悠佑、豊洲PITで『FREEDOM』掲げロックを示した夜
ベストカレンダー編集部
2026年1月27日 21:45
獅子咆天ワンマン
開催日:1月25日
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豊洲PITで示した、歌い手を超えたロックシンガーとしての姿
2026年1月25日(日)、豊洲PITにて開催された「悠佑 2ndワンマンライブ -獅子咆天-」は、2.5次元アイドルグループ「いれいす」メンバーの悠佑が、自らのソロ活動として2回目のワンマンライブで見せた、音楽に賭ける強い覚悟を鮮烈に示す一夜となった。本公演は、1月7日にリリースされた2ndソロアルバム『FREEDOM』を携え、従来の“歌い手アイドル”という枠を超え、ロックシンガーとしての表現を会場に突きつける構成で進行した。
ライブはSEと照明のみで幕を開け、映像に頼らないバンドセットの演出が採られた。ステージ上には楽器のみが設置され、続々とバンドメンバーが入ってくるというロック的な趣向が施されたことで、瞬く間に場内の期待感は高まり、悠佑の登場と同時に歓声が爆発した。この導入から、本公演が“音楽そのもの”で観客の熱を生み出す意図を明確にしていたことが伝わってきた。
音楽性とライブ・パフォーマンスの特徴
冒頭で披露された「自由争奪戦」「×カミタイダ」では、映像を用いずに観客を巻き込む構成が取られた。特に「×カミタイダ」では拡声器を用いた演出や《ばっっっかみたいだな》のシンガロングが場内の一体感を高め、歌そのものが観客の反応を引き出す力を持っていることを示した。
セットリスト後半にかけては、声の深みを活かす「イノチノウタ」やアカペラで始まる「夜想歌」といった楽曲で歌唱の幅を提示し、カバー楽曲「天ノ弱」では言葉を丁寧に紡ぐ歌い方でボカロ系楽曲の解釈を示した。終盤は「limbo?」「Breaking Down」「SAVAGE」と続けて攻めの姿勢を維持しつつ、体力面でも観客の期待に応えるパフォーマンスを見せた。
- 会場:豊洲PIT
- 開催日:2026年1月25日(日)
- 公演名:悠佑 2ndワンマンライブ -獅子咆天-
- 携えた作品:2ndソロアルバム『FREEDOM』(2026年1月7日リリース)
楽曲構成とゲスト共演で示したジャンル横断の表現
本公演では、自身のオリジナル楽曲を軸に据えつつ、歌い手シーンとロックシーンを横断することで聴衆に新たな解釈を提示した。特にスペシャルゲストとして迎えたKOOLとあらきとの共演は、単なるコラボレーションにとどまらず、各々の持つ表現性を衝突させ融合する場面として機能した。
ゲストとのセクションでは、KOOLと共に「NAKEDANSWER」を披露した後、あらきを迎えて「ローリンガール」を再現。さらに「ブリキノダンス」ではあらきと二人で軽やかに音と戯れるようなステージングが行われ、シーンを越境する動きが明確に打ち出された。これらの共演により、悠佑は歌い手出身でありながらロック的な衝動も同時に鳴らせるアーティストであることを浮き彫りにした。
披露楽曲(本公演で言及された楽曲一覧)
本プレスリリース内で報告されたセットリストとして言及されている楽曲を以下に整理する。多様なテンポ感と表現の振幅が、ライブ全体の起伏を作り出している。
- 自由争奪戦
- ×カミタイダ
- 夢幻の如く
- Road to Neverland
- イノチノウタ
- 夜想歌
- 天ノ弱(ボカロ曲カバー)
- NAKEDANSWER(KOOLと共演)
- ローリンガール(あらきと共演)
- ブリキノダンス(あらきと共演)
- limbo?
- Breaking Down
- SAVAGE
- 僕のカースト革命
- 逆境STORY
- 一歩ずつ(アンコール、いれいすメンバーIfの楽曲)
- My song(アンコール)
- ローリンガール(アンコールにて再演)
MCとメッセージ:自由に生きることを歌に重ねて
ライブ中のMCでは、悠佑がバンドメンバーへの思いと自身の信念を率直に語る場面があった。付き合いの長いベーシストのチャドへの感謝を述べるなど、舞台裏の関係性がステージ上のエネルギーに直結していることが伝わった。
代表的なMCの発言は、リリースタイトルである『FREEDOM』の意図を明示するもので、「自由に生きてほしい」というメッセージを来場者へ直接投げかける内容だった。以下は公演で語られた主な言葉である。
「何かをやっていて、人生の無駄になることってないと思ってて。続けていたら、何かに繋がることってあると思います。俺はこうやってずっとずっと音楽にしがみついて、歌い手アイドルグループをやりながら、こうやってロックなステージができるって証明したし。だからね、みんなにも自由に生きて欲しいです。俺のアルバムタイトル『FREEDOM』は、自由に生きて欲しいという意味をこめてつけました。」
「まずは、やりたいことを1回やってみてほしい。違ったなと思ったら辞めればいいし、楽しいなと思ったら続けてみればいいし、なんとなくやったことが本気になることもあるし。俺の持論としては、何かをやってても何もやらなくても無駄な時間はないと思ってます。」
これらの発言は、単にエンターテインメントとしてのライブを超え、人生観や行動の指針としてのメッセージを含んでいた。楽曲「僕のカースト革命」や「逆境STORY」に込められた歌詞と併せて、観客には行動を促すような熱量が届けられた。
アンコールと終幕の流れ
本編終了後は観客の強い要望によりアンコールが行われ、悠佑はIfの楽曲「一歩ずつ」を優しいニュアンスで歌唱した。続いて自身の想いを綴った「My song」で観客を巻き込み、最後はKOOLとあらきを再びステージに招き「ローリンガール」を繰り返し演奏して公演を締めくくった。
アンコールの流れからも、華やかな盛り上がりとともに静かな共有の瞬間が共存していたことがうかがえる。サイリウムが穏やかに揺れる場面では、観客と歌い手の相互作用が強く確認できた。
いれいすと株式会社VOISINGの概要—所属・事業・メンバー情報
「いれいす(イレギュラーダイス)」は、株式会社VOISINGに所属する6人組の2.5次元アイドルグループで、2020年10月に結成された。歌ってみた動画やオリジナル楽曲、バラエティ動画、そして生配信を中心に活動し、インターネット外ではライブコンサートやコラボイベントも積極的に展開している。2023年には全国6都市ホールツアーを完走し、2024年2月には結成3年で日本武道館公演を実現。2024年11月30日・12月1日にはベルーナドームで初のドーム公演を開催し、2025年夏の全国アリーナツアーでは9万人を動員した。
いれいすのメンバーは以下の通り(プレスリリースでの配列表記に準拠):
- 左上:-hotoke-
- 左中:初兎
- 左下:りうら
- 右上:If
- 右中:悠佑
- 右下:ないこ
株式会社VOISINGの企業情報と事業内容
本公演の所属元である株式会社VOISINGの概要は、以下のとおりプレスリリースに記載されている。代表者や所在地、設立年、所属グループと事業内容について整理する。
- 会社名
- 株式会社VOISING
- 代表者
- ないこ
- 所在地
- 東京都港区浜松町2丁目2番地15号 浜松町ダイヤビル2F
- 設立
- 2022年10月
- 所属グループ(公式サイト)
-
- いれいす:https://ireisu.com/
- すたぽら:https://starpola.com/
- クロノヴァ:https://chronoreverse.com/
- ブラフラ:https://blackflap.com/
- 事業内容
- アイドルサポート事業、ライブ制作事業、グッズ製作事業、音楽制作事業、映像制作事業
本プレスリリースは株式会社VOISINGにより、2026年1月27日 19時20分に発表されたものである。報告された公演内容やメッセージ、共演者などは当日のライブの模様に基づいている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演名 | 悠佑 2ndワンマンライブ -獅子咆天- |
| 公演日 | 2026年1月25日(日) |
| リリース日(アルバム) | 2026年1月7日(2ndソロアルバム『FREEDOM』) |
| 会場 | 豊洲PIT |
| 主催/所属 | 株式会社VOISING |
| 代表者 | ないこ |
| 設立 | 2022年10月 |
| いれいす メンバー(表記順) | -hotoke-、初兎、りうら、If、悠佑、ないこ |
| 共演ゲスト | KOOL、あらき |
| ライター | 坂井彩花(公式ライブレポート担当) |
| 特色 | 映像に頼らないバンドセット、歌唱力と表現で観客を巻き込む構成、歌い手とロックをつなぐ演出 |
| 関連URL | https://ireisu.com/ |
上の表は、本公演と関連情報の要点を整理したものである。セットリスト、演出、MCの内容、企業情報などが一望できるように構成している。本稿は株式会社VOISINGが発表したプレスリリースの内容に基づき、当日の模様を公式ライブレポート(坂井彩花氏)を参照してまとめた報告である。