COLOPL Gaming Mapsを発表 位置ゲー地図を内製化
ベストカレンダー編集部
2026年1月27日 11:46
COLOPL地図配信発表
開催日:1月27日
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コロプラが目指す“位置情報×ゲーム”の新たな地図基盤
株式会社コロプラは、2026年1月27日11時00分に、ゲーム開発に特化した地図配信サービス「COLOPL Gaming Maps」の開発を発表しました。本サービスは、位置情報ゲーム(以下「位置ゲー」)の開発・運営で蓄積してきた20年以上の知見を基盤としたもので、すでに開発中の新作位置ゲー2タイトルでの採用が決定しています。
発表資料には、サービスの設計思想や採用決定の背景、期待される効果、そして将来的な連携の方向性などが具体的に示されています。ここではプレスリリースの内容を整理して、技術的・運用的な観点から読み解きます。
発表の基本情報
発表元は株式会社コロプラ(本社:東京都港区、代表取締役社長 上席執行役員 CEO:宮本貴志)。発表日時は2026年1月27日11時00分です。関連する資料としてIR資料「2025年9月期 決算説明会資料」p28も参照されています(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3668/ir_material_for_fiscal_ym7/189997/00.pdf)。
コロプラは2003年頃から位置ゲーの開発に取り組み、代表作として世界初とする位置ゲー『コロニーな生活』を含む長年の運営経験を有しています。現在は『白猫プロジェクト』や生成AIを活用した『神魔狩りのツクヨミ』など多様なタイトルを展開しています。
COLOPL Gaming Maps の設計方針と主な機能
COLOPL Gaming Mapsは、位置ゲーに特化して設計された地図配信サービスです。一般的な地図配信サービスが幅広い用途を前提に多機能化しているのに対し、本サービスは「位置ゲーに本当に必要な機能」を厳選し、ゲーム開発側の自由度と開発効率を両立させることを狙いとしています。
設計上の特徴として、各タイトルに応じて柔軟にアレンジ可能なアーキテクチャを採用しており、仕様の制約を最小限に抑えられる点が強調されています。これにより、企画意図を忠実に反映した表現や運用がしやすくなる点が期待されています。
主な機能の一覧
- 地図配信機能:位置情報に基づくタイル配信や表示制御をゲーム仕様に合わせて最適化。
- POI(Point of Interest)管理:ゲーム内イベントや拠点配置のためのPOIデータを管理・運用する仕組み。
- 柔軟なカスタマイズ性:各タイトルの要件に合わせた地図表現や運用ルールの調整が可能。
- 運用効率化のための設計:運営コスト低減と実装スピードの向上を念頭に置いたAPIや管理ツール。
- デモ画面
- プレスリリースに「デモ画面のキャプチャ」が添付されている旨が記載されています。実運用を想定した表示例やUIの一端が示されており、ゲーム開発側での具体的な利用イメージを確認できる内容です。
開発の背景──20年以上の位置ゲー運営から導いた判断
コロプラは2003年頃の携帯電話で位置情報取得が可能になった黎明期から位置ゲーを開発し、20年以上にわたり技術と運用の両面で独自の知見を蓄積してきました。この長期の実績が、今回の地図配信サービス内製化の判断に直結しています。
グローバル市場を視野に入れた位置ゲー開発では、開発・運用コストの最適化、多様なゲーム仕様に対応する柔軟性、企画から実装までのスピードが重要となります。これらの課題を自社で基盤整備することで解決する方針が示されています。
内製化の意義と期待
- 外部サービスに依存することで発生しうる個別対応コストや調整工数を削減できる点。
- ゲーム企画と地図機能の密連携により、企画意図を反映した表現の実現が容易になる点。
- 将来的にAR/XRや商業施設、テーマパーク、イベント会場などリアルな場との連携を強化する際の基盤となる点。
新作2タイトルでの採用と期待される効果
発表では、現在開発中の新作位置ゲー2タイトルに本サービスを採用することが決定していると明記されています。採用による直接的な効果として、開発コスト削減と開発スピード向上が見込まれています。
さらに、内製サービスによる柔軟な調整が可能な点は、従来の地図配信サービスでは実現しにくかった企画上の表現や仕様の実装を後押しするものとされています。結果として、ユーザーの体験価値向上につながる新しい位置ゲーの創出を目指す構図です。
期待される導入後の展開
- 開発面:APIや運用ツールの最適化により、開発期間の短縮と運用負荷の軽減。
- 表現面:POIや地図表現を駆使した企画の幅が広がり、従来にないプレイ体験の実装が可能に。
- 連携面:将来的にはAR/XR技術や商業施設、テーマパーク、イベント会場との連携強化を視野に入れている点。
参考として、IR資料へのリンク(「2025年9月期 決算説明会資料」p28)も示されており、事業戦略の位置づけや数値面の補足情報を確認できます。プレスリリースの参照先は以下です:https://colopl.co.jp/news/info/2026012701.php
要点の整理:本発表の内容を表でまとめる
以下に本プレスリリースで示された主要な情報を表形式で整理します。表の後に、本記事の締めくくりとして概要の要約を記します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2026年1月27日 11時00分 |
| 発表者 | 株式会社コロプラ(代表取締役社長 上席執行役員 CEO:宮本貴志) |
| サービス名 | COLOPL Gaming Maps(コロプラ ゲーミング マップス) |
| 対象 | 位置情報を活用したゲーム(位置ゲー)の開発・運営 |
| 主な機能 | 地図配信、POI管理、柔軟なカスタマイズ、運用効率化のためのAPI・管理ツール |
| 採用予定 | 開発中の新作位置ゲー2タイトルへの導入決定 |
| 期待効果 | 開発コスト削減、開発スピード向上、企画意図を反映した表現の実現、将来的なAR/XRなどとの連携基盤 |
| 背景 | 2003年頃からの位置ゲー開発・運営による20年以上の技術・運用知見の蓄積 |
| 関連資料 | プレスリリース(https://colopl.co.jp/news/info/2026012701.php)、IR資料(2025年9月期 決算説明会資料 p28) |
| 会社概要(主要項目) | 設立:2008年10月1日 / 所在地:東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト5F・6F / 事業:モバイル・コンシューマーゲーム、XR、メタバース等 |
本記事では、コロプラが発表した「COLOPL Gaming Maps」の設計意図、搭載される主要機能、開発背景、そして新作2タイトルでの採用決定と期待される効果を整理して示しました。発表ではデモ画面のキャプチャやIR資料の参照先も併記されており、より詳細な技術的・事業的な検討材料が公開されています。
位置ゲーを祖業とする開発会社が地図配信基盤を内製化したという点は、今後のゲーム企画や運用の柔軟性に直接結びつく判断であり、ARやXR、実空間との連携を見据えた拡張も想定されているため、位置情報を活用したエンターテインメントの領域で具体的な変化をもたらす可能性があります。
参考リンク:https://colopl.co.jp/news/info/2026012701.php
※本文中の「位置ゲー」「コロプラ」およびコロプラロゴは株式会社コロプラの登録商標であり、世界初の表記は同社の自社調査に基づくとされています。