キングダム×佐賀県コラボ始動、空港で特別展
ベストカレンダー編集部
2026年1月27日 18:19
キングダム×佐賀県コラボ
開催日:1月27日
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キングダムと佐賀県が手を組む――プロジェクト始動の舞台裏
佐賀県は、情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、原泰久氏の代表作で連載20周年を迎えた漫画『キングダム』とのコラボレーション企画「キングダム ×(駆ける)佐賀県 ~佐賀の火を絶やすでないぞォ。~」を、2026年1月20日から開始しました。これを記念して、1月27日に九州佐賀国際空港(以下、佐賀空港)でオープニングセレモニーが開催され、本郷奏多さんらゲストや関係者が登壇しました。
本プロジェクトは、県内のモノ・コトを起点に“新しい驚き”をつくるための情報発信を目的とした「サガプライズ!」の第43弾プロジェクトに位置づけられます。2013年のプロジェクト開始以来、これまでに42のコラボレーションを実施してきた流れの延長として、地域資源と人気コンテンツを結びつける取り組みが展開されます。
オープニングセレモニーの概要
オープニングセレモニーは2026年1月27日に佐賀空港で開催され、山口祥義佐賀県知事、本郷奏多さん、陶芸家の井上祐希さん、九州佐賀国際空港ビル代表の坂本洋介社長らが出席しました。セレモニーでは、プロジェクトの理念である「火=情熱」の継承に関する挨拶や展示の紹介が行われました。
同日、セレモニー後には有明海沿いの防波堤で、コミックス1巻から77巻までの全ページを掲出した全長300m超の屋外展示「キングダム読破堤(どくはてい)」の現地取材会が行われ、作中の過激なシーンを佐賀名産の「佐賀海苔」で隠す演出が注目を集めました。
登壇者の発言と展示の意図
主催者を代表して登壇した山口祥義知事は、作者である原泰久氏を「佐賀県が生んだスーパースター」と紹介し、『キングダム』が多くの人に勇気を与えている点を強調しました。今回のコラボが「佐賀県らしい取り組み」になるとの期待も語られています。
登壇者の発言は、プロジェクトのテーマである「受け継がれる火」「思いの継承」に強く結びついており、地域の伝統や産業と人気コンテンツを組み合わせることで、観光誘致や地域活性化への波及を狙っています。
本郷奏多さんの参加と発言
映画『キングダム』で成蟜(せいきょう)を演じた本郷奏多さんは、原作への愛着を語るとともに、佐賀を初めて訪れた感想を述べました。本郷さんは、佐賀空港の到着時から多くのキングダムイラストで迎えられたことに感動したと述べ、ファン代表として誘致を呼びかける趣旨の発言をしました。
また本郷さんは「キングダム読破堤」について、300mにわたって全ページが掲出される迫力や、過激な場面を佐賀海苔で隠す表現についての感想を述べ、ユーモアを交えたやり取りも披露しました。山口知事とのトークセッションでは、実際に知事が佐賀海苔を取り出す場面もあり、地元産品を活用した演出が紹介されました。
伝統工芸との融合――有田焼とキングダム
「受け継がれる火」の象徴として、重要な役割を果たしたのが陶芸家の井上祐希さんの参加です。井上さんは人間国宝・井上萬二氏の孫で、井上萬二窯三代目として有田焼の伝統を継承しています。
井上さんは制作に際し、戦闘シーンを象徴的に表現するために五人のキャラクターを選び、有田焼の白磁と自身の作風である飛沫(しぶき)の模様を組み合わせるなど制作のこだわりを説明しました。作品は佐賀空港3階の特別展で一般公開されています。
制作者の背景と作品に込めた想い
井上祐希さんは、祖父の逝去に伴う自身の葛藤を語り、火が消えそうな状況にあったところに今回の制作依頼があり、それを「祖父から受け継いだ火を絶やさない」というメッセージとして受け取ったと述べています。こうした個人的な背景が、作品の表現に深みを与えています。
特別展では、白磁の持つ静謐さと『キングダム』の劇的な人物像が対比的に展示され、伝統工芸と現代ポップカルチャーの接点を示す事例となっています。
空港全体を巻き込む施策と来場者向け情報
プロジェクトでは佐賀空港に期間限定で愛称「佐賀キングダム空港」を追加し、外壁や階段、ガラス面などにキャラクターや名シーンを装飾することで、到着時から没入感のある演出を実現しています。空港スタッフはコラボオリジナルのピンバッジを着用し、空港全体が一体となって来訪者を迎える体制をとっています。
空港3階の「佐賀キングダム空港特別展」では、物語の核となる「思いの継承」をテーマに、信が託された「夢」や王騎将軍から受け継いだ「矛」などの展示が行われています。ファンにとっては作品世界を辿る体験ができる内容です。
屋外展示『キングダム読破堤』とその演出
有明海沿いの防波堤に設置された『キングダム読破堤』は、コミックス1巻から77巻までの全ページを300m超にわたって掲出するもので、視覚的なインパクトが大きな展示です。過激な場面は佐賀海苔で覆う演出を採用し、地域資源を使った独自の工夫がなされています。
この展示は報道陣や来訪者から注目を集め、地域らしさを強調する見せ方として評価されています。現地取材会では、関係者の説明や実物の展示確認が行われました。
アクセスとキャンペーン情報
佐賀キングダム空港到着便を利用するお客様向けに、空港利用者限定のレンタカーキャンペーンが実施されています。2名以上で最初の24時間の基本料金が1,000円(税込)から利用可能で、事前予約制です。コラボスポット(キングダム読破堤、キングダム×古湯温泉等)を効率よく周遊するための施策として案内されています。
詳細情報は佐賀県公式サイトやプロジェクトの特設ページで案内されています。関連リンク:サガプライズ!公式サイト、および佐賀県の空港案内ページ(https://www.pref.saga.lg.jp/airport/kiji00312799/index.html)。
作品背景・ゲストプロフィールとプロジェクトの位置づけ
『キングダム』は2006年1月から「週刊ヤングジャンプ」で連載を開始し、2026年1月で連載20周年を迎えます。第1巻は2006年5月19日に発売され、2026年1月時点で既刊78巻、累計発行部数は1億2,000万部(電子版含む)以上です。物語は紀元前の中国・春秋戦国時代を舞台に、中華統一を目指す若き王と将軍の志を描く壮大な歴史大河コミックです。
本プロジェクトは、2015年7月から「サガプライズ!」として展開されている情報発信プロジェクトの延長上にあり、地域資源を生かしたコラボレーションによる地方創生を目指す取り組みの一つとして位置づけられます。過去には「佐賀県副知事 島耕作」「ゴジラ対(つい)サガ」「忍たま乱太郎×佐賀県」などの事例があり、本企画が第43弾になります。
ゲストプロフィール(本郷奏多)
- 本郷 奏多
- 1990年11月15日生まれ。2002年に映画『リターナー』でデビューし、『テニスの王子様』『GANTZ』『進撃の巨人』『鋼の錬金術師』などの実写化作品に多数出演。『キングダム』では成蟜(せいきょう)役を演じ、原作ファンから支持を得た。
- テレビ・映画の話題作にも多数出演しており、2026年3月6日公開予定の短編映画『インフルエンサーゴースト』(GEMSTONE Creative Label)にも出演予定。
ゲストや出席者によるフォトセッションでは「佐賀さいこうポーズ」や信のように振り返るポーズで撮影が行われ、プロジェクトの始動を象徴する撮影となりました。
まとめ(要点整理)
以下の表は、本記事で取り上げた主要事項を整理したものです。プロジェクトの目的、実施期間・開始日、主要展示や参加者、来場者向けのキャンペーン情報などを一覧で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | キングダム ×(駆ける)佐賀県 ~佐賀の火を絶やすでないぞォ。~ |
| 開始日 | 2026年1月20日(プロジェクト開始) |
| オープニングセレモニー | 2026年1月27日、九州佐賀国際空港にて開催 |
| 主な登壇者 | 山口祥義(佐賀県知事)、本郷奏多(俳優)、井上祐希(陶芸家)、坂本洋介(九州佐賀国際空港ビル社長) |
| 特別展示 | 佐賀空港3階「佐賀キングダム空港特別展」(思いの継承をテーマ)/井上祐希の有田焼コラボ作品展示 |
| 屋外展示 | 『キングダム読破堤(どくはてい)』:コミックス1巻〜77巻の全ページを掲出、全長300m超。過激なシーンは佐賀海苔で隠す演出 |
| 空港の演出 | 愛称「佐賀キングダム空港」を追加、外壁や階段、ガラス面等に装飾。スタッフはコラボオリジナルピンバッジを着用 |
| レンタカーキャンペーン | 佐賀空港到着便利用者限定。2名以上で最初の24時間の基本料金が1,000円(税込)から(事前予約制) |
| 『キングダム』概要 | 連載開始:2006年1月(週刊ヤングジャンプ)。20周年:2026年1月。既刊78巻、累計発行部数1億2,000万部以上(電子版含む)。 |
| 関連サイト | サガプライズ!公式サイト/佐賀県空港案内ページ(https://www.pref.saga.lg.jp/airport/kiji00312799/index.html) |
上表は、プロジェクトの概要、開催日時、展示内容、関係者、来訪者向けサービスなど本件プレスリリースで示された主要点を整理したものです。展示の内容やキャンペーンの利用方法など、詳細は公式案内ページで確認できます。