2月20日開幕|横浜で巡る戦後の記憶95点展
ベストカレンダー編集部
2026年1月27日 12:11
戦後をあゆむ展
開催期間:2月20日〜3月8日
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戦後をめぐる記憶を横浜の視点からたどる所蔵展
公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団による「横浜市民ギャラリーコレクション展2026 戦後をあゆむ」が、2026年2月20日(金)から3月8日(日)まで横浜市民ギャラリーで開催されます。プレスリリースは2026年1月27日 10時10分に発表されています。本展は年に一度の所蔵作品展で、今回は「戦後をあゆむ」をテーマに、絵画、写真、一コマ漫画など所蔵作品57点に借用資料38点を加えた計95点を展示します。
展示では1930~1940年代の戦争の影響や戦時下の様子、戦後の社会を読み解ける作品群を軸に、作家たちが戦争や社会、人々の営みをどのように見つめ表現してきたかを、多角的な資料とともに提示します。展示を通して、戦後の日本を生きた人々の歩みや横浜の移り変わりを感じ取る構成です。現在も世界各地で争いが続く状況を踏まえ、戦後という歴史から地続きの現代を見つめなおす契機となることを意図しています。
展示の構成と特別出品
本展はプロローグを含む章立てで構成されます。展示は合計95点で、所蔵作品57点と借用資料38点を展示します。会期中は無休で17日間の開催となります。
章構成は以下の通りです。プロローグの後に、1章から4章までを配置し、さらに特別出品が2点組まれています。
- プロローグ
- 1章 作家がみつめた戦争
- 2章 描かれた戦後
- 3章 写された戦後の横浜
- 4章 つづく戦後
- 特別出品 書籍『私の八月十五日』シリーズより
- 特別出品 ヒサクニヒコの横浜の記憶
注目作品と所蔵作家が描き出す戦後像
展示作品には絵画、写真、漫画、一コマ漫画など多様な表現が含まれます。作家個々の視点を通して、戦争と戦後の記憶、都市としての横浜の変貌、人々の日常の復興と存続が描き出されます。
特に注目されるのは、戦前から戦後にかけての風景や、人々の営みを見つめた作品群です。作品は年代や技法も多岐にわたり、視覚的な記録としてだけでなく、作家の記憶や感情を伝える資料的価値も重視されています。
具体的な出品例(作品名、制作年、技法、所蔵)
プレスリリースで明示された主な作品は以下の通りです。作品名、制作年、技法、サイズ、所蔵を記載します。
- 三橋兄弟治《港》 1940年 水彩、紙 57.3×75.0cm 横浜市民ギャラリー所蔵
- 八島一夫《横浜大空襲500機 [450まで数えられるってどうでもよいのよ早く逃げて]》 1978年 マジック、水彩、紙 102.7×72.4cm 横浜市民ギャラリー所蔵
- 岩田栄之助《終戦後の横浜港》 1947年 油彩、キャンバス 65.6×80.5cm 横浜市民ギャラリー所蔵
- 常盤とよ子《真金町遊郭初店》 1954年 ゼラチン・シルバー・プリント 26.6×40.5cm 横浜市民ギャラリー所蔵
- 山崎秀夫《米海軍通信隊(上瀬谷)》 1979年 鉛筆、水彩、紙 30.8×40.3cm 横浜市民ギャラリー所蔵
- 奥村泰宏《日ノ出町》 1952年 ゼラチン・シルバー・プリント 28.7×44.1cm 横浜市民ギャラリー所蔵
これらの作品に加えて、漫画家が戦争や終戦の記憶を描いた資料、小説家の手稿など、視覚表現以外の資料も展示されます。特に漫画関連では『私の八月十五日』シリーズの複製パネルや、ヒサクニヒコの『濱手帖13』のイラスト原画が特別出品として登場します。
出品予定作家一覧
本展に出品予定の所蔵作家は32名にのぼります。横浜とゆかりのある作家や、戦後を主題にした作品で知られる作家が並びます。以下はプレスリリースに示された作家の全リストです。
- 赤塚不二夫
- 五十嵐英壽
- 池田龍雄
- 岩田栄之助
- 奥村泰宏
- 木下孝則
- 小林治雄
- 佐藤努
- 島田四郎
- 鈴木健夫
- 平良孝七
- 田代利夫
- ちばてつや
- 常盤とよ子
- 仁平廣
- 長谷川潔
- 英伸三
- 浜口タカシ
- 林忠彦
- 茨田茂平
- ヒサクニヒコ
- 兵藤和男
- 松島一郎
- 緑川廣太郎
- 三橋兄弟治
- 宮本昌雄
- 森田拳次
- 八島一夫
- 矢野徳
- 山口啓介
- 山崎秀夫
- 若江漢字
多彩な関連イベントと参加方法の詳細
会期中には展示を補う多様な関連イベントが予定されています。朗読やレクチャー、ガイドツアー、子ども向けプログラム、ボランティアとの対話企画など、来場者が展示と歴史、地域を結びつけて体験できる内容です。参加費や申込方法、申込締切日などの詳細はそれぞれ異なりますので、下記の情報を確認してください。
以下にプレスリリースで示されたイベントと開催要領を漏れなく記載します。
イベント一覧(日時・参加費・申込方法等)
- レクチャー「漫画で記憶を描きとめる~ヒサクニヒコの横浜の記憶~」
日時:2月21日(土)14:00~15:30
講師:ヒサクニヒコ(ヒトコマ漫画家、イラストレーター)
会場:4階アトリエ
対象・定員:小学生以上50名程度(応募多数の場合は抽選)
参加費:1,000円
申込締切:2月4日(水)必着。事前申込制。詳細は当館ホームページを確認。
- 担当学芸員によるギャラリートーク
日時:2月23日(月・祝)11:00~11:30
参加費:無料(申込不要)
- 朗読とお話「戦後を生きた女性たち」
日時:2月28日(土)14:00~14:40
出演:五大路子(俳優、「横浜夢座」座長)、後藤泰観(Vn.)
参加費:無料(申込不要)
- ハマキッズ・アートクラブ「横浜市民ギャラリーまるごと探検ツアー」
日時:3月1日(日)10:30~11:40
対象・定員:小学3~6年生 10名(抽選)
参加費:500円
申込締切:2月10日(火)必着。事前申込制。詳細は当館ホームページを確認。
- おしゃべりの日@コレクション展
展示室で鑑賞サポーター(ボランティア)と作品を鑑賞しながら対話する企画。
日時:3月1日(日)10:30~12:30、14:30~16:30/3月8日(日)14:00~16:00
会場:展示室1、B1
参加無料、申込不要
- ガイドツアー&ミニ講座「戦後の横浜風景 ~絵&写真で辿る伊勢佐木・日ノ出町・野毛~」
日時:3月7日(土)9:30~12:00
対象:一般(要申込、先着順)
参加費:1,000円
主催:NPO法人横浜シティガイド協会 共催:横浜市民ギャラリー
申込方法等は横浜シティガイド協会のウェブサイトを確認。受付は1月中旬開始予定。
開催概要、主催・協力、問い合わせ先
展覧会の正式名称、会期、会場、開館時間、入場料などの開催概要は以下の通りです。会期中は無休で17日間の開催となります。
展覧会の英語副題も公表されています。主催や協力団体、問い合わせ先の電話番号・住所などの連絡情報も記載します。
| 展覧会名 | 横浜市民ギャラリーコレクション展2026 戦後をあゆむ(YCAG Collection Exhibition 2026 The Postwar Path) |
|---|---|
| 会期 | 2026年2月20日(金)~3月8日(日) 会期中無休、17日間 |
| 開催時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
| 会場 | 横浜市民ギャラリー 展示室1、B1 |
| 入場料 | 無料 |
| 出品点数 | 所蔵作品57点、借用資料38点 計95点 |
| 主催 | 横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体) |
| 協力 | 8・15朗読・収録プロジェクト実行委員会/株式会社今人舎、大佛次郎記念館 |
| 問い合わせ先 | 横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体) 住所:〒220-0031 横浜市西区宮崎町26-1 TEL:045-315-2828 FAX:045-315-3033 URL:https://ycag.yafjp.org/ |
最後に、本展についての要点を整理した表を示します。会期、会場、入場料、出品点数、主催・協力、関連イベントの概要を確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年2月20日(金)~3月8日(日) |
| 会場 | 横浜市民ギャラリー 展示室1、B1 |
| 開館時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
| 入場料 | 無料 |
| 出品点数 | 所蔵作品57点、借用資料38点 計95点 |
| 主催 | 横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体) |
| 協力 | 8・15朗読・収録プロジェクト実行委員会/株式会社今人舎、大佛次郎記念館 |
| 関連イベント | ヒサクニヒコによるレクチャー(2月21日)・学芸員ギャラリートーク(2月23日)・五大路子の朗読(2月28日)・ハマキッズ探検ツアー(3月1日)・おしゃべりの日(3月1日、3月8日)・ガイドツアー(3月7日)等 |
| お問い合わせ | TEL:045-315-2828 FAX:045-315-3033 URL:https://ycag.yafjp.org/ |
以上が本展の要点と詳細です。戦後という時代と向き合った多様な表現を横浜ゆかりの作家たちの作品を通して整理・提示する企画であり、出品作品・関連資料・イベントが連動して戦後の記憶と現在の関係を示す構成になっています。