3/20〜 クリスティーナ・ロシュコワ展『アンビウィッチド』渋谷PARCO
ベストカレンダー編集部
2026年1月27日 18:15
アンビウィッチド展
開催期間:3月20日〜4月13日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
夢と現実の境界を写す—クリスティーナ・ロシュコワのまなざし
ロシア出身の写真家クリスティーナ・ロシュコワは、成長と変容の瞬間にある人物たちを、刺すような緊張感と親密さを合わせ持つ視線で写し出すことで国際的な注目を集めている。本展は、その代表作群を通じて「アンビウィッチド(魔法が解かれた/夢からさめた)」というテーマを掲げ、高度経済成長を経た現代のタフなリアリティと、それでも人々が求めるファンタジーとのあいだにある微妙な均衡を提示する。
ロシュコワの写真は、少女や少年、恋人たち、性的少数者に向けられた深い親密さを持ちながら、讃美とも冷酷さとも完全には一致しない独特の距離感を特徴とする。展示は、読者や来場者に対して「夢と醒め」そして「現実の残酷さと持続する想像力」を同時に考えさせる構成となる。
作家のアプローチと表現の特徴
ロシュコワの作風は、想像力、構成、色彩を駆使し、ひとつの物語を写真群として組み立てる手法に特徴がある。見る者は単一の静止画ではなく、連続するイメージの中で記憶や郷愁のテーマを追体験することになる。
彼女の視線はしばしば「ほとんど子ども」と「ほとんど大人」の狭間にいる被写体を捉え、そのはかない境界線を際立たせる。こうした描写が国内外の読者や批評家を惹きつけている理由の一端である。
- テーマ性:夢から醒めた後の現実や欲望の残滓を描く。
- 被写体:若年層や恋人たち、性的少数者など、親密さのある人物群。
- 表現:構成、色彩、物語性を重視したポートレート群。
展覧会の構成と会場情報—PARCO MUSEUM TOKYOでの展示
展覧会『unbewitched/アンビウィッチド』は、2026年3月20日(金)から4月13日(月)まで、PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)で開催される。会期中の開館時間は11:00から21:00までで、入場は閉場の30分前まで受け付けられる。最終日は18:00閉場となるため注意が必要だ。
会場の所在地は東京都渋谷区宇田川町15-1、渋谷PARCO 4階のPARCO MUSEUM TOKYOである。なお、営業日時は変更となる場合があり、来場前に渋谷PARCOの公式サイトで最新の営業情報を確認することが推奨されている。
入場料・関連URL
入場料は500円(税込)で、未就学児は無料となる。各種割引の対象外である点に留意が必要だ。また、展覧会の詳細情報はPARCO MUSEUM TOKYOの展覧会ページに掲載されている。
関連リンクとして、渋谷PARCOの公式サイトと展覧会の詳細ページが公開されている。それぞれのページで最新の営業時間やアクセス情報、追加の展示情報などが確認できる。
- 渋谷PARCO公式サイト: https://shibuya.parco.jp/
- 展覧会ページ(PARCO MUSEUM TOKYO): https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1869
写真集、制作体制、評価と作家プロフィールの全情報
展覧会に合わせて同名写真集『UNBEWITCHED/アンビウィッチド』が会場で先行発売される予定である。一般書店での発売は4月上旬を予定しており、定価は6,600円(税込)である。編集やテキスト、印刷・製本、アートディレクションなどの詳細な制作クレジットは以下のとおりだ。
制作に関わるスタッフと出版社等の情報は、展覧会や写真集の理解を深めるために重要である。写真集には作家自身のテキストと外部寄稿が含まれ、装丁や製本にも専門のチームが携わっている。
- 写真集情報
- タイトル:『UNBEWITCHED/アンビウィッチド』
- 会期中先行発売:会場にて先行発売予定
- 一般発売:4月上旬予定(一般書店)
- 価格:6,600円(税込)
- 編集・テキスト・制作
- 編集:菅付雅信&白鳥密(ユナイテッドヴァガボンズ)
- テキスト:クレア・マリー・ヒーリー&クリスティーナ・ロシュコワ
- 印刷・製本:株式会社サンエムカラー
- アートディレクション:グラハム・ラウンスウェイト
展覧会の企画・空間設計
本展の主催は株式会社パルコであり、企画制作は菅付雅信(グーテンベルクオーケストラ/ユナイテッドヴァガボンズ)が担当している。空間デザインは村山圭が手がけ、展示空間の構成により作品の持つ物語性や色彩表現を際立たせる設計が行われている。
企画制作と空間設計の情報は、展覧会体験の性格を理解するうえで重要であり、写真集の編集と会場の展示意図が連動していることがわかる。
受賞歴・メディア掲載などの評価
クリスティーナ・ロシュコワは若手写真家として国内外で評価を受けており、多数の受賞歴と掲載実績がある。初期のプロジェクトでPOY Asia 2021の「Award for Cultural Practices」3位を獲得し、同年にはBritish Journal of Photographyの「見るべきトップ20人の若い写真家」に選ばれた。
その他の評価としては、FOTOBOOKMARKET DUMMY AWARDの観客賞受賞、ヴォーグ主催のPhotoVogueのグローバル企画への選出、Leica Oskar Barnack Awardへのノミネートなどがあり、国際的な雑誌やメディアにおける紹介も多数ある。
- POY Asia 2021 Award for Cultural Practices:3位
- British Journal of Photography:見るべきトップ20人(2021)
- FOTOBOOKMARKET DUMMY AWARD:観客賞受賞
- PhotoVogue(Vogue主催):「What is Beauty?」グローバルオープンコール選出(2023)
- Leica Oskar Barnack Award:ノミネート(2024)
作家プロフィール(詳細)
クリスティーナ・ロシュコワは1996年ロシア・ペルミ生まれ。2015年にペルミ国立大学哲学科に入学し、2021年にはサンクトペテルブルク大学実践哲学科修士課程と写真アカデミー「フォトグラフィカ」を同時に卒業している。最初のプロジェクトから国際的な評価を獲得してきた。
ロシュコワは『Vice』『PHROOM Magazine』『Calvert Journal』『Fisheye Magazine』などのファッション&カルチャー雑誌で紹介され、イタリア、イギリス、フランスで個展やグループ展を開始。2026年にはドイツ・ビーレフェルトの「Artist Unlimited」芸術家協会で長期のアーティスト・イン・レジデンスを行うことが決定している。
要点の整理と展覧会情報のまとめ
以下は本記事で扱った展覧会と写真集に関する主要情報の一覧である。会期、会場、入場料、写真集の発売情報、主催・制作陣、作家の経歴や受賞歴などを網羅している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | クリスティーナ・ロシュコワ「unbewitched/アンビウィッチド」 |
| 会期 | 2026年3月20日(金)- 4月13日(月) |
| 開館時間 | 11:00-21:00(入場は閉場30分前まで、最終日18:00閉場) |
| 会場 | PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)東京都渋谷区宇田川町15-1 |
| 入場料 | 500円(税込)、未就学児無料(各種割引対象外) |
| 主催 | 株式会社パルコ |
| 企画制作 | 菅付雅信(グーテンベルクオーケストラ/ユナイテッドヴァガボンズ) |
| 空間デザイン | 村山圭 |
| 展覧会HP | https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1869 |
| 写真集 | 『UNBEWITCHED/アンビウィッチド』会期中先行発売予定、一般発売は4月上旬予定、価格6,600円(税込) |
| 編集・テキスト・制作 | 編集:菅付雅信&白鳥密、テキスト:クレア・マリー・ヒーリー&クリスティーナ・ロシュコワ、印刷製本:株式会社サンエムカラー、アートディレクション:グラハム・ラウンスウェイト |
| 作家プロフィール(要旨) | 1996年ペルミ生まれ。ペルミ国立大学哲学科入学(2015)、サンクトペテルブルク大学実践哲学科修士課程と写真アカデミー「フォトグラフィカ」卒業(2021)。国際的な受賞・掲載多数。2026年にドイツでのレジデンス決定。 |
| 主な受賞・評価 | POY Asia 2021(3位)、British Journal of Photographyトップ20(2021)、FOTOBOOKMARKET観客賞、PhotoVogue選出、Leica Oskar Barnackノミネートなど |
本記事は、PARCOによるプレスリリースの内容に基づき、展覧会の目的・構成・関連出版物・制作クレジット・作家の経歴や評価を網羅的に整理した。会期や料金、書籍発売の時期などは主催側の発表に基づく情報であり、最新の営業情報は渋谷PARCOの公式サイトおよび展覧会ページで確認されたい。