46%が独立志向、現役パーソナルトレーナーの実態
ベストカレンダー編集部
2026年1月27日 16:48
パーソナルトレーナー調査
開催期間:12月24日〜1月5日
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現役パーソナルトレーナーの満足度と不満の実態
株式会社ムジントが運営する「FITNESS SALON」が実施した「パーソナルトレーナーのキャリアに関する調査」では、現役トレーナーのキャリア満足度に関する実態が明らかになりました。本調査は2025年12月24日から2026年1月5日の期間にインターネット調査で行われ、20代から50代の男女のパーソナルトレーナー191名が回答しています。
満足度の内訳では、最も多かった回答が「ある程度満足」55.5%で、次いで「やや不満」24.6%、「非常に満足」13.1%、「非常に不満」6.8%という結果になっています。これらを合わせると、程度の差はあるものの約3人に1人(31.4%)がキャリア全般に不満を感じていることが示されています。
満足度の細かな分布
調査結果の数値を整理すると、トレーナーの満足度は一律ではなく、日々の職務や収入、労働環境などに左右されやすいことが読み取れます。回答者の約7割は満足の側に位置するものの、残りの3割強は改善余地を感じている点が注目されます。
満足度の感覚は、個々の勤務形態や雇用条件、スキルの自己評価と密接に関連します。後述する課題項目との関連性を合わせて見ることで、現場の実情がより明確になります。
キャリア形成での主要な課題と現場での取り組み
パーソナルトレーナーがキャリアを形成する上で最も多く挙げた課題は「収入・経済面」31.9%でした。続いて「スキルアップ・専門性向上」25.7%、および「労働環境・働き方」17.8%が上位に入り、収入と専門性、労働条件の三点が主要な関心事であることが明らかです。
この結果は、トレーナー職が専門性を必要とする一方で、固定的な収入構造や雇用形態の多様化が課題になっている現状を反映しています。個人ごとの努力だけでは解決しにくい構造的な側面も見受けられます。
市場価値向上のための取り組み
自身の市場価値を高めるために現在取り組んでいることとしては、「コミュニケーションスキルの向上」14.7%、「顧客の声・レビュー収集」14.1%、「クライアントの成功事例創出」13.6%、およびその他の活動が続いています。複数項目で10%を超える回答が並んでおり、取り組みは多岐にわたっています。
こうした取り組みは、顧客満足の向上やリピート獲得、口コミ拡散を通じて結果的に収入や信頼につながると考えられますが、即効性のある改善と長期的なスキル蓄積の双方が求められるため、戦略的な計画とリソースの配分が課題になります。
- 主な課題:収入・経済面 31.9%、スキルアップ 25.7%、労働環境 17.8%
- 取り組み上位:コミュニケーション 14.7%、レビュー収集 14.1%、成功事例 13.6%
民間資格の評価と独立志向の実情
調査では、パーソナルトレーナーの約8割が民間資格の取得をキャリア形成において重要だと考えていることが示されました。具体的には「ある程度重要」57.6%と「非常に重要」20.4%を合わせて78.0%に達します。一方で「あまり重要ではない」17.3%と答えた層も存在します。
民間資格が期待される効果としては、「顧客からの信頼獲得」24.1%、「給与・報酬アップ」17.8%、「指導の質の向上」12.6%という順で挙がりました。資格は直接的なスキル証明に加え、対外的な信頼や報酬面での優位性につながると見られています。
独立・起業志向の具体的な割合
将来のキャリア希望を尋ねたところ、「ジムを開業・経営したい」25.1%、「フリーランスとして独立したい」20.9%、「現在勤めている企業で昇進していきたい」19.4%という結果となりました。ジム開業とフリーランスを合わせると46.0%で、半数近くが何らかの形で独立を志向していることが分かります。
独立志向の高まりは、個人での収入向上や働き方の柔軟化を求める動きと一致しますが、競争の激化や初期投資、顧客基盤の構築など、クリアすべき課題も伴います。
調査の詳細、運営企業情報とサービス概要、および要点の整理
本調査は、株式会社ムジントが2026年1月27日に公表したものです。調査対象はパーソナルトレーナー(20代~50代の男女)、実施期間は2025年12月24日〜2026年1月5日、調査人数は191名。調査方法はインターネット調査で、モニター提供元はRCリサーチデータです。
調査結果の要点としては、次の項目が挙げられます。1) キャリア全般に不満を感じる割合は約31.4%、2) キャリア形成上の主な課題は収入・経済面(31.9%)とスキルアップ(25.7%)、3) 市場価値向上のための取り組みは多岐にわたる、4) 民間資格は78.0%が重要と回答、5) 将来の独立志向は46.0%に上る、という点です。
運営会社とサービスの紹介
調査を実施したのは株式会社ムジント(所在地:〒224-0033 神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎東3丁目17番39-701号、代表取締役:新田 勢剛)。事業内容はインターネット広告事業、インターネットメディア事業です。企業URLは https://mujinto.co.jp/ です。
同社が運営する「FITNESS SALON」は、パーソナルトレーナーやピラティスインストラクター等に特化した求人サイトです。主な機能として、企業からのスカウト機能や新着求人をLINEで受け取る通知機能があり、トレーナーが希望条件に合った求人を効率的に探す手助けを目的としています。詳細は https://fitness-salon.com/ を参照してください。
関連用語の補足
- NESTA-PFT
- 民間のパーソナルトレーナー資格の一つで、プログラム設計や指導法についての知識を示す指標。
- NSCA-CPT
- 米国発の民間資格で、ストレングス&コンディショニング分野で広く認知されている。
以下の表に、本記事で取り上げた主要な調査項目と数値、調査概要、及び運営会社とサービスの概要を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査名 | パーソナルトレーナーのキャリアに関する調査(株式会社ムジント/FITNESS SALON) |
| 調査期間 | 2025年12月24日〜2026年1月5日 |
| 調査方法 | インターネット調査(モニター提供元:RCリサーチデータ) |
| 調査対象 | パーソナルトレーナー(20代〜50代の男女) |
| 調査人数 | 191名 |
| キャリア満足度(上位) | ある程度満足 55.5%、やや不満 24.6%、非常に満足 13.1%、非常に不満 6.8% |
| 主な課題 | 収入・経済面 31.9%、スキルアップ・専門性向上 25.7%、労働環境・働き方 17.8% |
| 市場価値向上の取り組み(上位) | コミュニケーションスキル向上 14.7%、顧客の声・レビュー収集 14.1%、クライアント成功事例 13.6% |
| 民間資格の重要性 | ある程度重要 57.6%、非常に重要 20.4%、計 78.0%が重要と回答 |
| 資格取得が与える良い影響(上位) | 顧客からの信頼獲得 24.1%、給与・報酬アップ 17.8%、指導の質向上 12.6% |
| 将来のキャリア希望(上位) | ジムを開業・経営 25.1%、フリーランス独立 20.9%、勤め先で昇進 19.4%、合計で独立志向46.0% |
| 調査公表日・実施企業 | 公表日 2026年1月27日、株式会社ムジント(代表取締役:新田 勢剛) |
| 運営サービス | FITNESS SALON(パーソナルトレーナー特化型求人サイト) URL: https://fitness-salon.com/ |
| 企業URL | https://mujinto.co.jp/ |
以上の調査結果は、パーソナルトレーナーのキャリア形成における現状と課題を示す重要な指標です。収入の改善、専門性の向上、資格の取得、働き方の改善など複数の要素が絡み合う中で、個々のトレーナーが取るべき策や業界としての対応が今後の注目点となります。
本記事は株式会社ムジントの公表した調査内容に基づいて構成しました。調査詳細やサービス情報については、上記の事業者ウェブサイトを参照してください。