 最大240MHz)
フラッシュ 8 MB
PSRAM 8 MB
Wi‑Fi 2.4 GHz Wi‑Fi
電源入力 USB Type‑C DC 5 V
ディスプレイ 1.14インチ IPS‑LCD(135 x 240)
オーディオコーデック ES8311:24 bit、I2S プロトコル
マイク MEMS マイク、SNR:65 dB
スピーカー AW8737 パワーアンプ、8 Ω@1 W 2011 エンクロージャスピーカー
IMU BMI270(6軸)
赤外線(IR) 送信(TX)+受信(RX)
動作温度 0 ~ 40°C
バッテリー 250 mAh
拡張端子 Hat2バス、HY2.0‑4P、USB‑C
Grove 負荷容量 無負荷:5 V、最大負荷:4.88 V@0.38 A
消費電流(参考) 電源オフ:4.2 V@14.02 uA、L1:4.2 V@52.47 uA、L2:4.2 V@102.40 uA、L3A:4.2 V@36.69 mA、全負荷:4.2 V@519.02 mA
製品寸法 48.0 x 24.0 x 15.0 mm
製品重量 20.0 g(訂正済み)
パッケージ寸法 110.0 x 65.0 x 15.0 mm
パッケージ重量 29.3 g(訂正済み)

設計上の注意点

動作温度は0~40°Cに指定されているため、屋外や高温環境での使用には留意が必要です。またバッテリー容量は250 mAhと小容量のため、バッテリー駆動で長時間稼働させる用途では外部電源やバッテリー管理を考慮する必要があります。

消費電流の最大値は全負荷時で4.2 V@519.02 mAとされているため、USB・電源回路の定格とGrove負荷容量の上限(4.88 V@0.38 A)を超えないよう接続機器の消費電力に注意してください。

M5StickC Plus2との比較 — 強化点と差分

プレスリリースではM5StickS3と先代M5StickC Plus2(以下StickC‑Plus2)との仕様比較が明記されています。ここでは仕様差分を整理し、取り替えやアップグレード検討時に押さえておくべきポイントを示します。

主な差分はSoCの世代差、PSRAM容量の増加、オーディオ回路の刷新、マイクとIMUの更新、赤外線機能の拡張、RTCの有無やバッテリー容量の増加などです。これらはソフトウェア要件や用途適合性に影響します。

項目 M5StickS3(本製品) M5StickC‑Plus2
SoC ESP32‑S3‑PICO‑1‑N8R8(Xtensa LX7 最大240MHz) ESP32‑PICO‑V3‑02 (最大240MHz)
Flashメモリ 8MB 8MB
RAM PSRAM 8MB PSRAM 2MB
ディスプレイ 1.14インチ IPS‑LCD(135×240) 1.14インチ IPS‑LCD(135×240)
オーディオ ES8311 コーデック + 1Wスピーカー パッシブブザー
マイク MEMSマイク マイク(SPM1423)
IMU(6軸) BMI270 MPU6886
赤外線(IR) 送信(TX)+受信(RX) 送信(TX)のみ
RTC 非搭載 BM8563 搭載
バッテリー 250 mAh 200 mAh
拡張端子 HAT2バス(2×8)、HY2.0‑4P、USB‑C HATバス(1×8)、HY2.0‑4P、USB‑C
サイズ 48.0 x 24.0 x 15.0 mm 48.0 x 24.0 x 13.5 mm
重量 20.0 g(※訂正値) 16.7 g

比較から分かる通り、M5StickS3では音声入出力関連の品質向上RAM容量の増大による処理余裕が特徴です。一方で外形の厚みや重量は若干増加しており、RTCは非搭載となる点に注意が必要です。

発表時に記載された重量とパッケージ重量に誤記載があり、以下のように訂正されています。製品重量は当初31.3 gと表記されていましたが正しくは20.0 g、パッケージ重量は45.2 gから29.3 gへ訂正されています。

販売情報、商標表示および企業情報

販売はスイッチサイエンスのウェブショップで行われ、製品ページ(https://www.switch-science.com/products/10921)および購入ページ(https://ssci.to/10921)が案内されています。型番はM5STACK-K150、商品名はM5StickS3(ESP32S3ミニIoT開発キット)、価格は4,290円(税込)です。

製品説明には他社の商標に関する注記が明記されており、記載された製品名などは各社の商標または登録商標であることが示されています。企業としてのスイッチサイエンスは、電子工作用品の輸入調達・自社開発・販売のほか、STEM教材事業やIoT開発協力事業を行っており、Raspberry Piの国内認定リセラーやM5Stackの総代理店を務めています。

連絡先/参照リンク

本文の要点まとめ

以下に本記事で取り上げた主要情報を表に整理します。発売日時、価格、主要スペック、差分、購入先を一目で確認できるようにまとめています。

項目 内容
製品名 M5StickS3(ESP32S3ミニIoT開発キット)
型番 M5STACK-K150
販売開始日時 2026年1月23日 15:00(スイッチサイエンス ウェブショップ)
発表日時 2026年1月23日 10:33(スイッチサイエンス発表)
価格(消費税込み) 4,290 円
SoC ESP32‑S3‑PICO‑1‑N8R8(Xtensa LX7 最大240MHz)
メモリ フラッシュ 8 MB、PSRAM 8 MB
通信 2.4 GHz Wi‑Fi
オーディオ ES8311(24 bit、I2S)、MEMSマイク(SNR 65 dB)、AW8737 パワーアンプ、8Ω@1W スピーカー
ディスプレイ 1.14インチ IPS‑LCD(135 x 240)
センサ 6軸 IMU BMI270、IR(TX+RX)
電源/バッテリー USB Type‑C DC 5 V、250 mAh バッテリー
寸法 / 重量 48.0 x 24.0 x 15.0 mm / 20.0 g(訂正済)
購入ページ https://ssci.to/10921

本記事はスイッチサイエンスのプレスリリース情報に基づき、M5StickS3の仕様・比較・販売情報を整理して伝えました。導入や開発検討を行う際は、掲載の数値やリンク先の製品ページで最新の情報を確認してください。