KeeperがSlack連携でゼロトラストPAMを業務に組込む
ベストカレンダー編集部
2026年1月26日 13:18
Slack連携機能提供開始
開催日:1月26日
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Slack上で承認とアクセス付与を完結させる設計──業務フローに組み込むゼロトラスト
Keeper Security APAC株式会社は、2026年1月26日付で、コラボレーションツールSlackと連携する新機能の提供を開始したと発表しました。本連携は、Slack上で行われる承認作業やインシデント対応といった日常の業務意思決定の場を、アクセス管理の入り口として活用することを目的としています。発表は日本時間2026年1月26日 09時00分に行われています。
今回の機能により、ユーザーはSlackの操作画面から直接、Keeperのボルト(保管庫)内にある共有フォルダ、サービスアカウント、各種認証情報、保護されたアプリケーションへのアクセスを申請・承認できます。承認の受け渡しはSlack上で完結しつつ、実際のアクセス制御や暗号化、監査ログ管理といった中核的機能はKeeper側で一元的に担われます。これにより、業務フローを変えずにアクセス管理の有効性と可視性を高めることが可能です。
Slackを“業務の入口”として活かす意図
Keeperは、承認作業が集約される環境こそアクセス管理を組み込む最適なポイントであると位置付けています。普段使っているコラボレーション環境で承認を完結させることで、メールや個別メッセージ、画面キャプチャなどを用いた非公式な承認手段を排除し、管理しやすく安全性の高いワークフローへ移行できます。
Keeper SecurityのCTO兼共同創業者クレイグ・ルーリーは、今回の連携について「人が管理された仕組みの外で作業を始めた瞬間に、セキュリティの綻びが生まれます。今回の連携では、Slackをセキュリティの境界とするのではなく、あくまで業務フローの入口として設計しました。業務はSlackで進め、アクセス制御はKeeperが担う」と述べ、役割分担によるリスク回避と組織のスピード維持を強調しています。
設計の要点:ゼロ知識アーキテクチャと顧客側ホスティング
KeeperのSlack連携は、ゼロ知識(Zero-Knowledge)と最小権限の原則を基盤に設計されています。SlackアプリおよびKeeperコマンダーのアプリケーションコンテナは顧客環境でホストされるため、データの暗号化・復号は常に顧客側が管理します。これにより、利便性を損なうことなく、Keeperのゼロ知識アーキテクチャを維持することができます。
設計上の主要ポイントは次のとおりです。アクセスポリシー運用、ジャストインタイム(JIT)アクセス、監査ログの一元管理、そして恒久的な権限を発生させない運用形態です。これらはクラウド、ハイブリッド、オンプレミスといった多様なIT環境に対して一貫して適用されます。
技術的な仕組みと運用フロー
Slack上で申請されたリクエストは、Keeperのポリシーに基づいて適切な承認者に自動的にルーティングされます。承認が行われると、アクセス権はJITで付与され、必要な期間だけ権限が発生します。すべての申請・承認・アクセス履歴はKeeper側で記録され、監査やコンプライアンス対応に活用できます。
下記のような構成要素と機能が組み合わさって、安全かつ効率的な承認ワークフローを実現します。
- Slackアプリ連携:Slack上から申請/承認を実行
- 顧客環境ホスティング:SlackアプリとKeeperコマンダーを顧客環境で運用
- ゼロ知識暗号化:暗号化・復号は顧客側で管理
- ジャストインタイムアクセス:恒久的な権限を排除
- 監査ログの一元化:申請からアクセスまでの全履歴を保存
運用上の効果と提供範囲、企業情報
導入企業は、日常の承認作業を普段利用しているコラボレーション環境上で完結させることで、承認に関わる運用負荷を低減しつつ、アクセス管理の可視性と監査性を確保できます。非公式な承認方法を排除することで、ヒューマンエラーや情報漏洩のリスクを抑制し、最小権限の原則に基づく統制をクラウド・ハイブリッド・オンプレミス全域で徹底できます。
KeeperのSlack連携は、既にKeeperを利用中の顧客向けに提供されており、詳細はKeeperSecurity.comで案内されています。Keeperはパスワード、パスキー、特権アカウント、シークレット、リモート接続の保護を主要な領域とするゼロトラスト・ゼロ知識型の特権アクセス管理(PAM)プロバイダです。
企業概要と評価
Keeper Securityは150以上の国で広く利用されるサイバーセキュリティソフトウェア企業で、アジアパシフィック本社は東京に置かれています。CEO兼共同創業者はダレン・グッチョーネ(Darren Guccione)、CTO兼共同創業者はクレイグ・ルーリー(Craig Lurey)です。主力製品のKeeperPAM®はAIを搭載したクラウドネイティブプラットフォームで、ユーザー、デバイス、インフラを包括的に保護する設計となっています。
特権アクセス管理の分野では、ガートナー社の「Magic Quadrant(マジック・クアドラント)」において革新性が高く評価されています。Keeperはロールベースのポリシーや最小権限、ジャストインタイムアクセスを組み合わせることで、パスワードやパスキー、インフラ系のシークレット、リモート接続、エンドポイントの安全な管理を提供しています。
導入に関する具体情報と問い合わせ先
本連携機能の提供は現在、Keeperをご利用中のお客様向けであり、展開方法や運用に関する詳細情報は公式サイトで公開されています。Slack連携を実装することで、組織は業務フローを変えずにアクセス管理の主導権を保持し、可視性とコンプライアンス対応を強化できます。
問い合わせや広報窓口の情報は以下の通りです。導入にあたっての技術的な質問やメディア対応、資料請求などは広報部まで連絡できます。
- 企業名
- Keeper Security APAC株式会社(アジアパシフィック本社:東京)
- 発表日
- 2026年1月26日 09時00分
- 広報窓口
- Kylie Verdoorn(広報部) Tel: +1 515-709-9653 Email: kverdoorn@keepersecurity.com
- 製品・サービス
- KeeperPAM®(AI搭載クラウドネイティブPAM)およびSlack連携機能
- 参照URL
- KeeperSecurity.com
- ソーシャル
- Facebook / LinkedIn / X / LINE
業務カテゴリと提供素材
本発表は商品サービス分野に該当し、アプリケーション・セキュリティおよびシステム/Webサイト/アプリ開発のカテゴリに関連します。プレスリリース内で使用されている画像ファイルやプレスリリース素材はダウンロード可能です。
提供対象は既存のKeeper利用者であり、連携導入に際しては顧客環境でのアプリケーションコンテナホスティングやポリシー設定が必要になります。実装にあたっては、運用方針に合わせたロール設定や承認ルールの設計が求められます。
要点の整理
以下の表は、本記事で述べた発表内容の主要点を整理したものです。技術的要素、提供範囲、連絡先などを一目で確認できるようにしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年1月26日 09:00(日本時間) |
| 発表企業 | Keeper Security APAC株式会社(アジアパシフィック本社:東京) |
| 主要責任者 | CEO兼共同創業者:ダレン・グッチョーネ(Darren Guccione) CTO兼共同創業者:クレイグ・ルーリー(Craig Lurey) |
| 連携対象 | Slack(申請・承認ワークフローの連携) |
| 主な機能 | Slack上からのアクセス申請・承認、JITアクセス付与、監査ログ一元化、ポリシーベースの自動ルーティング |
| セキュリティ設計 | ゼロ知識アーキテクチャ、顧客環境でのアプリホスティング、暗号化と復号を顧客側で管理 |
| 提供範囲 | 既存Keeper利用者向け。クラウド、ハイブリッド、オンプレミスの各環境に対応 |
| 評価・製品情報 | KeeperPAM®(AI搭載クラウドネイティブPAM)。ガートナー「Magic Quadrant」で高評価 |
| 問い合わせ | Kylie Verdoorn(広報部) Tel: +1 515-709-9653 Email: kverdoorn@keepersecurity.com |
| 参考 | KeeperSecurity.com(詳細情報・導入案内・素材ダウンロード) |
本記事では、Slackとの連携によってKeeperがどのように承認ワークフローを取り込み、ゼロ知識と最小権限の原則を保ちながらアクセス管理の一元化を図るかを整理しました。導入希望や技術的な詳細を確認する場合は、上記の問い合わせ窓口または公式サイトを参照してください。